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高遠琉加 小椋ムク
M
ネタバレ
再会物語。 今の私の大好物です。 棚橋は地元でそこそこに名前の知れた病院の末っ子次男坊で、愛想もよく、何でもそれなりにこなして生きてきた。 そんな棚橋と高校の寮で同室になったのは、三白眼で無愛想な朝倉。 棚橋は自分にだけ心を開き、笑顔を見せる朝倉に徐々に惹かれていく。 しかし、棚橋は朝倉に対して、裏切りともいえるような行為を行っていることがわかり、朝倉は棚橋を拒絶する。 …
淡路水 小椋ムク
よしぴす
パート・ド・フリュイ?なんじゃそれ?と読み始めてから調べた。 で、コンフィズリーはまだ調べてない。知らんがな 笑 で、パート・ド・フリュイって美味しいらしいけど私の苦手なタイプのお菓子っぽいな。知らねーよ ですよね。 なんというか、母親があまりにも酷くて、それがもう気分悪くなります。 鬱陶しいから始まって、物語が進むにつれどんどん嫌な母親感が盛り上がってしまい、最後の和解が胡散臭いほど…
kurinn
伊月が界渡りした直後の様子を書いた作品でした。 伊月の本来の躰の持ち主である、月氏の三男を取り巻く環境が伊月の目を通して分かります。 身体が弱く魔力が無いと思われていて、好意的な人があまり居なかったようで読んでいて気の毒でした。 また伊月が界渡り直前の記憶を思い出して阿波谷の事をどれだけ好きだったかが分かり切なかったです。 でも何とか打開しようという伊月の前向きな性格に好感を抱…
阿波谷と伊月の子どものその後が読めて感無量でした。 人型をとれるようなった清月のやんちゃ振りがとても可愛くて、子育てを頑張る阿波谷が気の毒ながら笑ってしまいました。 どちらに似たらああなるんだろうって考えると楽しかったです。こちらの世界に来て吹っ切れたような伊月でしょうか? 1番幼いながらも大物になりそうな予感に、早くもスピンオフを期待してしまいました。 裸のまま胸の前で腕…
成瀬かの 小椋ムク
「狼頭の魔法使いと折れ耳の花嫁」が大好きだったので、あの世界観をまた読めるのがとても楽しみでした。 今回の2人は界渡りをしていて前作とはちょっと違うけど、淡雪と炎も登場して要所要所で活躍しててとても感慨深かったです。 異世界での物語りを進めながらも、阿波谷と伊月の過去から恋人になるまでを上手く織り込む手法が流石だとしか思えませんでした。 阿波谷が狼の姿のまま苦悩する姿や、陰ながら…
弥七
「白銀の狼と魔法使いの卵」を読んで、再び本作を読み返しましたが、1回目読んだ時よりも世界観に自分が馴染んでいるので、より一層キャラクターに萌えました。 カッコいいよね〜〜。 可愛いよね〜〜。 どっちもたまんないよね。 こんなかっこいい狼さんに愛されたら最高だろうし、こんな可愛くて一生懸命な子を甘やかせたいよね。 両方それぞれの視点が入れ替わるので、どっちの気持ちにも共感し…
八条ことこ 小椋ムク
粉々。
文体で好きな作家を選びがちでBL小説にはどっぷり嵌れないことが多いのですが、この方の文体は質感がリアルでとても好みでした。 際立った起承転結があるというよりは、ちょっとした心理的なすれ違いがじっくり描写されている感じです。 心理描写に力が入っていて、かつ受けの性格がめんどくさい方なので、あまり読みやすい話ではないですが、このあたりは個人の好みだと思います。 全体的に大人しめで強烈に萌えること…
樋口美沙緒 小椋ムク
nanao77
幼なじみ同士の恋愛。 強くて庇護者的な振る舞いをする大学生俊一×優しいけれど弱い望。 望の側から見た二人の関係が描かれているのが「愛はね」。 それを俊一の側から描いたのが本作です。 二人の関係は歪です。 ほんのちっちゃい頃から望は優しいけれどおっとりしていたので、周りの人からいいようにあしらわれていつも損ばかり。いじめられっ子的な狩られる側の人間です。 そんな望をずっと守ってき…
木原音瀬 小椋ムク
yrn
この作品はキャッスルマンゴーっていう作品のスピンオフ的なやつなんですね。知らずにこちらだけ読んでしまい、イマイチよくわかりませんでした笑 キャッスルマンゴー未読の私は正当な評価ができないのかもしれませんが、おそらくキャッスルマンゴーを読んでいたとしても、主人公たちのキャラが好みでなかったので、この評価だったかなと思います。 この作品はBLというよりは映画製作を舞台にした一般小説に近いです。キャ…
小林典雅 小椋ムク
みざき
嘘と誤解は〜シリーズ再読中。 1〜3作通してのぶっ飛び具合では、こちらの3作目が間違いなく1番のぶっ飛び加減でしょう。 その後が気になる終わり方をしていた前作からほんの少し後のお話です。 1,2作目も濃かったと思うのですが、3作目はというと、今までの全てががギュッと凝縮されているような作品なので…まるで闇鍋のような1冊なんですよ。 これは全編尚視点じゃなければもっとすごい事になっていたのか…