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37/65(合計:647件)
麻生ミツ晃
AshNY
ネタバレ
作者買い。 麻生ミツ晃さんの作品って麻生さんの絵だからこそ出るせつなさがあって、またストーリーがしっかりしてて、「うわっ!」と思う瞬間があったりして、本当見せ方が上手いなーといつも思います。 どの作品も外れがないです。 以下、思いっきりネタバレのレビューです。 まだ作品を読んでいない方はネタバレなしで読んで欲しいです。 今回のも良かった。 中盤の所の2人の電話での会話。 せつ…
ayaayac
元使用人・松岡と、お坊ちゃん・東が、季節を巡りながら、関係を育てていくお話です。 あとがきによると「咲く春」が読切で、そこから7年かけて「とける夏」「結ぶ秋」「巡る冬」と続いたそうです。 「咲く春」 西洋文化の影響で呉服屋が傾き、父の死で生活が苦しくなった母と息子・東に、元使用人だった松岡が恩を返したいと援助を申し出る。松岡を覚えていない東は最初は怪しむけれど、松岡の訪れを楽しみにするよ…
マキヲ
健気攻×健気受――作者さんご自身が「かかる手間を惜しまない恋」がテーマだと書かれているとおり、二人が過ごす季節が丁寧に紡がれた作品です。春と夏のお話がそれぞれ前後編で4話、秋のお話が1話、そして後日談とも言える冬のお話が1話収録されています。 舞台は大正時代の東北地方。豪商だった父親が死に、今や病弱な母親と二人で倹しく暮らす高校生・東(あずま)のもとに、むかし父親に世話になったという青年・松…
お兄ちゃん、弟、それぞれの恋の話。 「ほんとのところ」「ほんとのほんと」 5人兄弟の長男で面倒見がいい一太は、不愛想で周りと打ち解けない転校生・土屋を気にかける。一太は土屋の真面目さや優しさに、土屋は一太の明るさに、お互い惹かれていく。 修学旅行を抜け出して祖父母宅を訪ねたり、誤解で暴走して土屋が事故に遭いそうになったり、劇的なエピソードを経て恋人になった二人。 なのに、一太の顔を見て…
木原音瀬 麻生ミツ晃
かん衛門
COLDシリーズは未読のままに読みました。 高久透が気になったので後にCOLDシリーズにも手を出しましたが、こちらの「COLD HEART」から・だけを読んでも大丈夫です。 充分に木原作品の魅力を味わえるはずです。 「COLD HEART in TOKYO」は幸せ色が強くて、正直そこまで好みじゃなかったのですが、全てはこちらで楠田と読者を崖から突き落とすため、だったんですね。 雑誌掲載…
がっちゃん
美しくて 緻密で いつも好きな麻生ミツ晃作品。はまります。
朝丘戻 麻生ミツ晃
bonny
リトマス試験紙的な作品だと思います。ここにきて作家さまの作風が好きな人と苦手な人とにはっきりと別れる、微妙なラインの作品なんじゃないかな。デビュー作(コバルト文庫だったのも何かしら影響していそう)で、先生の萌えがツボだな~と感じてハマり、この作品でもキャラクターや人物の関係性に萌えたので、わたしはとても好きな作品。受けの心と身体の傷を、攻めが優しく優しく癒していく物語です。 高校卒業後、日中…
なかむあ
坂道のソラから朝丘さんの本を読むのは2冊目なのですが、読みにくいと感じること一切なく1日で読み切ってしまうほど良い作品でした。 主役の2人だけではなく、周囲の人間もひとりひとり魅力を感じました。店長も前まで優しく穏やかだった面もそれは必ず店長の一部であると信じていたかったと思えるようになった藍の心の変化など細かく表現されていて感情を自然とリンクさせながら読み進められました。 軽い気持ちで読…
紅丸
とてもドラマチックで、とても大人の愛の物語。 こんなに人を愛せる事って、こんな奇跡が起こるって凄いな。と、圧巻。 その分凄い客観的に見てしまい、自分が世界に入るってことが出来ませんでした。 二人の世界が強すぎて、他人の介入を良しとしないというか。 自分がその時の状況、気持ちを考える余地を与えないというか。 それくらい完璧にまとまった物語でした。 何も考えず、とにかく恋愛に没頭し…
佐田三季 麻生ミツ晃
pink
新書版を持っていたのですが、文庫版の書き下ろしが読みたくて購入しました。新書版にはない二人の甘い甘い関係が垣間見れるので買って良かったと思いました。ストーカーからの恋愛関係はなかなか難しいと思いますが、一途な執着愛と考えればそれも有りかなぁと思ってしまうBL脳ってすごい変換力を秘めていると我ながら天晴と感じました。攻め様をそこまで引きつける魅力を受け様には読んでいて感じることはできませんでしたが、…