黒衣の公爵

kokui no koushaku

黒衣の公爵
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×20
  • 萌8
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
29
評価数
9件
平均
3.2 / 5
神率
11.1%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
学習研究社
シリーズ
もえぎ文庫(小説・学習研究社)
発売日
価格
¥524(税抜)  ¥566(税込)
ISBN
9784059040156

あらすじ

隣国との和平交渉の特使として、ただひとりの付添人アンディをつれ、南紅大国に向かうシオン・ド・オルレアン。
北青王国の王子として生まれ、類まれなる美貌と優れた人格を持つシオンだが、別名は「黒衣の公爵」―。
彼を愛した者は、みな死んでいったからだ。
不吉な運命を抱くシオンを迎えた国王・天人は、シオンの運命と自分の強運、どちらが勝つか賭けようという。
それはシオンを愛するということに他ならないのだが…。
宮廷を舞台に、華麗に展開する愛の物語。

表題作黒衣の公爵

南紅大国国王・嵩原天人(32)
北青王国公爵・シオン・ド・オルレアン(28)

評価・レビューする

レビュー投稿数4

スケールがデカい。

前から読みたいなと思っていた作品。
今回のお話自体は先にCD聞いたから内容は知ってたんですが…。

やっぱ小説の方がわかりやすいですね。
フツーの恋愛モノならCDだけでもいいんですが、ファンタジーは明文化されている方がわかりやすい部分もあったり。
今回で言えば、国名とか。
音だけで聞いてるとなんとなくこんな漢字なんだろうなーとは思いつつも聞き逃したりもあるので。

お話は、愛する人に死をもたらすと噂の黒衣の大公・シオンとその敵国王である天人の運命に立ち向かう物語とでもいいましょうか。
この2人の恋愛モノであるのは確かですが、各国(というかシオンが属する国)の陰謀とかあったり。
ロボットとか出てきたりSF的なところもあってフツーの恋愛モノと違った感じで楽しめました。
人型ロボットと機械でしかないロボットとか、国柄の違いみたいなのもあったり。
国王であるからなのか、どこか時代がかったような天人の物言いにもすっかり慣れました。
最初は自分のことを名前で呼ぶのがなかなか馴染めなかったりもしたんですけどね。

個人的にはやはりこのお話はメインの2人の物語でもあるけれ続きど、ソラが好きです。
そして、小説読んでたらアンディと仁もどうにかならないかなーとか思ってみたり。

CDも面白かったのですが、こちらもよかったです。
個人的にはシオンとエドワードのシーンは是非CDでも聞いて欲しいです。
エドワードのヤンデレ具合が音になると更に迫力出ますから。

0

頭の中で映画上映会が開かれました♪

先日、このスペシャルブックを先に見まして、期待して読み始めたシリーズ1作目。
期待を裏切らない甘いSFファンタジーでした♪
国の描写、景色の描写、衣服の描写、主人公達の動き、どれをとっても本文を読むごとに頭の中に映像化されてきます。
自分としては「FF」の絵の感じで映画になってましたよ(汗、)

周りの人々が次々と死んでしまうことから”黒衣の公爵”と言われる北青王国の王子・シオン。
彼が停戦中の南紅大国へ人質のような和平特使として出向き、そこの王である嵩原天人の妃になるお話。

SFといって壮大なイメージをもってしまうと、がっかりしてしまうかもしれないけれど、それぞれ出てくる生物やらロボットやらがとても興味を引きます。
掌に乗ってお菓子を食べる”飛び鼠”、イルカみたいな”海犬”、馬車を引く”地竜”、人間に懐く”火喰い鳥”などなどなど・・・
そして、南紅大国で働く同じ顔をしたロボット”ミカサ”、シオンの昔の養育係に良く似た子育てロボット”ソラ”そして何よりもキューピッドのような外見をしたシオンに懐く”タウとマウ”♪
タウとマウがミカサ達と通信するとき、顔を真っ赤にし続きて力みながらプルプルする様の描写がもうかわいくて、かわいくて・・・!!←ツボ♪

シオンの周りの人々が死んでしまうのには、シオンの外見が影響しているみたいなんです。
この世のものと思えないほどの美貌というくらいなんで、父王でさえ何やら怪しげな雰囲気を出してましたし、兄のエドワードなどは余りの執着のあまりに凌辱してしまい、命を落とすのですから、外見に関する自覚が余りにないとはいえ、本当罪なんですよね。
っていうか狂わされる男達が悪いんですが・・・
でも南紅大国の天人は他の男達とは違う。
それは、コンピューターの支配から脱皮して、人間らしい国づくりをしているという国に育つ者だからかもしれないですが、自信に充ち溢れ、出鼻から王様オーラ出しまくりでしたから、こういった強い男がシオンにはぴったりだと。

12年前の”お前を浚いにいく”という約束は不幸が押し寄せるシオンの希望だったのに、シオンを自分のものにしたいという天人はシオンを妃にすることで和平工作になるのだと言うので、和平は嬉しいけど、自分を本当に愛してくれてるわけではないのかと考えるのですが。
北青王国の闇を知り、一緒に運命を切り開こうと誓い、本当に愛されていることを知り、そして自分も天人への愛を自覚し、
シオンが女性のようでいて、やはり女性でないきちんと強い人である部分に好感が持てます。
天人は全く隙のない王たる王な人ですが、何となくボンヤリと尻尾が見えるような・・・??

まさにファンタジーでとても夢を感じました
残り3冊も楽しみです。

1

美しいっvまさにSFファンタジーの世界たっぷりで王宮趣向v

資源を吸い尽くした地球を離れ
2千人という人数で惑星へブンへと移住した人間たちの5百年後の世界です。

人間たちは、“アダム”と“イブ”という人工生命体に管理統制され
“アダム”の統制する南紅大国と
“イブ”の統制する北青王国とふたつの国に別れ暮らしているのです。

地球での失敗を繰り返さぬように、宇宙を旅する科学がありながら
懐古主義な暮らしをしている人間たち。
でも、ロボットは登場するし、惑星が違うわけですから
地球にはいない動物たちの姿もちらほら。

まさにSFファンタジーの世界たっぷりで王宮趣向v

元をたどれば同じ地球から移り住んだ人間の末裔なのに
南紅大国と北青王国の交流は制限されており
二国間の婚姻は認められず血が交わることはないんです。

そんな中、女性の出生率が下がり、女性が貴重化され
それを引き金に戦争が勃発するのです。

そんな二国間の争いを食い止めるために特使という名目で
人質に差し出される北青王国の皇子シオンと
迎え入れる南紅大国の若き国王・天人との恋のお話。

とにかく設定がツボというのと珠黎皐夕さんのイラス続きトが美しいのなんのっv
どっぷりSFファンタジーロマンスにハマれました。
イラスト化されていない不思議な生物などの描写も丁寧で
文章だけで胸がときめくような仕上がりでしたよ。

続きものということで、まだまだ序章?(で、あってほしい!)
再会モノで約束モノで王子様モノ
だけれども脇キャラのエピソードも丁寧に描いているので
ふたりだけの愛のお話でベタ甘にはなってないのがよかった。

正統派のSF王宮ファンタジーです。

2

SFファンタジー

宇宙のとある星へ移住して550年後のお話。
そして、その活動は「アダム」と「イブ」というコンピューターによって統制されている。。。
なんだか、エ○ァや地○へなどで見たことのあるような設定ですw
そして、「アダム」の指示で国を作った「南紅大国」は
「アダム」を無力化することで繁栄し
「イブ」の指示で国を作った「北青王国」は
旧態然とした体制から抜け切れぬまま、簡素な暮らしを強いられている。
「イブ」は、「アダム」を無力化した南紅大国に脅威を感じ
あの手この手で南紅大国を滅ぼそうと画策してくる。。。

と、説明するとややこしい設定の下
南紅大国の王・天人(てんじん)と北青王国の先の国王の第5王子のシオン公爵が
さまざまな妨害を乗り越えて手を取り合ってイブに立ち向かっていくんですが。。。

この作品では、全体の半分以上を
こういった背景や、シオンが何故南紅大国に「人質」として送られる事になったか
などの説明に充ててくれているので
ファンタジー設定ながらも、話の流れにはすんなり入っていけました。
それでも、ちゃんと残りの半分で
天人とシオンの出会いや
続き会後、急速に再び惹かれあっていく様子も描かれているので
お話としてはプロローグ的な感じは否めないものの
BLとしての萌えは充分に楽しめました。
(絡みシーンは少なめでしたがw)

途中で、シオンが幼い頃に
シオンの育ての親のような存在だったソラの悲劇が描かれていて
かなり痛い思いをしたんですが
そのソラのお話がラストで明らかになって、救われた気持ちになれました。

彼を愛するものには必ず死が訪れる事から
「黒衣の公爵」と呼ばれたシオンが
天人の「我の強運に掛けてみるか」という言葉を信じて
運命に立ち向かいながら幸せになっていく様子を
この先も見てみたいので
続編も是非読んでみたいです。

1

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