みざきさんのレビュー一覧

BLACK BLOOD コミック

琥狗ハヤテ 

愛らしい彼ら

もう、この評価しか思いつかなかったです。
機械兵士ものかあ…と思った方にこそ、まずは1度読んでみてほしい作品です。
なんだかものすごくピュアで優しくて、どうしようもなく愛おしいお話でした。
読後感もとっても良いですし、何よりページの随所から作家さんの描きたかったものがひしひしと感じられたのが良かった。
琥狗ハヤテ先生、やはり素敵!大好きな作品になりました。

時は西暦3020年。架空の…

2

『マイディア・エージェント』とらのあなBLコミックフェア2022 描き下ろし小冊子 特典

才能あり

糖度の高さと理一のかわいさ。
そして真利生の忍耐力が試される描き下ろし小冊子でした。

いつもさせてばかりだから、たまには自分も…と、真利生の真利生を舐めてみようとする理一のお話。
こちらの小冊子。本当に凶悪なかわいらしさなので、もし可能であれば入手していただきたいです。
詳しく書けないのが難点ですが、理一のあまりのかわいさに天を仰ぎました。

こちらのショートストーリー、本編では真…

2

マイディア・エージェント 下 コミック

ヱビノびすく 

下まつ毛が長い雄みのある攻めは最高

だと思っています。

上巻もドタバタ感ありでしたが、下巻はエピソードの詰め込みがより多くて読んでいてちょっと忙しいかなと思いつつ、真利生と理一のラブな方面の密度がぐんと上がっていてGOODでした!
初心で真面目な理一に釣られて、なんだか真利生もどんどんかわいくなっていっていませんか?!
ヱビノ先生の表情の描き方がまたすごく魅力的なんですよ。
特に赤面顔なんて受けも攻めもどちらもかわいくて…

0

裏切り者のラブソング 1 コミック

外岡もったす 

マフィア+幼馴染のライバル=ヤッター!

パッと目を引く鮮やかなオレンジ色のカバーにダークブルー系の文字色。帯までなんておしゃれな配色なの!と、カバーデザインから心躍ってしまいました。
何より、外岡もったす先生の絵が本当に上手くて!
カバーイラストのダンテの血管の青み、見ました?!
血管好きは絶対に見てほしい…!ちゃんと血を感じる青みなんですよ…!これには興奮した…

異国!マフィア!敵対する者同士!幼馴染でライバル!
もうこ…

7

スモークブルーの雨のち晴れ 1 コミック

波真田かもめ 

名前のない関係性の良さ

夏至を少し過ぎたくらいの、梅雨明け予報がバラつき始めるちょうどこのレビューを書いている今の季節にぴったりな1冊でした。
明度は高いけれど明るすぎず、ほんの少しくすんでいて、甘いか苦いかで言うとちょっぴり苦い。
まさにタイトル通り「スモークブルー」のような印象がありながら、なんだかずっと読んでいたいなと思ってしまう面白さがありました。
元同僚以外の何ものでもない、まだ名前がない関係性の気怠げな…

1

神楽坂律は婚約破棄したくない! 小説

切江真琴  みずかねりょう 

疲れた体に効く読んで楽しいビタミンBL

…も、も、萌えた〜〜〜!!乾杯!!!
と、お酒を片手に乾杯をしたくなるくらい萌えが詰まっていました。
はーーー なんてかわいらしいのか…
読んでいて楽しい!これに尽きます。

重たくなくて、甘くてかわいい元気が出るラブコメが読みたいななんて気分の時にぴったりのビタミンたっぷりな切江先生作品。
今作も、ああなんでこの2人付き合っていないんだろう!という焦れったさと、どうしようもなくかわい…

1

うみのお城 コミック

蜂煮 

令和の鬼才現る

や、やばい…
その一言しか出ません。

商業BL界に彗星の如く現れた蜂煮先生のデビューコミックス。
久しぶりにものすごい怪作を読んだ気がしました。とにかくすごいセンス。クセになる!
読後すぐにレビューを書いているのですが、いろんな意味で感情をぐちゃぐちゃにされています。
なんだ…?なんだこれ…?と、感情が追いつきません。読者を独特のセンスと勢いでぶん殴ってくる作品でした。大好きです。

11

ススム×ミノル コミック

もちの米 

真夏のセミよりうるさいときめきの音

ミノルくんがかわいすぎて、きっと私もドーベルマン系の狂犬の顔になっていたと思います。
お、面白くてかわいかったー!!楽しい!

バイトをしながら細々と漫画を描いていた売れない少年漫画家・ススムが、ひょんなことからBL漫画を描くことになり…と始まる今作。
ススムへの好意を全くもって隠し切れていない、バイト先の仲の良すぎる後輩・BLソムリエの姉を持つミノルと実際にお付き合いをし、共にBLの世界…

4

Rebirth ~聖騎士は二度目の愛を誓わない 小説

小中大豆  奈良千春 

死に戻り系読み応え大なファンタジー

「これで、ようやく死ねる」
物語の始まりは強烈なモノローグ。
赤黒く染まった石畳。喚き立てる観衆。無慈悲な断頭台。
愛していたはずの恋人・アレッシオにも裏切られ、愛憎入り混じるどろどろとした感情と絶望感に襲われながら、今まさに命を絶たれようとしているガブリエーレの姿に釘付けになってしまう。
もうこの時点でこれは面白いに違いないぞと確信した方はきっと少なくないはず。
読み進め始めたらページ…

2

星を掴まえる コミック

宇野ユキアキ 

こんな年下攻めみんな好き

と、どでかい主語で思ってしまったほど
こ、こ、これは…好きだ〜〜!!となってしまった1冊。
なんといっても絵柄がとっても素敵。
ラフなタッチだけれど無駄な線がない絵の上手さと、衣食住の表現、登場人物たちのころころと変わる表情が本当に魅力的。読んでいて終始わくわくとしました。
宇野先生、とんでもなく漫画を描くのが上手い。すごく好きです。

しっかりとした世話焼き系の年下×なんだか放ってお…

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