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7/51(合計:507件)
丸木文華
碧雲
ネタバレ
双子の兄から請われて、出生前に情を交わした弟。 日露戦争から帰還した軍医の兄、直次郎は人が変わっていた。 同じころ、帝都では女性ばかりを狙った猟奇殺人事件が多発する。 学生時代の友人、児島と事件の検死について議論になり、 兄が話した言葉、 「犯人は、肉を切り取り食ったのではないか?」 「きみは、愛した者の肉を食いたいと思ったことはあるか??」 こんな展開だと、誰だって兄の仕業…
Amazonアンリミで、先入観無く読んだら ・・とんでもない暴力シーンが続く痛い内容だった。 しかも、受が好きになれないアホキャラ。 外観が男好みの可愛い系の大学生・俊也は、舐められまいと突っ張っているだけの頭も力も弱い奴。 やくざの渡辺が怖くて断れず、一緒につるんでいるチンピラ大学生。 一夜過ごした女性に振られて、クサクサ酒場で飲んでいたら、ホストのチアキが寄ってきた。 チアキ…
丸木文華 乃一ミクロ
石菜。
他のレビューを見て、何となく内容を理解してましたが、実際の本を読むとまた違う感じがします。 とにかく、怖かった!! 結構、ヤンデレや執着系は好みで読みあさってるのですが、1位2位を争うほどヤバイ攻めです。 執着といえば、執着なのですが、一言で言うと、サイコパスです。 自分の思うことが正しい。絶対。という性格で、受けくんの意見は一切聞きません。 自分がこうしたいからと言…
丸木文華 笠井あゆみ
ひみた
最近では小説現代でも掲載されていた丸木文華さん。「鬼子の夢」「アフェア」「義父」「ふたご」等、濃密な世界観で大好きです。 冷静に分析する凡才で美麗な主人公と、彼に一目惚れしたと言う才能ある年下の男の共依存ものです。 少し「mother」に近いような、真相が最後にあることで読中モヤモヤ感があり、何だかのめり込んで読めませんでした。女性二人のお話や官僚など、風呂敷広げ過ぎた感も。 とは言え主…
執着攻めばかり読む崎
同著者「蜜華の檻」も読んでの感想です。 「蜜華の檻」は昭和の戦後、「霧の楽園」は大正時代。 時代背景が少し似ているのと、どちらも挿絵が笠井あゆみ先生とのことで比べてみると私は断然「霧の楽園」が好みでした。 伯爵家の長男×奉公人で難しい話があまり得意ではない私は、メイドさんだと思って読みました。 二人とも霧の館に暮らしているので作品が全体的に湿っぽい、ダークな雰囲気でした。 …
丸木文華 minato.Bob
renachi
表紙から激しそうな内容は想像できるが、思った以上にいじめの内容が胸糞。そんな過去を背負いつつ、別の自分になる努力を欠かさず生きている受けの圭一。記憶が蘇ることはあっても、日常生活に影響するほどの傷にはなっていないようで、安心するような掴みづらいような難しいキャラ。 攻めの剛はとにかく犬だった。 付きまとう剛への圭一の感情は、自分を一番にして欲しい独占欲に塗れている。少しずつ体を赦していく過…
ate
文体から滲み出るじめじめ鬱々とした雰囲気が凄い。とても良い。 人と離れて暮らしてきた佐助と疎まれ続けてきた与六が優しさを知ってくところは暖かく、与六を鬼に仕立てさげずむ人の身勝手さが泥臭く。佐助が大事な人を得たことで朴訥な性格に独占欲憎しみと負の感情がついてしまったこともがつーーんときた。ただただ優しかった佐助が嫉妬のあまり与六のことを信じられなくなって自分本意になるとこはツラい…村人の身勝…
時代は戦後の日本。 母は幼い頃に亡くなり、父親は自殺。 残ったのは当主となった受けと、体の弱い姉だけ。 戦争前は華やかに暮らしていたのが一変し、苦難する受けの前に学生の頃ライバルとも思っていた攻めが姿を現します。 自分とは違って成功している攻めに取引を持ち掛けられ、渋々条件を吞みますが何故好条件を突きつけるのか。 それは自分の姉を好いているからだと納得しようとしたり、華族とし…
てんてん
本品は『フェロモン探偵 花嫁になる』の初版限定挟込ペーパーです。 本編後、雪也が映のウエディングドレス選びを始めるお話です。 事件を解決して汐留のマンションに帰った2人ですが 雪也は早々にウエディングドレスの話を始めます。 雪也の中では既に着る事が決定事項のようで 映は女装好きなわけではなく 2人でタキシードでも良いと思うのですが 雪也は色は純白で、デザインは・・・と …
丸木文華 相葉キョウコ
本シリーズは実業家兼探偵助と探偵事務所所長のお話です。 受様が負い目を持つ友人から依頼された 友人の故郷で起こる不審な事件を解決するまで。 受様は日本画の大家と琴の名手である両親の 3人の子供のうち、最も2人の才能を継いた次男でしたが、 自分の性指向に悩んだ末に家を出て探偵事務所を開きます。 攻様はヤクザの稼業を嫌って起業、 悠々自適な生活を送っていましたが、 友人の頼…