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一穂ミチ 青石ももこ
おぶもいもい
ネタバレ
『is in you』ではかなりクセのある当て馬だった密(佐伯)。 嫌な奴っぽく映ってはいたけれど心底悪い人とも 思えなかったので、 彼が抱え続けていたものとか一束への最後の執着がここに繋がっていたとは…というのも知ることができて、 前作のぶんも含めてスッキリした気持ちです。 良時と密、それぞれが自分の気持ちを押し殺して 長年過ごしていたわけではなく 形容することができる感情とは…
ふたりが旧校舎で過ごした時間には 高校生らしい軽さやドキドキがあふれ 単なる先輩後輩の付き合いとも違う関係だからこそ 生まれた恋心にも希望があって、 明るくて甘さすら感じる雰囲気もあったのに。 そこから少しずつ歯車が狂ってガラリと空気が変わるという、 メリハリのある展開に引き込まれっぱなしでした。 香港で再会したあとも、表面上はとり繕えても 心の内側に不穏さは引きずったまま。 …
一穂ミチ
ぱるりろん
著者が一般文芸の本を次々と出している時期に、角川文庫から出されたこの本。BLの過去作なのにどうして今、一般のレーベルで出るんだろうと敬遠しているうちに店頭から無くなってしまい、結局後日取り寄せしたら3刷でした。 読み終わり、なるほどなあという気持ちです。BLはBLだけど変化球だなと感じました。 前半はひどくまったりとしています。著者の過去作に時折登場する、人生の中休みをしているような人が現れ、…
ユキムラ 一穂ミチ
こずまる
コミックスになるとさらに計の可愛さが増すな...。ユキムラ先生のコミカライズ、私が想像していたふたりの形そのまんまだあのシーンもこのシーンも竜起のお調子者感もいいし設楽さんの胡散臭さも最高❤︎ 何より潮にトキメキすぎて...ほんっとかっこいい!大好きな2人がコミックスでも輝いてて好き! 世界のまんなかのこれからも楽しみ〜︎︎︎︎計がデレるところ...潮が甘やかすところ...いつまでも読みたい…
一穂ミチ 竹美家らら
yukimom
「イエスかノーか半分か」の続編、3冊目です。 これだけしっかりした物語で3冊目はすごいなぁと思います。そして、潮と計の二人にまた会える喜び。でも、あらすじを読むとかなり怪しい雲行きで。ドキドキしながら読みました。 二人のお家が無くなってしまうところは本当に胸が痛い。最終的には新しいお家を迎えるのですが、そこが潮の過去(全く記憶に残ってないであろうところもぐっとくる)と繋がっているところは涙なし…
ざくざくちゃん
猫かぶりアナウンサー・計と、気鋭の映像作家で包容力No.1彼氏・潮。「イエスかノーか半分か」の総集篇です。 私はハマるのが遅かったため、同人誌、特典小冊子、ペーパーなどの番外篇を集めたこちらはとっても有難かったです!! もちろん書き下ろしもあります♡ 皆さんのレビューも拝見しました。描き下ろしはもちろん最高でした!!が、同人誌??の『なんにもいらない』が私個人的にはとっても大好きなお話で…
一穂ミチ 志村貴子
chimml
さすが一穂ミチ先生お笑いの解像度が高すぎる。 いそうなコンビ名!人物設定!舞台の緊張感! 読んでいて本当に彼らの実在する世界がみえます。 志村先生の絵もリアリティ寄りで、 BLBLしてない風体が心憎かったです。 飯田は男前売れっ子芸人、小峰は欲のない駆け出し芸人に見える。(10歳差?最高) 一穂ミチ世界を再現してるのがわかります。 最初から小峰が気になる飯田が可愛かった、 …
ユキナ。
芸人BL、いくつか見ましたがどれも恋愛メインで(BLなので当たり前なのですが)漫才師の本業である漫才部分を避けがちな本格的なものはない印象でした。 しかしこの作品は、まずお笑いガチ勢の一穂ミチさんが原作なのでかなり深いところまで掘り下げており、すごかったです。舞台に立った瞬間の空気とか、笑いが起こる・起こらない・呑まれる・波に乗る、そんな演者の気持ちが絵柄から伝わってくる。 呑まれた(場の空気…
一穂ミチ 藤たまき
2023年刊行のほうは【非BL】の括りだったので あえてこちらを。 冒頭から漂う切ない雰囲気は 靖野のことが明かされてさらに色濃くなっていくので 重たい展開になるのも覚悟していたけれど… 心にズーンとくるような重たさはなく、 むしろだんだんスッキリと開けていくような清々しさがあって 苦しくなるところはあってもそこに引っ張られずに読むことができました。 泉の真ん中にはどんな時…
一穂ミチ 金ひかる
アチやま
大学の同級生同士。気遣い屋の攻め×思ったことをすぐに口に出す受けのモダモダ恋愛。 受けの塁が攻めの槙志から「ヒカリ」という人物に間違われたことで二人は友達になり、サークルも同じオセロのサークルで、一番近しい存在になります。 塁は槙志のことを知るにつれ、彼にとって大事な相手らしい「ヒカリ」との関係が気になるようになります。それに並行して徐々に互いが友達以上の存在になり、槙志が塁に不意打ちで…