砂原糖子さんのレビュー一覧

月は夜しか昇らない 小説

砂原糖子  草間さかえ 

何もかもがドツボに突き刺さる神作品。

作家買い。
作家買いですが、挿絵を草間さんが描かれていると知ってあらすじも拝見せずに予約していました。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





時は2041年。近未来の日本が舞台のお話です。
日本国内で開発された「ポットスプラウト」、通称「ポット」という違法薬物が蔓延し、その薬物依存者による凶悪犯罪が頻発するようになっていた。実はポットが蔓延する前に警察はその存在を知り食い…

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職業、王子 小説

砂原糖子  小椋ムク 

襲い受け

 大昔に読んだことがあるので再読ですが、記憶がさっぱり残ってないので、未読と同じ気持ちで楽しめた。
 商業小説では珍しい襲い受け。この時点で神。
 受けによる攻めへの逆レイプが大好物なので、同士は絶対にこの一冊に満足できる。
 自分の国に拉致してベッドに攻めを括り付け、一滴でも強力な媚薬をドバっと攻めのペニスに垂らして、挿れたい挿れたい思わせてからの騎乗位。
 ただ自分が気持ちよくなれれば…

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バーテンダーはマティーニがお嫌い? 小説

砂原糖子  ミドリノエバ 

拗らせ受けが苦悩から解放されて…

お酒は好きですが、あまりカクテルは詳しくありません。
カクテルが氷の削り具合や、混ぜるタイミング、シェイクの方法で味が変わるなんて知らなくて、新しい発見がありました。

偶然にもこの作品を読むまえに読んだコミックも自分がゲイだと受け入れられない主人公だったので驚きました。
こちらの作品の拗らせ受けくん戸原は長年のゲイへの拒否感からホモフォビアのノンケもどきになってしまった子。
だからとい…

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言ノ葉ノ星 (下) コミック

三池ろむこ  砂原糖子 

声が聴こえなくても。

ふむ。まぁ、予定調和。こういう展開になるとはおよそ予想していたのだけど。
他人の心の声が聴こえなくなっても。余村さんは自分自身の「声」に悩まされる事となる。長谷部が女の子と親しげに話しているのを見た、というだけで嫉妬して。疑心暗鬼。ありもしない事に苦しみ、自分ばかりが長谷部を欲しがっているのだと思っては悩む。ちょっと面倒くさいオンナに成り下がってしまうのだ。
これまで人の心の声が聴こえていたか…

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言ノ葉ノ星 (上) コミック

三池ろむこ  砂原糖子 

余村さんはまた、暗闇の中。

或いは未だ、暗闇の中。
「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」みたいなポップなものでは無く。余村さんは人の心が聴こえる、という苦渋の生活から、長谷部という恋人を得て。ある朝突然に。その特殊な状況から離脱する。幸せな筈なのに。今度は声が聴こえなくなった事で、疑心暗鬼に苛まされるのだ。んー。予想通りな展開。
余村さんが家電量販店で好成績を上げていたのも、お客様の声が聴こえていたから。
もち…

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言ノ葉ノ星 (上) コミック

三池ろむこ  砂原糖子 

みんな他人の気持ちなんてわからない

待望の「#言ノ葉ノ花」の続編。
今回もめちゃくちゃ良かったなあ〜、BL漫画で泣くことってあんまりないんだけど前回も今回も涙チョチョギレタ。゚(゚´ω`゚)゚。
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お話のざっくり内容は、人の心の「声」が聞こえてしまう余村(受)は、その秘密を受け入れてくれた長谷部と恋人になる。(ここまでが前回の「言ノ葉ノ花」)

今回は、付き合った後のある日、余村は周囲の心の「声」が聞こえなくな…

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バーテンダーはマティーニがお嫌い? 小説

砂原糖子  ミドリノエバ 

難しくて少しだけ綺麗でした。

初めて読む作家さんでした。表紙の絵と題名に惹かれて購入!
レビューしていきます^o^

私には、少し難しかったと感じました。うまく言えないのですが言葉の言い回しとか表現の仕方とかが難しくて、読んでいて、、、?となることが多かったです。でも多分これがこの先生の良さなのかなと!ハマる人にはすごくハマるだろうしハマらない人には私みたいにモヤモヤハテナが浮かぶだろうなと。
私にはうーんという感じで…

2

愛になれない仕事なんです 小説

砂原糖子  北上れん 

忙しすぎる刑事の事情オン・オフ

”恋愛できない仕事なんです”がすごく好きで、続編ないかな~と思ってたら、あった…!というか作品情報にちゃんと紹介があったのに見落としてました。。
というわけで、あったよ続編嬉しいな!でした。

あれから2年後の設定に驚くほど進展してない2人…。直後じゃないの?な印象でした。今回、いきなりエロスタートだったので、すっげー恋人しちゃってる!と一瞬思って現実に引き戻されます。相変わらずな2人の張り…

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言ノ葉ノ星 (上) コミック

三池ろむこ  砂原糖子 

ドキドキしました。

小説の言ノ葉ノ花は読んだ事なかったんですが、コミカライズの言ノ葉ノ花の柔らかい雰囲気の絵と話が好きだったので、こちらも手に取りました。

言ノ葉ノ花の雰囲気で読み進めたら、初っ端の情事がエロいこと!そんなつもりじゃなかったのでびっくりしました。
心の声が副音声で聞こえるのがすごいです。
長谷部が何度も「幻滅しないでくださいね」と念を押してましたが、これは恥ずかしい。
でも本音でもあんなに…

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