nyaaayuu
次巻へと続く、嵐の前の静けさ。
この後、何かが起こるんだろう。束の間の平穏、凪。恋人たちの幸せ。
愛されること、愛するということに。おそらく飢えていたであろうケイトこと浩然は、貪る様に千紘を抱く。何度も何度も。この気持ち良さの刹那だけが生きている、という証の様で。とってもエロいけども。それはとっても切ないのだ。
浩然の心の底に澱む「何か」を解ってやれない千紘の切なさ。
浩然が何に脅え、生き…
1巻とは違い、2人の幸せな日常が描かれていました。
でも付きまとう焦燥感で、全く幸せに浸れないんです。
マヤに見つかったら、捕まったらって思うと嵐の前の静けさって感じで、いつ壊れてしまうんだろうと、ハラハラしながら読んでいました。
やっぱりマヤに見つかってしまい、ホテル暮らしで場所を転々としていても、やっぱりそれを忘れるように日常を過ごしていて、痛々しくて見ているのが辛くなる程でした…