total review:289421today:14
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
132/240(合計:2394件)
木原音瀬 小椋ムク
あやちゅけ
ネタバレ
この物語は2巻で完結するわけですが、 この2巻は、木原音瀬さんの作中での人物の気持ちの揺れ動きの描写が 光った巻になったと思います。 万<よろず>(受け)の気持ちの揺れ動き、 十亀(攻め)の気持ちの揺れ動き。 それぞれが緩急つけてお互いへと動き続け、ラストまで目を離せず 一気に読ませてくれました。 やはり木原さんの気持ちの描写に関しては 「巧い!」としか言いようがないです。 …
ランキングで評価が高かったので、購入を決めました。 ちるちるでも読んで評価している人が多い!! 人気のほどがうかがえます。 古い作品ですが、古くったって名作はきっと名作のはず! 1巻とともに2巻も揃えていざ読み始め! 表紙で感じたのは、 「モノクロでもふわぁっとした絵柄なのかなー?」 と、思ってページを捲ってみたら、 人物の骨格はしっかりしていて、顔の目鼻立ちもくっきり。 …
木原音瀬 藤田貴美
ココナッツ
雑誌掲載だったという今作。 すごいな、ホーリーノベルズという感想です。 これは『萌』だとかそういう評価はまったく合わないものでして、こういう場合は何をつけるのが良いのか今までで一番わからない作品でした。 挿絵は藤田貴美さん。素敵です。 ゴチャゴチャと描き込まれないシンプルは画面が、この作品の世界観に恐ろしいほどマッチしています。 藤田さん以外では合わなかったと読後感じました。 …
木原音瀬
cryst
全部で4つのお話が入っています。 「ピーターと狼」シリーズ あることがきっかけで嘘ばかりつくようになった小林昭雄は、それが原因でボコられることが多い。そんな昭雄を放っておけなくてついつい回収に行ってしまう幼馴染の白石洋一。昭雄が嘘つきになった原因は幼いころの白石の言葉が原因だったが、そのことをすっかり忘れて接してくる白石に苛立つ昭雄。今度こそ白石と縁が切れると思ったがー。 不憫B…
木原音瀬 麻生ミツ晃
茶鬼
「TOKYO」で期待した秋沢の成長は無残にも打ち砕かれ 正直「こいつ、死ねばよかったのに」とまで思わしめした楠田への、あくまでも自分本位の自分勝手な仕打ち。 舞台がN.Yへ移ってからでさえ、これ完全にストーカーじゃない?と思わせる、ここへきてからも成長というよりは、ここでさえも自分本位な秋沢の姿を見、 一応見せた結末さえも、ひょっとしてこれは明るい未来の始まりではなくて破滅への扉を開いたんじ…
木原音瀬 草間さかえ
mayuta
ハッピーエンドがこんなにも嬉しくありがたいと思うなんてBLを読んで初めてでした。 もちろん沢山泣きました。(レビュー読んでも涙が出たくらいw) 喜多川の一言一言に心が抉られるようでした。 人を殺すことに何も感慨も示さなかった喜多川が、小さい女の子の死を悼んでいる姿に胸がつぶれるようでした。 しかも自分が疑われたことは脇に置いて。 そこのところが堂野妻と正反対でしたね。 堂野の奥…
感動もたくさんありますが、何よりめちゃくちゃ面白かった! 初めて読んだ木原作品が”趣味じゃない”評価だったので、おっかなびっくり手にした作品だったのですが、物凄く入り込んでしまいました。 堂野と喜多川に心臓を鷲づみにされて夢中になったし、堂野に共感できてしまったことが神評価に繋がったと思います。 堂野は良くも悪くも普通の人なのかなと思いました。 喜多川を受け入れられる器なんか持っていな…
木原音瀬 日高ショーコ
上、下巻あわせた感想です。 この評価になった理由は、単純に読んでいて凹んだりムカついたりすることの方が多かったからです。 心の温度が氷点下なまま終盤まできて、ラストでも5度くらいしか上がりませんでした。 松岡の一途さが報われたというよりも、両想いになっても結局寛末に振り回されていることに変わりはないのではないかと思いました。 なのでこの先の2人のラブラブを見たいとも思いません。 …
木原音瀬 車折まゆ
JGbee
高校教師(受)とノンケ高校生(攻)がゲイ雑誌の掲示板を通じて出会い、恋に落ちます。 個人的な見所は、受が意図的に攻とのセックスを攻の友人に見せつけるシーン。 「いい大人が、身体を使って牽制する」 ↑これ、嫉妬深い攻や当て馬にはありがちなアクションですが、受はほとんどやらない気がします。できてもキスマーク程度。 ヤキモチという可愛い言葉では片付けられないドロドロした粘着質の嫉妬心…
木原音瀬 糸井のぞ
受が壮絶な片思いの末に初恋を叶える話。 受に甘やかされて依存していく攻にキュンキュンしました! ほとんどの人が恋愛や仕事に妥協しながら生きていて 妥協できない人間は攻のように現実と理想の違いを受け入れられずもがき苦しむ。 攻は己の弱さを認めて現実を受け入れるが、受は強さゆえに最後まで妥協できない。 不毛な初恋を諦めて手近な幸せを掴みかけたものの、最終的に攻を選んでしまう。 先の…