みざきさんのレビュー一覧

琥珀色の熱視線 コミック

綿レイニ 

心の動きが丁寧で好感度大

親友を見つめるカバーイラストに「好きになってごめん」の文字。
こ、こんなの絶対切ないやつ〜!と手に取ると、確かに切ない片想いが描かれているのですが、なぜか暖かみを感じる切なさが漂う不思議。
告白をされた側と受けた側両方の心理描写が非常に丁寧で好印象の1冊でした。

柚稀にとってかっこよくて頼れる憧れの幼馴染だった琥珀からの突然の告白から始まるストーリー。
攻めの柚稀視点で戸惑いの日々が綴…

2

傲慢アルファと秘書の初恋 小説

名倉和希  秋吉しま 

なぜか嫌いにはなれない攻め

クソガキとジャイアンと思春期と0.5ミリほどの可愛げを全部投入して混ぜ、ぐつぐつと煮詰めて拗らせたら大雅になるのかな。

なんて思ってしまうほど、今作の攻めはタイトル通り傲慢というか、かなり自分本位なクソガキ(37歳独身社長)なんですよ。
…なんですけど、これが不思議なことになぜか完全には嫌いになれないんです。
言葉を選ばずに言うのならクズなんじゃないかとすら思う。
だというのに、なぜ私…

9

一途なファンの恋心 小説

海野幸  カワイチハル 

こんな受け好き

アイドル育成恋愛ゲームにハマる攻め…と、あまり見かけない設定が新鮮なのだけれど、メインとなるのはごく普通のサラリーマン2人の日常なのが良かったです。
ちゃんと現実味があって、もしかしたら居るかもしれないし居ないかもしれないような人たちなんですよね。

受けの颯斗がとっても魅力的なキャラクターなんですよ!
攻めほどではないものの、高身長で容姿端麗。
なんでもそつなくこなし、もちろん仕事も出…

0

あのキスを辿って コミック

戸崎映 

キスからはじまる

初めましての作家さんでした。初単行本発売おめでとうございます!
綺麗でかわいらしい絵柄と表情豊かなキャラクターたち。
喜怒哀楽がよく分かるというか、どの人もいきいきとしていてすごく魅力的です。
ひと夏のアルバイトをしに来た大学生×ゲストハウスに勤務する青年による、中学校の同級生同士の再会もの。
タイトルにもあるように、過去のトラウマとキスにまつわるエピソードから展開していくお話でした。

0

いつか君とはなれ コミック

井上ナヲ 

静かな余白が素敵

幽霊アパートと呼ばれている、少々年季の入ったアパート。
そこで繰り広げられる義理の息子と義理の父親のお話。
決して派手なお話ではないのですが、住民たちとの賑やかな時間と義父との静かな日常の中で、高校生である貴一の揺れ動く心が繊細に描かれていきます。
味のあるタッチで綴られていく日々はどことなく淡々としても見えるのだけれど、独特な間合いと余白をじっくり読みたくなる作品でした。

彼と知り合…

3

仕立て屋と坊ちゃん コミック

大島かもめ 

一人称が僕の中年男性は栄養価が高い

片山の言葉遣いが好きです。
くだけた口調でありながら品のある男というのですかね。
一人称が僕なのもツボ。これはたまらないです。
ただそこに立っているだけで妙な色気がある、難攻不落の仕立て屋さん。
そんな彼のことが幼い頃から大好きで大好きで仕方がない、ようやく20歳を迎えつつあるお坊ちゃんが全身全霊で果敢に猛アタックを繰り広げていくお話。
これぞ年下攻め!な良さが光る1冊でした。

全…

1

秘書とシュレディンガーの猫 小説

榎田尤利  志水ゆき 

シュレディンガーは何処に?

猫が棲まう古い屋敷で、1人の孤独な老人が死んだという。

PetLoversシリーズの3作目の動物は猫。
それぞれ独立したお話となっていますので、こちらの作品からでも楽しめます。個人的にはシリーズ未読の方にはこの3作目からをおすすめしたいです。
スレンダーからふっくらとした子まで、愛らしい猫ちゃんが登場しますよ。猫好きの方もぜひ。
どの作品も素敵なのですが、猫→犬orライオン→蛇の順番で…

0

王子様は捨て猫になつかれたい コミック

井伊イチノ 

絶対に幸せになってほしい攻め

恋を知らないプレイボーイ・ゴローが恋に落ちるのが早くないか?と思ったりもしましたが…
恋をするのって理屈じゃないし、いつ人を好きになるかなんて分からないよねと、受けを好きで好きで仕方がない攻めの図をたっぷり楽しめる1冊でした。

こちらの作品、ジャンルで言うのなら応援系です。
誰を応援するのかって、それが攻めをなんですよ。
攻めのゴローが会社の同期で彼氏持ちの根湖のことを溺愛してやみませ…

1

獅子は獲物に手懐けられる 小説

榎田尤利  志水ゆき 

非力なガゼルは牙を剥けるか?

「犬ほど素敵な商売はない」に続く、完全会員制の高級クラブ・PetLoversシリーズの2作目となりますが、それぞれ独立したお話なのでこちらだけでも読めるかと思います。
やっぱりこのシリーズはいつ読んでも面白いですね。

とんでもない上にろくでもない下衆…もといどクズが登場したり、前作の犬編と比べると大分ヒリヒリ成分が強いライオン編。
というのも、主人公である千昭の義兄による所業の数々が胸糞…

1

ふくしゅうがとけない 下 コミック

時羽兼成 

桔梗がおいしいです

色んな意味でハイカロリーな上巻から下巻へ。
やはりタチもネコも出来る桔梗が好きです。
このビジュアルで今まで前を使ったことがなかったというのが癖に刺さりに刺さったわけですが、かといって前ばかりではなくて後ろもちゃんと…なんですよ!
3Pってこのポジションが1番おいしい気がします。
でもこれは桔梗のキャラクターがゆえの萌えだったなあとも思います。

さて、中学の元同級生3人組の「ふくしゅ…

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