一夜人見さんのレビュー一覧

背中を預けるには 1 小説

小綱実波  一夜人見 

胸がきゅっとなる物語

小説を読むことから10年近く離れていて、最近また人気作や話題作から順に読んでみているのですが、正直に言います、今年読んだ中で一番面白かった!!!!
表紙とあらすじくらいしか情報がない中で、私が表紙を見てまず思ったのが儚くて陶器のような美少年の受けと正統派美形の王子様のような(ただしくは王弟)攻めだな……でした。
個人的な好みでいうとその時点で外見に関してはそこまで刺さっておらず、萌えられるのか…

5

背中を預けるには 3 コミコミ特典SS小冊子 獣の腹を満たすもの 特典

雛鳥のようなレオリーノ☺︎

電子で全巻購入していたんですが、どうしてもこちらの特典小冊子が読みたくて、
コミコミさんで購入。
ヴィーとレオリーノの、甘い甘い閨でのひととき、ですね❤︎

細い体で一生懸命グラヴィスを喜ばせようと奉仕するレオリーノが、可愛くて可愛くてたまりません。。グラヴィス目線できゅんきゅんしました。
(以下、本文の内容に触れます)



「ただ、俺の愛を受け取って欲しい。」と、レオリーノと…

0

背中を預けるには 外伝 この恋の涯てには 小説

小綱実波  一夜人見 

物語が終わってしまった。。

ああ、これでこの物語は本当に完結なんだな、と、読後なんとも言えない気持ちでになりました。。

外伝のレビューを書く前に。

まず、この外伝の前の「背中を預けるには」の3冊は、本当に神作品だと思っています。

「徹夜で小説を読む」なんて、本当にもう長いことしていなかったのですが(学生時代ぶりだった気がします)、どうしても途中で本を置くことができず、3日間朝方まで眠い目をこすりながら読み耽…

0

背中を預けるには 3 小説

小綱実波  一夜人見 

涙なしには。。

1巻・2巻と徹夜で一気読みしたのですが、この3巻だけは途中辛くて辛くて涙が止まらなくなってしまい、一気に読むことが出来ませんでした。

レオリーノが受けた拷問。ファノーレン王家の、驚愕の深い深い闇の歴史…

次々に明かされていく真実の重みに、息がつけなくなるような錯覚と衝撃を覚えました。

終盤、砦の上でヴィーがレオリーノに囁いた言葉。
「これからも、俺の背中はおまえに預ける」

2

背中を預けるには 2 小説

小綱実波  一夜人見 

号泣

…本当に本当に、この巻も最高の内容でした。。

本編がいよいよ佳境に入り、ヴィーとレオリーノの身も心も近付いた2巻。


…でも。

でもでも。


電子限定の巻末のSS、ルーカスの話が、私の中で最高オブ最高でした。

読みながら嗚咽してしまうほど…

狂おしいほど好きなのに、身体は繋いだのに、心が手に入らない相手。

眠るイオニアの隣で、恋のライバルしか呼べないイ…

2

背中を預けるには 1 小説

小綱実波  一夜人見 

胸震える壮大なファンタジー

これはすごい小説を読んでしまいました…
読了後、興奮冷めやらぬ状態で夜中に読み始めたのですが、ページをめくる手が止まらず、結局徹夜で一冊読み切りました。

ファンタジーものでこんなにも胸が震えたのは、いつぶりだろう…?初めてかな?と思うぐらい、トイレに行く時間も惜しくなるぐらい面白かった。

生まれ変わっても、以前の自分とは似ても似つかぬ小さく非力な姿で、これでは以前のようにヴィーを守れ…

4

王子の政略婚 気高きオメガと義兄弟アルファ 小説

桜部さく  一夜人見 

サッパリラブエチオメガかと思いきや!?

他の作品を読んだことがある作家先生です。その読んだことある作品があっさり進行していったイメージだったので、本作も同様サッパリラブエチかなーなんて思いつつ、気軽に読み始めました。
そしたらなんと、物語の目線を担ってるオメガのユベールの思考、周りのみんなの行動のおかげで考えさせられるストーリーでした。驚きつつも読み応えがあって楽しかったです。家族愛というか、まさしく2人が“愛し合う”まで、家族になる…

0

背中を預けるには 3 小説

小綱実波  一夜人見 

大満足の一言…!

1巻も2巻もとても面白かったですが、様々な伏線が回収された最終巻は読み応えがたっぷりで圧巻でした。帯に書かれた「もう最高に面白くて泣ける」という言葉のわかりみしかない…。

かなりのボリュームでしたが、ちるちるさんが縁でこの作品に出会えて良かったです。

 婚約から戦争、イオニア達に悲劇を引き起こした19年前の悲劇の真相まで盛り沢山の内容でした。全てが終わり平穏な日常が戻ってくると思った矢…

2

三千六百五十日の抱擁 小説

高遠琉加  一夜人見 

良いーー!

焦れったい両片想い。
王道のキャラに王道のストーリーでしたが、とても良かった。

視点は攻め受け交互で心情はわかりやすく、でも受けの春翔視点のほうが多めなんですよね。
だから春翔に肩入れして読み進めるのですが、まぁ、武骨な攻め樫本が格好良い。
どんどん惹かれるの、わかりますもん。

10年間、とくに高校生時は毎日の電話だけが二人を繋ぐ細い関係性。
春翔は、自分だけが相手を思っている…

1

背中を預けるには 外伝 この恋の涯てには 小説

小綱実波  一夜人見 

恋の涯てにたどり着く答えに心揺さぶられる

本編の主人公レオリーノの幼馴染みであり護衛役を務めるヨセフ視点の物語。

本編と番外編でちょろっとでてきたヨセフ、ディルク、ルーカスの3人の複雑な関係とそれぞれの抱える想いが深く描かれていました。

このヨセフ君がとにかく真っ直ぐな性格で、それでいて世間知らずで心のままに行動してしまうが為に、周りを終始ヒヤヒヤさせてくれます(笑)

目上の人への言葉使いや態度から始まり、いきなりパンチ…

2
PAGE TOP