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鳥人ヒロミ
ふばば
ネタバレ
リバーシブル大好きの私は、鳥人ヒロミ先生の「成層圏の灯」シリーズがリバ作品と聞き、探して探して、やっとこの「鳥人弥巳」名義のこの1冊だけを見つけました。 実際は主人公の過去やら別れている時の他の人とのあれこれとか、かなり大河的な物語で、リバどうこうを超えて超絶的な読み応えの作品です。 内容は、時間軸が様々な短編を積み重ねるスタイル。 「アジアの片隅で」 すべての「成層圏の灯」シリーズを…
この作品には色んな萌えが詰まっています。 年上ビッチ受け、年下強気攻め、スーツ萌え、声萌え、育成萌え、寝盗り萌え…などなど。 父親が有名アナウンサーで傲慢なお坊ちゃんの大学生・陸が、父に連れられて行った「テーラー・ヒイラギ」の店長兼テーラーの柊麒一(ひいらぎ きいち)と出会い、惹かれ、成長していくお話…なのですが、何といってもこの「柊麒一」の魅力というか存在感が、この作品のすべてのような気…
おげれつたなか
「錆びた夜〜」「恋愛ルビ〜」「薊」全て読んだ上で… 本作「はだける怪物」を読んで思い出すことがあります。 それは、私の親戚のおばさん・Kさんのこと。 私の父のはとこかまたいとこか、そんな間柄の人で、存命ですが私自身は大学生の時以来会ってません。 そのKさんは私が子供の頃にはすでに離婚していたのですが、その理由が夫の暴力。 当時まだ「DV」なんて言葉も無かったけど、殴る蹴る、物を投げつける…
神楽坂はん子
1人の男と、ミステリアスな男との愛の日々… それはまた、男の数奇な運命の物語の側面も持っている。 視点は、攻めである岩渕理人。フリーライターの理人が超ベテランのシャンソン歌手(♂)のツバメのようなカイに出会って、酔った勢いで寝て、カイが転がり込んでくるところから物語が動き始めるのだが、もともと理人とカイには運命のいたずら的な因縁があって、本当の初対面は理人が高校1年の時。火事場見物で一緒に…
オン/オフを繰り返すカップルのクロニクル、といった物語です。 いや、編年史ではないか… 駆け出しの放送作家から人気脚本家になった帰山と、TV局のADから今はプロデューサーに昇進した日夏の2人の過去と現在を行ったり来たりして、出会い、蜜月、別れ、再会、歩み寄り、不信、また別れ、そして… …という感じで、多分お互い唯一的な相手、いつでも心に引っかかって、彼でなければ本気になれない、そんな相手なん…
秀香穂里 國沢智
秀香穂里先生の、キレキレ・ドロドロ・エロエロ系のダークBL系作品。 生真面目なお嬢様学校の高校教師・西澤は、素行の悪い生徒たちが歌舞伎町のホストクラブに出入りしていると聞き、店に出向く。 そこで顔を合わせたオーナーが、高校時代に苦手だった同級生で一匹狼の瀬尾だった! バックに暴力団の存在をチラつかせながら、瀬尾は生徒たちの飲酒喫煙の画像をネタに西澤を犯す… …と、西澤が究極の屈辱感と媚…
5作品収録の短編集。ですが、はじめの3作と描き下ろしは関連してます。 「帰れないんだよ」 ぼったくりギャラリーの営業マン・蒲池(かばいけ)を指名してやってきたカネを持ってそうな男。 カモろうとして逆に一服盛られ、そのまま掘られてしまう。どうやら元々蒲池の事を知っていたようだが、蒲池の方は覚えがない。 犯されたその足で病院に向かい植物状態の男を見舞う蒲池。そこにド派手な花が届けられて… …
腰乃
2巻は、福くんと清宮の過去から。 まず福くんがなぜここに住むことになったのか、から始まります。 喘息だったのね。だから空気のいい所で…という流れ。 で、福くんは清宮が好きなのね〜。恋愛ではないけど誰かと仲良いのは嫌だ、みたいな。 一方、清宮はノンケにあっさり捨てられた過去。 ノンケとの温度差を痛感して、もうノンケは嫌だ、みたいな。 なのに、牧野は正にそのノンケ特有の残酷さ、無自覚さ、無…
木原音瀬 宮本佳野
先に宮本佳野先生のコミックス「The end of youth〜あいの、うた〜」を読んでおります。 その視点で読むと、はじめに収録されている「あいの、うた」に少し驚く。 あの、繊細で打たれ弱かった田頭(たがしら)が、小規模ながらも月刊の音楽雑誌の編集長として部下を率いている…!随分骨太になったなぁ、と。 さて、元々のメインストーリー?の「あいの、うた」は、その音楽雑誌の編集者、ゲイの小菅と売…
加東セツコ
私が加東セツコ先生の作品に感じる「寸止め感」のようなものとどこか曖昧な空気、また抑えたエロスというものが本作でも感じられます。 本作のCPは、医師xMR。 医師の五十嵐は、わがままで横柄で、担当MRのなかでも有名。 そんな五十嵐を新たに担当する事になった吉野。吉野も送り迎えから昼食のお供、秘書の使い走り等忙しく立ち回るが、患者さんに慕われる五十嵐を見て素直に「五十嵐先生のために頑張ろう」と思…