木原音瀬さんのレビュー一覧

キャッスルマンゴー 1 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

可愛い!

幼い頃とか、デフォルメキャラが可愛い!
なんか、大福みたいで美味しそう(笑)ちっちゃくて可愛い大福。
人気作でいつか読もうと思ってました。
木原音瀬先生、小椋ムク先生ともに初読み作品です。
ちょっと、うるっと来たり胸がギュわってなったりととても楽しめる作品です。
2巻はまだ読んでないですが、どうなるのか気になる!
万くん、そんな騙しから始まった恋は苦労するんではないかと思います。
あ…

4

COLD SLEEP コミック

麻生ミツ晃  木原音瀬 

原作未読者からの視点

記憶喪失モノとしては
優等生、といっていいレベルの作品です。
むしろ優等生すぎて、まだ謎は残っているのに
読後感がとてもすっきりしています。
書下ろしのflower morningのようなまま終わらないのはなんとなく
知ってはいますがこのまま二人が幸せでいてくれるのでは、と思いたくなる
第一作目でした。

全編を通して、記憶喪失によってある意味新しく「生まれた」透がとまどいながらも…

1

あのひと 小説

木原音瀬  桑原祐子 

ザ・修羅場

木原さんは話が面白いので好きなんですが、バッドエンドだったり後味が悪かったりすることも多いので「これはどっちなんだろう?」と毎回ドキドキするんですが、その心配は無用なお話で良かったです。

これは受けが攻めより17歳も年下なんですが、精神的には絶対受けの方が大人で人間ができてる所が面白かったです。受けは最初身も心も不感症っぽいさめた人だったんですが攻めへの思いが愛だとわかった途端に別人のように…

3

薔薇色の人生 小説

木原音瀬  ヤマシタトモコ 

向田邦子のような・・・

BL作品を購入するときは、こちらのサイトのレビューを参考にさせていただいております。けれど、総合評価、神得点数は新しいものに偏りがちで評価を鵜呑みにできない面もあると思っておりました。
名作ひしめく木原作品の中で、このお話は人気度が高く位置されていますが、解説を読むとどうにも不条理で納得できない・・・。私はこの本を手に取るのを後回しにしていました。
ところが、昨夜に読み始めると、笑い、泣かされ…

10

月に笑う 上 小説

木原音瀬  梨とりこ 

うっとうしい話

受がかなりうじうじとうっとうしい。性格も非常に自己中心的。まったくの女脳。攻も好感がもてない。

1

NOW HERE 小説

木原音瀬  鈴木ツタ 

こんなオジサンどこにもいない

作中で50歳→51歳になる純粋であるがゆえに逡巡する経理部長と、自分勝手な思い込みから予想外の悲恋を味わう29歳→30歳になる営業係長の愛が実るまでのお話。ハッピーエンドとなるまでにドタバタな展開なのですが、さすが作家さんの文章力で無駄がありません。
お話の途中まで、この弱弱しいオジサンが立ち直れないくらいに貶められるのかと思うと気の毒で読むのが怖いくらいにドキドキしておりましたが、心配無用でし…

4

キャッスルマンゴー 2 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

涙涙で・・・

最初は好きだなんて嘘だった・・・
弟から引き離したい一心でついた嘘。
でも、いつの間にかその嘘が本当に・・・

これでもかと言うほど、不幸が降りかかる万。
お母さんの病気、火事、お金・・・・
高校生の万には重すぎる。でも、人を頼らず自分でなんとかしようと
もがけばもがくほど、悪循環で・・・
お母さんが入院中はホテルは休業しなければならず金銭的な問題に頭を抱える。
仕方なく夜間のみ…

5

あいの、うた 小説

木原音瀬  宮本佳野 

この文体を評価します

木原作品としては、あまりレビューもついておらず神評価も少ないために読む前の期待はなく本を入手後もすぐに読まずにおいていました。サラッと読みたいなという気分の時にページを開いて読みだすと、おもしろくてスルスルと進んでしまいました。
「あいの、うた」は、感情のまま自分を偽らずに生きているボーカリスト(作詞作曲もする)と極小?音楽雑誌エディターとのジワジワとつめてゆく愛の話。正直にそのまんまのタイトル…

6

キャッスルマンゴー 1 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

万+悟=マンゴー

息子の名前、万(よろず)+悟(さとる)=マンゴー
亡き父が残してくれたラブホの名前は子どもたちの名前一文字づつ。
学年トップの成績の万とAV監督のゲイの十亀。
万の実家のラブホテル『キャッスルマンゴー』が舞台です。

ラブホ、AV、ゲイときたらエロエロのBLを想像しがちですが
このお話は違います。
評価が高いので読んでみたら、思いのほか泣けてしまいました。

最初は弟に近づけない…

5

美しいこと(文庫版) 小説

木原音瀬 

BLを次のステージへ

はぁ~。噂は聞いていたのでいつかは、、とおもっていたお話をやっと読みました。
なんでもっと早くに手に取らなかったんだろうと後悔してもしきれない、、
知らないでいた時間が空虚と思えてしまうほど!!
皆様にとっては、今更でしょうが、書かずにはいられないのでお付き合いくださいませ。


こんなにも切なくて、
登場人物たちの幸せを願いながらページをめくった物語は
かつてない、です。
人を…

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