彩東あやねさんのレビュー一覧

恋の幸せ、降らせます 小説

彩東あやね  青山十三 

登場人物達の思考回路が理解出来ず

アゲ尻とはなんぞや状態から読み始めるも、主人公の睦生の性格がパッと明るいものだからなのか、全体的にテンポが良く読み進めやすい1冊でした。

結論から言いますと、お話のトーンと睦生の天真爛漫なキャラクターは好み。
設定と展開には強引さと疑問、乗り切れなさを感じたかなといったところです。

今まで付き合った相手が皆なんらかの形で成功を手にする…と、謎の効果を持つ尻設定は非常に面白いのだけれど…

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花降る町の新婚さん 小説

彩東あやね  木下けい子 

ほのぼの同級生ラブ

古き良き温泉街で派閥争い、そして子供たちの恋。ちょっとロミジュリを思い出すけど、明るくて可愛くて情緒があってすごく良かった。
派閥を解消したい両家の父親の提案は両家の子供達の結婚。中々最低やと思った所に、瑛人の提案が最高で。トントン拍子で同棲(同居)が始まり、友達の距離を超えた事で違う一面が見えてきて想いが変化していく様子はドキドキしました。
瑛人の態度は思わせぶりな所もあったり、冗談にも見え…

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恋の幸せ、降らせます 小説

彩東あやね  青山十三 

てめぇ 呼びも愛情を感じさせる終わり方

初読み作家様。

切ない雰囲気のあるあらすじと表紙に惹かれて読ませていただいたのですが、中身のメインは糖度高めなイチャラブでした。
普段、ちるちるで「あまあま」タグがついていて、あらすじからも甘々であることが伝わってくるような作品を自分からはあまり読まないので、むしろ素敵な出会いとなりました。
切ないシーンもあります。
拓司も睦生もお互いのことを想うがあまり空回りしてしまって、少し遠回り…

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恋の幸せ、降らせます 小説

彩東あやね  青山十三 

神さま、仏さま、お尻さま

エッチすると幸運が舞い込むことを異性間なら"アゲマン"。では男性同士なら何て言うんだろうと、ちょうど考えていたところにこの作品ですよ。タイムリーで驚きました(笑)
なるほど、アゲ尻というんですね。(メモメモ)
私はアゲアナ(アナルと穴)推しでしたが、疑問が解けてスッキリしました。

お付き合いの相手を出世させたり幸せにする魔法の尻を持つ陸生が、意中の相手である拓司をピンチから救うため尻を差…

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恋の幸せ、降らせます 小説

彩東あやね  青山十三 

片想いの切なさが感じられない・・・あまあま一冊

拓司 ×睦生


可愛い乙女男子・睦生が、高校時代からの親友の拓司に長年の恋心を抱え続ける。
一生親友でそばにいられるだけでいい、言うつもりのない想いが、
あるきっかけで、「ただの親友から恋人に」という王道の展開の中、

「アゲ尻パワー」という付き合う男が成功と運気を引き寄せる設定が、悪くはないけど、
この作品はファンタジーじゃないから、微妙だね。
それに、拓司がその睦生の「アゲ…

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赤獅子の王子に求婚されています 小説

彩東あやね  カワイチハル 

盛り上がりがほしいです

獅子の姿になってしまうという、攻めにかけられた呪いを解くためには、左右それぞれ異なるものが見える目を持つ「天の子」と契りを結んで夫婦になることが条件…と、オッドアイを持つ受けに対して「天の子に違いない!」と攻めがタイトル通り求婚するお話。
旅をしながら心の距離が近付く攻めと受けを見守られるのは良かったのですけれど…

良く言えば王道。言葉を選ばずに言うのなら、ストーリー展開に新鮮味はあまり感…

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恋は不埒か純情か 小説

彩東あやね  高階佑 

恋は不埒か純情か

純情!!!年上受け!!!
一途強め推し年下攻め!!!!!
眼鏡攻め様
汗フェチ…大好物の方…
是非に…

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花降る町の新婚さん 小説

彩東あやね  木下けい子 

温泉街の新婚さん

あっと驚くような出来事は起こりませんが、ほのぼのとしていてかわいらしいお話を読みたい時にぴったりの作品だと思います。
そこまで栄えているわけではないけれど、ものすごく寂れているわけではない。ちょっぴり味のある田舎の温泉街を想像しながら読みました。
花降る町。響きも文字の並びもなんだか素敵ですよね。

親、もしくはその上の世代の中にあった因習めいた凝り固まった考えから来る過去の線引きによって…

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初恋も二度目の恋も 小説

彩東あやね  伊東七つ生 

爽やかな記憶喪失もの

記憶喪失ものというワードの後ろに、イコール+何か言葉を付け足すとしたら、迷わず「切ない」を選んでしまうかもしれません。
相手が思い出してくれないことに辛くなったり、思い出せないことに悩んだりと、圧倒的に切なかったり苦しかったりする雰囲気の作品の方が多いと思うんですよね。
ところがこちらの作品はというと、もちろん切ない部分もありつつ、穏やかで爽やかな恋の香りがするではないですか。
ちょっとこれ…

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恋は不埒か純情か 小説

彩東あやね  高階佑 

まさに、不埒か純情か?

こちらタイトル、受・椎名のことか?てくらい、まんまです。

受・椎名…
総務課長。一人暮らしでベッドはキングサイズのアナニスト。度を越したエロ乙女。休みの日には常備菜を作り置きする男。ゲイ。

攻・柏木…
椎名の部下。副業、エロ漫画家。隠れイケメン。ノンケ。

一見、受けが純情、攻めが不埒に見えるんです。が。エロ乙女・椎名が両方担当しています。

攻めは、肩書きがクセ強なだけで…

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