みずかねりょうさんのレビュー一覧

狐の婿取り-神様、決断するの巻- 小説

松幸かほ  みずかねりょう 

野狐

物語としての大きな起伏というより、積み重ねてきたものが試されるような緊張感が際立つ巻でした。これまで当たり前のように隣にあった存在や時間が、実はとても不安定な均衡の上に成り立っていたのだと気づかされます。

特に、誰かを救うことと今ある幸せを守ることが必ずしも両立しない場面が描かれていて、
その選びきれなさがリアルに胸に残りました。
派手な感情の爆発ではなく、飲み込むような決断が続くからこ…

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狐の婿取り 神様、旅立つの巻 小説

松幸かほ  みずかねりょう 

本宮

一見いつも通りの穏やかな日常が描かれているようでいて、読み進めるほどにじんわりと不安が滲み出てくる巻。
大きな事件が起こるわけではないのに、空気の変化や些細な違和感の積み重ねで物語に緊張感が生まれているのが巧みでした。

とくに印象的だったのは、言葉にしきれない想いや距離感の描写。
涼聖と琥珀の関係は安定しているからこそ、ふとした瞬間の揺らぎがよりリアル。また、陽ちゃんの存在が無邪気な癒し…

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狐の婿取り-神様、危機一髪の巻- 小説

松幸かほ  みずかねりょう 

雨は

シリーズの中でもややシリアス寄りで、これまでの穏やかな空気から一転、緊張感のある展開が印象的な一冊。
村に雨が降らない異変をきっかけに物語が大きく動き、琥珀の身に起こる出来事には思わず息を呑みました。

琥珀を救おうと奔走する涼聖の姿はとても頼もしく、これまで築いてきた絆の強さがしっかり伝わってきます。
一方で、陽の存在がよりいっそう切なさを引き立てていて、家族としての繋がりに胸が締めつけ…

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狐の婿取り 神様、引っ越すの巻 小説

松幸かほ  みずかねりょう 

陽ちゃん

シリーズ続編として、穏やかな日常に少しずつ波紋が広がっていく一冊。
基本はほのぼの甘々ながら、寿命差や妖力の問題といった切なさも丁寧に描かれていて、優しい世界観の中にしっかりとしたドラマがあるのが印象的でした。

特に陽ちゃんの存在感が圧倒的で、可愛さだけでなく健気さに胸を打たれます。
子どもゆえの不安や寂しさが物語に深みを与えていて、思わず感情移入してしまいました。
一方で、涼聖と琥珀…

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元婚約者が俺を殺しにくるらしい 小説

雑巾  みずかねりょう 

後出しとゼフィエルの勝手さにう〜ん

あとがきにもあるようにコメディ要素たっぷりな明るいお話でした。

お話がトントン進んで、間に2人の出会いやお茶会やらの過去が挟まれます。

ゼフィエルが婚約破棄をした理由がわからないまま5年後にアストリッドと再会して…。コロスって言われてたのにそんな様子でもなくて。

お話が進むにつれようやくゼフィエルの目的らしきものがわかってきます。が、なんで?と疑問も。
なんでゼフィエルがそんな…

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元婚約者が俺を殺しにくるらしい 小説

雑巾  みずかねりょう 

ライト

みずかね先生おっかけで購入。ライトな文章で、さくさくさくっと読めたためか、覚えていなさそうなので、中立寄りの萌にしました。本編200Pほど+番外編50P弱+あとがき。

大商人の長男のアストリッド(年下)と幼い頃婚約したゼフィネルエール(第五王子)。幼い頃から非凡な才能を見せていたアストリッドとの婚約を無断で破棄したこと、もともと王宮内での評判が芳しくないことから、王族から外され地方のボロアパ…

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『憧れの孤高の殿下に求愛されましたが、ありえないので気のせいです』コミコミスタジオ限定特典ペーパー 特典

伯爵領でのとある朝

本品は『憧れの孤高の殿下に・・・』の
コミコミスタジオ特典ペーパーです。

本編後、領地での朝のお話です。

その朝イアンは
王都を出て以来しばらく聞いていなかった

鳥の巻き声で目を覚まします。

瞼を開くと生まれ育った領地の屋敷で
窓の外は白い雪で覆われていました。

王都はすっかり春の雰囲気でしたが
北部の領地はまだ時折雪が降る時期で
部屋の寒さも忘れて見入って…

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憧れの孤高の殿下に求愛されましたが、ありえないので気のせいです 小説

真宮藍璃  みずかねりょう 

憧れの人は国を護る魔法使いでした

今回は第二王子と伯爵家子息のお話です。

王立アカデミーに入学した受様が攻様と出会い
闇魔法使いの復活劇を阻止する顛末を収録。

王国にはかつて魔力を持って生まれ
魔法を自在に使える魔法使いがいましたが
魔法封印令発布により
魔法万能の背は終幕を迎えます。

歴代の王達は近隣諸国から
先進的な農耕技術や工業技術を取り入れ
魔法を使わず国を発展させてます。

受様は北部の…

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元婚約者が俺を殺しにくるらしい 小説

雑巾  みずかねりょう 

刺激的なタイトル、セリフに隠された双方の想いと真実。爽快下克上ファンタジー

「殺しにくる」という物騒なワードの入った
刺激的なタイトルと、みずかねりょう先生の
美麗な表紙絵に惹かれ手に取ったこちら。

Web連載は未読、こちらの御本で初めて知った先生です。

文体や主人公の言葉遣いのライトさ(”ボインでボヨンな美女ちゃん
”等々)や、かなりコミカルに寄ったネーミング(フロナシ・アブラギトー公爵等)はちょっと自分の”好みドンピシャ”とは違ったかな、と思いつつ。…

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元婚約者が俺を殺しにくるらしい 小説

雑巾  みずかねりょう 

物騒なセリフの裏には超ヘビー級の愛が隠されていました

おそろしくインパクトのあるタイトルからは、恋愛要素を微塵も感じさせない物々しさが感じられますが、中身は全くの逆。可愛さ余って憎さ百倍の心理が"殺しにくる"の言葉に落とし込まれていて、その言葉まんまで捉えると裏切られます。もちろん、いい意味でです( ´∀`)

婚約破棄から始まるストーリーには、ゼフィエルに振られたアストリッドの恨みが込められており、婚約破棄を言い渡した婚約者の無情な行動に対して…

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