最新レビュー一覧

他称ビッチは恋に乱れる!? 小説

桃瀬わさび  織尾おり 

キュンキュンの純愛!後半は甘いぞー!

ビッチに見える純情ボーイx正統派攻め様

サラッとよめる明るいBL!ハラハラがありますが、主人公が明るいので読後感はよく。後半が甘い。甘いぞー!
見た目で誤解をうけたことのある読者の方はハマるかも!

前作のおっさん聖女から購入。そちらは、爽やか(自分比率)で、読みやすかったので、今作はどうかな?と、手にとりました。

主人公の相原くんは、中性的な見た目から周囲からビッチに見え、かな…

1

パブリックスクールーリーストンより愛をこめてー 小説

樋口美沙緒  yoco 

No Title

「パブリックスクール」が好きなので、こちらもよみました。

いろいろな視点から、お話が描かれていたり、総勢10名のプロフィールも書き下ろしで掲載されているなど、とても読みごたえがある一冊になっているとおもいます。

本編では描かれていなかったストーリーや、キャラたちの姿が、リアルに描かれていて、このシリーズのファンなら、必読だとおもいました。

大満足の一冊です。この本をよみ、ますます…

2

アルファの灼蜜~パブリックスクールの恋~ 小説

ゆりの菜櫻  笠井あゆみ 

No Title

「アルファの耽溺~パブリックスクールの恋~」シリーズの5作品目にあたる一冊です。

大好きな作品なので、新作を心待ちにしていましたが、今回の作品も、とてもよかったです。

サフィール王国第四王子、エドモンド校アントニウス寮の寮長のターミル・ビン・アフマド・カーミディと、エドモンド校アントニウス寮の副寮長で、ターミルの異母兄の学友の海堂 佑真とのお話と、調教ショーの男と、海堂 佑真とのお話が…

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バッドエンドを迎えた主人公ですが、僻地暮らしも悪くありません 下 小説

仁茂田もに  もちゃろ 

No Title

上巻が、とてもよかったので、下巻もよみました。

辺境伯の甥でアルトの管理官である次期辺境伯候補の魔法剣士、フェリクス・ウェルナーと、BLゲームで断罪された転生者で光の神子、魔法士のアルト・シェーネスとのお話です。

断罪エンドから始まるトゥルーラブストーリーですが、上巻で張り巡らされていて伏線が、下巻では、すべて回収されていて、よんでいて、すっきりとした気持ちになりました。

読後感…

2
非BL作品

聖なる黒夜 下 小説

柴田よしき 

意地と矜持に彩られた濃厚な拗らせ

圧巻でした。
下巻の100ページくらいを過ぎたところで、もう一回上巻の初めからおさらいしていきました。下巻を読み進めつつ、上巻を最初から再読するという、変則的な併読です。でもこれが大変有効でした。先を知ってるからこそ、上巻のなにげない描写や登場人物の行動に目が留まります。初読では読み飛ばしていたところに大きなヒントが隠されていたり、あとあと大きな要素を担う人物だったりします。下巻を読み進める上で…

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パラスティック・ソウル unbearable sorrow 小説

木原音瀬  カズアキ 

完結

本編の解釈に大きな影響がある話を本編に収録しない商売の仕方には常々憤りを感じるということは表明しておかねばならない。

シリーズ完結。様々なビルア種の身体をのっとっている間、ずっとカリカリしていた彼が、最後は穏やかな生活を手に入れたのは良いとして、引き換えにした命は多過ぎるんだよな、と思う。間接的な大量虐殺犯なんだよな。それもかなり自己中心的思想の。ただただ無力のまま傷をつけられた存在もいたわ…

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パラスティック・ソウル love escape 小説

木原音瀬  カズアキ 

「甘い」という触れ込み

これだけ読むことは出来なくはないけれど、感慨深さは無いし、面白みも薄れるだろうというシリーズ5作目。あとがきでは番外編と書かれてましたね。納得。むしろこれだけ読むというよりは、これだけ読まなくてもシリーズの理解に支障はない気もする。
あとがきに完全完璧なハッピーエンドとも書かれていました……木原先生との感性の隔たりを感じる。

自分は非常に正直なところ「そうはならんやろ」と思うところが多くて…

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密計 小説

エデン・ウィンターズ  高山しのぶ  冬斗亜紀 

ラッキーの豆の木

このシリーズは話の流れが真っ直ぐで、ややこしさがないので、モノクロームロマンス文庫の中ではかなり読みやすい作品ですね。基本ドンパチがない分派手さは薄いですが、『ラッキーの豆の木』も手伝ってひと波乱の盛り上がり。本人からしてみれば"ひと波乱"なんてやさしいもんじゃないけど。

8割過ぎたあたりでもうひと展開あって、あれこのテーマで3巻まで続くのか?とヒヤッとしましたが、サクサ…

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ドラッグ・チェイス(1) 還流 小説

エデン・ウィンターズ  高山しのぶ 

続きが出たぞ

もはやいつ購入したかも記憶にないぐらいで、続編がついに発売されたのでやっとこ開きました。続編がついにと書きましたが、件の続編の発売も2023年ですね。原作シリーズは9巻で完結しているのかな?モノクロームロマンス文庫は完結させる気があるのかな?

買っといてなんですけど、表紙からして自分の好きな落ち着いたモノクロームロマンス文庫の雰囲気とは程遠く、実際ラッキーの粗野な感じがずっと苦手でした。読み…

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転生モブ召使いだったのに、ご主人様に求婚されるなんて聞いてません 小説

葵居ゆゆ  篁ふみ 

ハッピーがテーマのお話

自称モブの主人公、紀里人が、転生して仕える主人に愛されるようになるまでの経緯がじっくり丁寧に描かれた前半。
おかげでお話の世界にしっかり入れました。
せっかく両思いになったのに、「自分はキリトではないし…」とモヤモヤしている紀里人に
「俺が好きになったのはキリトではなく紀里人だ」
と答えたディートがかっこよかったです!
紀里人が転生してきたのが敵対勢力の仕業だったことは予想外でびっくりし…

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