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山中ヒコ
しぐれ西瓜
ネタバレ
上巻で滝が言ってた「一歩進んで二歩下がる」この言葉は滝の心を良く表していると思いました。柴田と自分の心の距離は縮んだのか遠くなったのか?凄く不安だったと思います。まだ何も柴田の事を知らされていない滝。 それは同時に柴田も同じ気持ちだったと思います。だから何度も滝の前から姿を消してしまう事で、柴田の心の中の葛藤が伝わってきました。イキガミの情報をリークして彼らをを苦しめていた政府への復讐をしてもな…
既刊イキガミとドナーに出てきた柴田さんのお話。柴田さんの過去という事は、、もう最初から悲しいのは分かっていたのですがそれでも想像以上に悲しい過去でした。 防衛省に入省して将来を約束されていた柴田。しかし急にイキガミのドナーとして選ばれた為に官僚の地位を諦めなければならなくなります。しかしイキガミを最大限有効活用する為のデータを提供するという名目で防衛省に留まる事を許されていたんですね。これが…
Orchid27
治水をベースとした架空王朝ものということで拝読しました。 皇帝のヴィジュアル、一途なキャラクターが良いです。 彼の想いは秘められつつも熱量が高く、またあまり自覚の芽生えていない王佳との関係性の今後の変化に期待しかありません。 しかもこれで王佳よりも年下だという話。年下かつ受けよりも圧倒的に位の高い攻め。素晴らしいです。 普段から中華耽美小説を嗜む身としては、今作の人名のふりがなに揺らぎ…
ゆうかのん
全然エッピではないし「ヨッシャー!今日はラブラブエロエロ楽しむぜ♡」な気分の時には合わない作品ですが。 私の語彙力ではとうてい表せない読後感です。 500年ってどういうことだろな、と思っていたのですが、死して250年後に起き、更に250年の眠りについて、でトータル500年。 ヒカルの「自分は代用品の代用品でローエンドモデル」と言うメッセージと とらさんの「好きな奴の為にはこうしてしまうもの…
ざくざくちゃん
唯一無二の関係が尊いと感じた上巻。下巻は鬼道と吉野の甘々イチャイチャなシーンから始まります。 こんな日常がずっと続けばいいのに……。そう願ってしまうほど2人はお互いに認めあってなくてはならない存在になっています。鬼道は生い立ちのせいもあり、人間の温かさを知らない小さな子どものよう。そんな空洞を吉野さんがひとつずつ丁寧に教えて言ってきかせるシーンにはとても癒されます。 そして1番グッと来たのは、…
お初の先生です。とても人気作との事で温めすぎていましたが、とんでもなく胸が締め付けられる関係性を描いていて間違いなく神作だと思いました。 イキガミと呼ばれる対兵器には無敵で国防を任された生きる最強兵器。しかし対イキガミ同士の戦いでは簡単に傷ついてしまい、免疫力もない弱い存在。そんなイキガミに1人だけ存在するのがドナー。ドナーのみがイキガミの傷を癒せるという、唯一無二の存在。 学校教師の…
晃子
(上下巻まとめてのレビューです) 発売直後に読破。相変わらずヒコさんに泣かせられてしまった…。 まずは前作の「イキガミとドナー」(BL AWARD 2021年 BEST ディープ部門7位)を読まれて、イキガミ/ドナーとはなんなのか、主人公の柴田さんがどんなことに貢献してきたのかを理解したうえで本作を読まれることをおすすめします。 つまり「~二人のイキガミ」上下巻は実質「イキガミとドナー」…
(上下巻まとめてのレビューです) 2022年頃に読破。 上巻はBL AWARD 2021年BESTディープ部門7位です。 突如として発現したスーパーマン体質の人々(=イキガミ)と彼らを癒す能力を持つ人々(=ドナー)を取り巻く、国家間レベルで描かれたドラマで、 「年下で仏頂面なイキガミ、20歳x中学校教師のドナー」です。 「500年の営み」でもそうだったけど、クライマックスで「あーーー…
2022年の年末に読破。 「イキガミとドナー」でヒコさんの存在を知り、まずはそちらを神作評価してからこちらにたどり着きました。 なんちゅー作品を描いてくださったんだ…という趣旨のレビューがありましたがまさにそれでした。 探しに行くシーン、見開きページのところで 「うわぁあああどうなるんーーー!!うがーーー!!お願い神様(=作者様)!ハピエンにしてぇえええ」 と当時パソコンの前で大泣き…
DOT
初作家様です! すごい作家様だと教えていただいてはいました。 しかしこちらの作品、タイトルと表紙と帯で私も 「あ〜ハイハイ、代理男子嫁パティーンな」と手に取らず。 そんな過去の自分の勝手な想像をぶん殴りたくなるくらい面白かったです。 試し読みで主人公の王佳が洪水を起こす河に心血を注いでいることがわかり惹かれました。 皇帝の龍楊との初夜で意表を突かれ 「あれ..王佳ってオモロイ子?…