みずかねりょうさんのレビュー一覧

喫茶探偵 桜小路聖鷹の結婚 小説

釘宮つかさ  みずかねりょう 

タイトルそのままに、幸せがじんわり心に広がる”喫茶探偵”シリーズ続編!

釘宮先生の2月の新刊(「眠れる太子は焔伽皇帝に千年愛される」)が
とてもとても好きで、未読の既刊を少しずつ購入し、読み進めています。

こちら、喫茶探偵シリーズの続編・第2弾では、
ついについに身も心も結ばれた2人に、感無量…!
結婚おめでとうーーーー!!!!と、ラストの神社での結婚式(に向かう)シーンでは、
じーんと一人感動していました。

同性婚が法律的にも認められた現代世界、…

2

月蝕 悪食4 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

異能の力

またこの甘くて重ーい執着攻様をありがとうございます!(´▽`)
千里もちょっとは自制できるようになってましたけど「俺だけの水琴」と言ってはばからない泉里の執着を、嬉しい、と感じる水琴。
うんうん、いい恋人同士ですね(*^^*)

死者の姿が見え、その思いを絵に写す水琴の能力。
なぜ生きている人間が描けないのか。
その異能の力が少しずつ明らかになってきました。

俳優の黒瀬とマネージ…

1

輪廻の花 ~300年の片恋~ 小説

六青みつみ  みずかねりょう 

運命に翻弄され、導かれた二人の平穏な幸せが最高

ファンタジーはほとんど初めてでしたが、壮大なストーリーと、繊細な心理描写に惹かれ、一気に読みました。素晴らしい作品でした。表紙もうっとりするほど素敵でした。

風景描写も細やかで、満天の星のような光苔の美しい発光のシーンなど、目に浮かぶようで素晴らしかったです。

幼少期のカイエンはほんとに不憫で可哀想でした。
感情を押し殺すように育てられてきたカイエン。王が亡くなった時にカイエンの言葉…

0

キャラ文庫アンソロジーIII 瑠璃 [悪食]番外編「嫉妬」 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

燃え上がる嫉妬。その愛は重く、深く…

「悪食」シリーズ、最新刊の第4作まで読み終えてから
こちらの番外編を手に取りました。

時間軸的には、2巻のすぐ後、かな?
まだ水琴が本格的に画家としてお披露目・デビューする前、
謎めいた”妖精画家”としてSNSで話題になっていた頃のお話です。

怜一から回される形で、亡き親友の描いた結婚祝いの絵を
引き取って欲しい、と訪れたカップル。
その絵に描かれた”棘のない薔薇”を持つマリ…

0

月蝕 悪食4 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

続きが読みたすぎて震える。衝撃の展開、事実が次々と…水琴の異能の真実に迫る4巻

あああ…読み終えた直後の今、衝撃のラストに続きが読みたすぎて
悶えています。

「悪食」シリーズ、「悪食」→「羽化」→「曙光」ときて、
第4作目のこちらは「月蝕」。(調べてみたところ、”月食”と同じ意味だそう)

欠ける月……怪しい雰囲気、影を想像させるタイトルですが、
その”影”のとおり、今作は水琴の異能の”まさかの真実”が明らかにされた一冊でした。

いやー…びっっっくりした…

3

曙光 悪食3 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

「自由である」ことの重み。壮絶な事件の結末に、涙

はーーーー…「悪食」シリーズをここまで読んできて初めて、
涙が出ました。。

水琴の親友・橋本が父親殺しの犯人に仕立て上げられ、
冤罪を証明するために奔走する水琴。
本当に壮絶な事件だった..
手に汗握り、夢中になって読みました。.読後しばらく、呆けてしまった…

あとがきによると、宮緒先生、この作品を書き上げるにあたって
弁護士の先生に監修をお願いしたとのこと。

終盤、裁…

1

羽化 悪食2(表題作「夢魔」) 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

ただ庇護されるだけでなく…目覚めた水琴の”羽化”

はー…圧巻の、「悪食」シリーズ2巻でした…
1巻も350P超えでしたが、こちらの2巻も360P強と、分厚くボリューム大。

でも、夢中で一気読みです。

今回、事件は2本立て。
まず最初は泉里(攻め)と水琴(受け)のもとに怪しい二人組が訪ねてきて、
そこから著名な画家の殺人事件へと発展する物語。

そして2本目は、雪山の中に閉ざされたプレオープン間近のホテルで
起こる、因縁の事…

0

ご褒美に首輪をください 小説

成瀬かの  みずかねりょう 

いとしの猫っ毛。ん……⁉︎

Dom/Sub大好き、ということで小説のこちら。
しかも…Dom受け!
挿絵はみずかねりょう先生。超美麗です。

主人公は、ダイナミクス総合保健センター職員の三津。
Dom。
ゲイ。受け。だからはじめから恋愛には消極的。
仕事で無体をはたらくDomと接するのでDom嫌い。
そんな三津がたまたま口にした「kneel」の単語だけでその場で崩折れてしまったSub男性と出会い…

結論…

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悪食 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

霊と事件と執着と。一気読みした350P

シリーズ完結と聞き、本棚の奥に眠らせてしまっていた
こちらのシリーズ一作目を引っ張り出してきて、拝読しました。

350P超えと分厚めの一冊ですが、さすが宮緒先生…!
面白くて引き込まれて、一気読みです。

亡くなった人の姿が見え、その姿しか絵に描くことのできない
美貌の青年・水琴(みこと・受け)。
その絵が思わぬ形でSNSで広まり、水琴の存在を知った画商の泉里(せんり・攻め)が

1

喫茶探偵 桜小路聖鷹の婚約 小説

釘宮つかさ  みずかねりょう 

コーヒーの香り漂う一作。事件とスパダリ×健気大学生の恋

釘宮先生の新刊(「眠れる太子は焔伽皇帝に千年愛される」)にハマり、
未読の既刊を少しずつ集めて読み漁っています☺︎

先生の書かれるファンタジー作品が大好きですが、
今作は現代もの!
喫茶店のオーナーが攻め…ということで、美味しそうな珈琲やスコーンの描写が!
自分もコーヒーを淹れてじっくりと一冊、楽しみました。

実は今作のスピンオフ、『捜査官 有馬礼人は初恋をこじらせている』が既…

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