麻々原絵里依さんのレビュー一覧

コールドスリープから目覚めたら 小説

海野幸  麻々原絵里依 

おいかけて

先生買い。今回はめずらしく入り込めず、さらっと読み終えてしまいました。変人テイストが無かったからかな。近未来日本、粘り強く追いかける攻めとか、歴史をイキイキ教える先生等に興味あればよいのかも。本編310Pほど+あとがき。

世界中で猛威をふるうウイルスの変異株に感染した真人。依頼されて治験に参加し、20年後に無事目を覚まします。戸籍は無くなっていて、社会生活を営むためのフォロー役になったのは、…

1

コールドスリープから目覚めたら 小説

海野幸  麻々原絵里依 

己の価値を決めるのは誰か?

20年ぶりにコールドスリープから目覚めた主人公だなんて、導入から思わず興味を惹かれてしまう設定ですよね。
あまり見かけない題材だったものですから、真人が眠りから目覚めた20年後の世界を海野先生がどう描くのかなとわくわくしたのですが…
うーん、あらすじから想像していたお話とは少々異なった印象を持ちました。

暗いか明るいかでいうと、全体的に作中の雰囲気はやや暗く、空気も若干重たく感じます。

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コールドスリープから目覚めたら 小説

海野幸  麻々原絵里依 

うわぁ…!攻めにアッパレ!

コールドスリープで眠りについて20年後の世界…!
うわー、何だかすごい世界線でした。
突拍子もないような世界でなくリアルというか、海野先生この世界観をしっかり構築されていて、さすがお上手だなぁと思いました。

時代の流れも移り変わりも速い世の中ですが、20年後だからって空飛ぶ車がビュンビュン飛んでるわけでもなく、変わるところと変わらないところの線引きがリアルだなと感じました。

BL的…

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コールドスリープから目覚めたら 小説

海野幸  麻々原絵里依 

20年分の愛の重みを知る目覚め

うーわわわわ。なんじゃこりゃ。こんな設定の作品は初めてです。
コールドスリープ?人工冬眠?
聞き慣れないワードとSFの世界観がめっちゃ面白かったです!( ´∀`)

未知のウィルスに感染し、長期コールドスリープの治験に参加することになった高校教師の篠が、20年ぶりに目を覚ますことから始まる人生生まれ変わりの物語です。
この話の面白いところは、冬眠前に18歳だった教え子が目覚めると38歳に…

6

コールドスリープから目覚めたら 小説

海野幸  麻々原絵里依 

永い眠りの果てに…20年越しの、胸打つ逆転年の差ラブストーリー

待望の、海野幸先生の新刊!!
あらすじを読んだ時からワクワクどきどき、発売を心待ちにしていました。


…最高に、最高に胸を打つ物語。。

20年越しの、元教え子×教師のラブストーリー。
そこには確かにラブがあり、BL的萌えもあるのですが、
今回は”萌え”というよりも”静かに胸を打つ感動”に震えるストーリーだったように
思います。

主人公・真人の辿ってきた苦難の過去、
彼…

10

錬金術師の最愛の悪魔 小説

宮緒葵  麻々原絵里依 

ド執着!

いやぁさすが、執着の宮緒先生!
とんでもないド執着囲い込みルベドとくそちょろ可愛い(この表現にかなりツボったw)フレイのお話。想像主とホムンクルスの、最終的には本当の意味でふたりでひとつになる、命尽きるタイミングも同じの、愛なんて言葉では表せないくらいの関係に落ち着きました。
前半の〝~の悪魔〟の結末は予想していなくてびっくり!
しかもフレイが作ったのはホムンクルスなのに、何で悪魔なのかなー…

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錬金術師の最愛の悪魔 小説

宮緒葵  麻々原絵里依 

ホムンクルスとその創造主の永遠の愛



身分の低い女性の子供として生まれた第三王子フレイ(受け)
離宮で忘れられたように生きてきて10年、
第第二王子からの刺客からフレイを守るため母が亡くなってしまいます。
寂しさに耐えられず、自分の側を絶対に離れない存在が欲しくてホムンクルスを創造します。
放置された離宮でルベド(攻め)と名付けたホムンクルスと協力して15歳の成人を迎えます。
成人を機に王位継承権を放棄して市井に降り…

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ラプンツェル王子の通い妻 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

こういう楽しみ方もあるBLの世界

攻めザマァと名高い作品で興味はありつつ、攻め受け共にキャラクターがあまりハマらないだろうなぁと後回しにしていました。

でも、面白かったー。

重い・キモい・ストーカーと、思った以上に三重苦の攻めでした(笑)

絵画のことになると受けも含めて全てを放ったらかしちゃうタイプだったのに、受けに振られてから、よくぞここまで…と思うくらいの変貌ぶり。

未練があったのに攻めを断固拒否った受…

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さらってよ 小説

渡海奈穂  麻々原絵里依 

面白かった〜〜〜

年上でちょっとヘタレだけど包容力のある攻めの有元と寂しがりやなのに素直に言葉で伝えられない受けの三木、どちらも人間味があって読んでて面白かったです。
前編が三木視点、後編が有元視点です。

三木視点の前編は途中までどうなるの?!の連続で、どうしようもない男平尾と有元、どちらとくっつくのかギリギリまで分からなくて本当に続きが気になってページを捲る手が止まりませんでした。

平尾とくっつく、…

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ラプンツェル王子の通い妻 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

重っ!

重すぎキモすぎ愛しすぎで笑えますw
あとがきでは小中先生が読後感について心配されていましたが。
同人誌掲載分を加筆修正とのことでしたが、
小中先生の文章と話の組み立てはやはりおもしろく、一気に読んでしまいました。
序盤は受けの昭良がひたむき?我慢しすぎて
攻めの坊ちゃん画家もポンコツすぎて
まぁイライラさせられましたがw
昭良の逆襲が始まり、克己がとことんキモウザなところまでいき、そ…

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