ふばばさんのレビュー一覧

極道はスーツに二度愛される 小説

中原一也  小山田あみ 

極道スーツ、シリーズ第6作

シリーズも6作目となり、新しいアプローチで攻めてきます。
やっぱり、忙しい合間を縫って芦澤が会いに来て榎田をエロとろに抱く、だけではマンネリですからね!
さて、今回芦澤と榎田を襲う試練は…!
ズバリ「記憶喪失」なのですよ。
うーむ。私は個人的に記憶喪失展開は苦手で。なぜなら、この展開が来ると物語に逃げを感じるから。
しかし、さすがBLエンタメ王・中原一也先生は切り口が一味違う。
組の後…

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極道はスーツを愛玩する 小説

中原一也  小山田あみ 

極道スーツ、シリーズ第5作

極道スーツも5作目となりました。
前作の「極道はスーツに契る」はかなりのドンパチで、ハードボイルド、バイオレンスな要素が多い作品でした。
対して、本作。
朴の事件も終わり、とりあえずは今まで通りの生活に戻った榎田。
ただ、芦澤と運命を共にするという覚悟がより深まっています。
そんな時、雑誌社より「テーラーえのきだ」と榎田本人に取材をしたい、という依頼があり…

↓↓ネタバレ↓↓

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CLUB NAKED コミック

砂河深紅 

あなたは俺のVIP…羨ましい。

ずっと読みたくてやっと読めました!そして、期待通り、イヤ期待以上に面白かった!絵もきれい、人物も魅力的、ストーリーも良い!
まず表紙がいいですね。セクスィー筋肉、黒ビキニ、黒とピンクのコントラスト。すごく読みたくなる。
内容・あらすじはすでにレビューされているので私は感想だけ…
生真面目な立花さん。無理やり連れて行かれた男性ストリップの一番人気ダンサー・リオに一目惚れして、その初恋が実るので…

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極道はスーツを引き裂く 小説

中原一也  小山田あみ 

極道スーツ、シリーズ第2作

「極道はスーツがお好き」の続編として発表された本作。
私が「極道スーツ」を知った時はすでに堂々9作出ていてシリーズになっていましたが、初作の「〜お好き」の面白さが引き継がれ、ここからシリーズとして成立していったことがよくわかる作品です。
ヤクザの若頭・芦澤と、カタギの優しい男・榎田はしっかりと恋人になっています。
本作では、芦澤の榎田に対する想いが芦澤のアキレス腱である事をライバルに知られ榎…

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アネモネの刺繍 コミック

m:m 

デタラメで魅力的なブラックエンジェル

火花のような美少年と小太りで冴えない三十路ゲイの恋…
コンプレックスだらけの孤独なフリオが、みっともないところを颯爽と助けてくれた美しく強い男の子に心を奪われるのは、当然というか必然。
一方、美少年のアンヘルは人を容姿や先入観で見ないのですね…フリオが実は大人気ベストセラー作家と知っても態度は変わらない。素晴らしい。
アンヘルにとっては、子供の時の優しく切ない思い出のテディベアを想起させるよ…

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性の劇薬 コミック

水田ゆき 

甘く危険な香り。毒か薬か?

作者様インタビューの記事読んで飛びついたわけですが。
これは「超ハードSMBL」、なのか?どんどん甘くなっていくではないか。
私はSMはそれほど好みではなく、甘いストーリーが好き。ならば好み通りじゃないの?と自分でも思うのだけど。

冒頭、自殺しようとした男・誠が謎の男に拾われて、死ぬ気だったのなら何されてもいいだろ?的に、拘束して器具を使ったりして調教されていく…
その男・余田(よでん…

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SMOKE 媚の凶刃 3 コミック

池玲文 

バイオレンス!

まだまだ続くぞ「媚の凶刃」!
本作「SMOKE」は、冒頭こそ加賦と韮沢の新婚さんチックなデレ甘エッチシーンから始まるけれど、すぐにアノ邵堅(シャオチェン)が生きていた!という事で血で血を洗うバイオレンスな展開になっていきます。
これがもうBLの枠を超えていて、ほぼVシネマみたい。
マジにヤクザ、中国の刺客、抗争、裏切り、画策、死、血、etc…そんな世界。
私は特別バイオレンス好きというわけ…

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媚の凶刃 ~X side´~ コミック

池玲文 

裏面でもB面でもなく、X side。

この作品が出た時に、表紙に驚きましたよね。思いもよらないアメコミ風。
内容は、先に発表された電子版の18禁バージョンを修正して紙媒体で発売されたものです。
私は個人的に修正って全く気になりません。
ライトセーバーだろうがホタル乱舞だろうがぼんやり白霧だろうが、それで良しです。
描き手の先生の絵が損なわれる、って言う方もいらっしゃいますが…(先生の方もソコをビッチリ描いても消される事なんてわ…

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媚の凶刃(2) コミック

池玲文 

命より大切なひと

いや〜マジに「媚の凶刃」カッコいい!
まずヤクザの抗争ものとして、スピード感も迫力も満点。
そこにプラスしてあんなに甘くてエロいカブニラの恋愛模様が読めてしまう。これは読み応えが2倍にも3倍にもなります。
本作「媚の凶刃2」では、ついに邵堅(シャオチェン)・佐川との直接対決のド迫力シーンが続くので、ページをめくる手が止まらない。
その分、かなり血生臭いので苦手な人は注意。
邵堅がいかにも…

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媚の凶刃(1) コミック

池玲文 

個人的衝撃

…というのは、元々「媚の椅子」は読んでて、その後単発でポツポツ読んでいたから、シリーズ通して知ったつもりになっていたのですが。
今回本作「媚の凶刃1」を改めて読んでみたら…なんと加賦と韮沢の本当の始まりである「番外編」を読んでなかった事がわかった…
…この衝撃。この2人のこんな始まりを知らずして、私は「媚」を知ったつもりになっていたのか⁉︎
いや、今からでも読めてよかった。そこを今知って、ま…

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