雀影
1巻の、黄色い表紙が可愛くて。とっても魅かれてたんですけど、続編が出るというのを知って、お纏め読みしようと、今か今かと待ち構えていました。さぁ、一気読み!と、思ってたのですが。意外に考えさせられる内容で、一気読みは難しく。日を開けてしまった次第です。この、価値観と世界観にしっかり慣れるまでは、続編に手を出すのは難しいかも。というか、むしろ1巻の濃さに感激した私にとっては続編はやはり甘あま後日談。ち…
「とじ蓋がいる以上、割れた鍋でもパーフェクトです。」という、巻末の作者のあとがきも温かい。
しかしこれは単純な「割れ鍋にとじ蓋」というあるあるカップルのお話では無い。
細やかに行き届いたお世話をしまくる、木関。彼の愛情は、「ゆずゆず」だけに注がれる。
それはもう、「運命の人だから」。
木関の様に構われて、愛されたら。こんなにも甲斐甲斐しくお世話されたなら。
息が詰まるという人もきっと…
パーフェクトな作品でした
これぞ続編という感じ
イチャイチャ甘々なのに、足元をひゅーっと冷たい風が通るようなシーンもありつつ、けどやっぱりこの2人は破れ鍋に綴じ蓋
おさまるところにしっかりおさまる安心感が良かったです
未散先生の作品はどれも素敵ですが、このカップルもとても良かった
お互いがお互いを必要としていて、感謝とか労りとかそういう優しさに溢れてます
他のキャラも個性的で、…