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新田祐克
ふばば
ネタバレ
遂に終わってしまったんですね… 「BE・BOY GOLD 2020年4月号」でフィナーレを読んでいたので覚悟はできていましたが… やっぱり1冊まとまっての最終巻ともなると… いまどきのBLでは、恋のそのあと、2人が揃って歳を重ねていく所まで描く作品が出てきています。 その中でこの「春抱き」。良くも悪くもBLの歴史を背負ったレジェンドとして、ある種「伝統的」な終幕を選んだのでしょうか… …
梶本潤
2007年ー2008年発表の「不確定ソシオグラム」(全2巻)のスピンオフ作です。 「不確定〜」のレビューを読むと、特に(2)のレビューで「凛が気になる」という感想が多いわけで。 10年以上の時を経て、ついに「凛の物語」が完結となりました。 これは感慨深い。 無気力で、投げやりで、不規律なビッチ、凛。 それは実らない恋を引きずり続け、諦めきれず、それでもまだ追って…という日々の中で、寂…
表紙が強烈に麗しい「裸BL」! 裸、というか結局「筋肉」が強調されている的なアンソロジー。 以下、ざっと掲載順に。(作者様敬称略) 「ノースーツデーはネクタイだけで」紅蓮ナオミ ノースーツデーとはなんぞや? 紅蓮ナオミ的クールビズはなんと!靴下と靴、そしてローングなネクタイのみの… 先っぽはみ出る問題は、毛を一緒に束ねて裏をピンで留めるのだ。これで全然ズレない!イヤイヤ、常識からは…
琥狗ハヤテ
琥狗ハヤテ先生による人外非BL作品。そして江戸時代もの。 「ねこまた。」5巻です。 引き続き、仁兵衛とねこまた達のほのぼのしい日常と江戸の暮らしぶり。 そして、仕えていた家老の失脚と共に渡世人となった三好の生き様が語られます。 今回、三好の出である伊勢の桑名藩より木下、という男が来たる。 仇討ちのために。 勿論私怨などではない。 藩の汚職を知る三好を亡き者にするために、元々三…
琥狗ハヤテ先生による人外非BL作品。そして江戸時代もの。 「ねこまた。」4巻です。 引き続き、仁兵衛とねこまた達のほのぼのしい日常と江戸の暮らしが描かれていますが、3巻で登場した訳ありの浪人・三好の存在が大きくなってくる。 三好がなぜ浪人になったのか。 三好が背負っているものは何なのか。 なぜ白ねこまたが三好の旅笠についているのか。 人の消えた、音の消えた屋敷。 むなしい。体に穴…
琥狗ハヤテ先生による人外非BL作品。そして江戸時代もの。 「ねこまた。」3巻です。 1・2巻に引き続き、あやかしが視える心優しき岡っ引き・仁兵衛と、仁兵衛憑きの黒いねこまた、家で待っているねこまた達のほのぼのとした日常が描かれます。 そしてこの3巻では大きな展開があります。 京の町を見廻っている仁兵衛は、ある日、ねこまたのついた人を見る。 それは浪人でねこまたは彼の旅笠についてい…
琥狗ハヤテ先生による、人外非BL作品。そして江戸時代もの。 「ねこまた。」2巻です。 前巻に引き続き、あやかしが視える心優しき岡っ引き・仁兵衛と、仁兵衛憑きの黒いねこまた、家で待っているねこまた達のほのぼのとした日常が描かれます。 そして江戸の四季。 慌ただしい年末、やってくる新年、節分、春の芽吹き、お彼岸、新緑、梅雨、夏の雷、お盆、秋の鰯雲、銀杏拾い、冬支度、そしてまた一年が過ぎてゆ…
琥狗ハヤテ先生による、人外非BL作品。そして江戸時代もの。 体裁は4コママンガ。 主人公は岡っ引きの仁兵衛。あだ名は「ささめの親分」。 ささめ(つぶやき)の由来は、いつも仁兵衛はひとりごとを言っているから。 しかし、それは実は「ひとりごと」ではなかった。 仁兵衛の肩の上には、いつも小さな「あやかし」が乗っているのです… …と始まるこの物語。 仁兵衛に「憑いて」いるのは、本当は…
斑月
「密書でござる!」がとっても面白かった斑月先生。本作も時代劇BLとなっています。 電子限定の短編。 悪どい大店から金子(きんす)を盗み、貧しい人々に投げ配る…そんな義賊の「鼠」が今夜も現れた。 同心の九兵衛が放った小刀が腕に当たり、思わず近くの屋敷に忍び込んだ鼠。 だが、その白い椿が咲き乱れる広い屋敷には病気の幼い少年が1人っきりで住んでいて… 比較的はじめから鼠の正体は明かされ…
みちのくアタミ
「アダムの肋骨(2)」です。そして、完結。 多重人格(解離性同一性障害)のカズハ/レイと悠真との関係性がどうなっていくのか、が大きな問題だったこの物語。 しかし、ここは「悠真がカズハとレイのどちらを選ぶのか」ではなかった。 カズハが、残るかどうするか。彼が自分で決める話だったのだと思う。 元々の主人格はレイ。 幼い彼が過ごしている過酷な家庭生活。その中で逃げ場のないレイの心が生み出す…