月村奎さんのレビュー一覧

ずっとここできみと 小説

月村奎  竹美家らら 

月村さんは優しい人だと再認識しました

最近の月村さん作品は「初恋大パニック」「恋は甘くない」と、動きの多いコメディものを読んで来たので、今回のお話は「ああ、月村さんの本だ」とものすごく思いました。
別にコメディが「月村さんらしくない」という訳ではないです。コミカルな本も沢山書いておられますし、好きなお話も多いです。ただ、特別な大事件が起きる訳ではなく(理玖の身の上に過去起きたことは大事件なのですが)青春の日常を丁寧な心象描写で描くの…

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ずっとここできみと 小説

月村奎  竹美家らら 

温かい。

作家買い。
挿絵をされている竹美家さん、最近一穂作品でお見掛けすることが多かったので、月村さんとのタッグはどうかなあ、なんて思いつつ読み始めました。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。






生まれた病院も同じ、家も近所、親同士も仲がいい。
そんな征矢と理玖のお話。

両親が事故で急逝し、以降征矢の両親や離れた場所で暮らす伯父にも助けられながら、両親亡きあと孤独と闘…

8

ずっとここできみと 小説

月村奎  竹美家らら 

最高でした‼\(^o^)/

良く言えば「しっとり」、悪く言えば「地味」な月村作品。
今回は甘くてカワイイ同級生ものですが、やっぱりイマイチ地味と言うか、派手さはないです。しかし、その地味で落ち着いた作風がたまらなくいいのです!私は月村作品をこよなく愛しています!!
そんなワケで、鼻息も荒くレビューです。

内容ですが、幼馴染み二人の、両片思いものです。
2章に分かれており、二人がくっつく高校生編に、くっついた後のイ…

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すみれびより 小説

月村奎  草間さかえ 

よい話でした

一人で月村積ん読消化祭りをしていたところ、これを読んでいないのかと友人から突っ込みがあったので、探してみたところ、イラストが好みじゃなかったので購入していなかったんですが、おすすめされてたので購入。
確かに、月村テンプレの後ろ向きネガティブな自己評価の低い受けでしたが、生い立ちが悲惨なので、かわいそうなだけで、イライラはしませんでした。攻めのほうが、あざとかったかも。それでも、おばあちゃんとの関…

3

不器用なテレパシー 小説

月村奎  高星麻子 

ほんのり昭和風味

電子書籍で読了。挿絵有り。

若い!
変な言い方なんだけど、一番の感想が「この月村さんは若い!」。
うーん、どうしてそういう風に感じちゃうのかな?登場人物が人気絶頂の俳優だったりするキラキラしさからそう思うのでしょうか?
でも、行き場のない諒矢を拾ってくれるマスターやその家族、颯と同じ事務所の人気女優、諒矢の義父など、登場人物は人情たっぷりの下町風味。おまけに、攻めの颯くんが夢を追いかけ…

0

秋霖高校第二寮 1 小説

月村奎  二宮悦巳 

攻めのキャラに萌えれるかどうか

 何冊か月村先生の最近の作品を読んだ後、気になっていたこちらのシリーズも読んでみました。
だいぶ初期の頃の作品のようで、最近の先生の作品に比べると、全体を通して文章の幼さが若干気になりました。
高校生にして売れっ子小説家の俺様な攻めと、そんな攻めに奴隷扱いされる長女気質(実は4兄弟の次男ですが)の受けと、彼らを取り巻く一癖も二癖もある寮監の先生と同居人たちのお話です。受けの同級生が至って普通の…

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秋霖高校第二寮 リターンズ 3 小説

月村奎  二宮悦巳 

BL小説初心者向き

何冊か月村先生の最近の作品を読んだ後、気になっていたこちらのシリーズも、秋霖高校第二寮1~3とリターンズ の1~3を一気読みしました。

わちゃわちゃとしたハイスクールもので、読みやすいし読んでて自分の高校時代を思い出して楽しい気分になりましたが、最近の先生の作品に比べると、全体を通して文章の幼さが気になりました。主人公の聡の一人称で書かれているので、わざとそういう文章にされているのかもしれま…

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きみはまだ恋を知らない 小説

月村奎  志水ゆき 

思ったよりあっさりでした。



絵本作家の高遠司(受け)は書いている絵本が売れなくて廃業寸前です。本業では生活できないため、副業で家事代行サービスをしており、今ではどちらが本業かわかりません。そんな司に実業家の藤谷(攻め)から指名で家事代行の仕事が入ります。
タワーマンションの高層階の見晴らしの良い部屋で、毎回気を張って部屋を綺麗にしていたのですが、あまりの美しい夕暮れの風景に絵本のアイデアが浮かび、仕事が終わってする…

5

本当は好きなのに コミック

月村奎  樹要 

幼馴染みモノ!!!

月村先生作品は作者買いしています。

月村先生と樹先生のコラボシリーズ第3弾。勿論心待ちにしていました。

幼馴染みモノも大好きですし、樹先生の描く攻め様が格好良くてドキドキしました。

月村先生の作品の受け様が、男の子を好きになる自分は、きっと相手からキモがられる・・・とぐるぐる悩んでしまう姿を見守るのが好きなのですが(最後に絶対ハッピーエンドになると分かっているからこそ・・・)、今…

1

きみはまだ恋を知らない 小説

月村奎  志水ゆき 

あっさり上品

絵本作家の司は、副業の家事代行サービスの仕事で、藤谷という実業家のマンションに清掃に入ることになった。気難しいらしいと聞いていたが、清掃中に出くわした藤谷は司を気に入ったようで、何かと構ってくる。接触嫌悪で対人恐怖症の司は、その真意が読み取れず混乱するが…。


青年実業家攻め33歳、絵本作家(兼・家事代行)受け21歳のカプです。
受けには、性的なことに病的に潔癖だった亡き母の影響から、性…

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