イケメンすぎる天才パティシエ(でも夢見失い中)と、 猪突猛進・年下わんこバイト

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表題作グレープフルーツムーン

(仮)堺洋一郎,31歳,洋菓子店Fujimuraのパティシエ
(仮)八木ヶ谷香月,19歳,大学2年,洋菓子店Fujimuraのアルバイト

その他の収録作品

  • 甘い糸(描き下ろし)

あらすじ

地元の小さな洋菓子店「Fujimura」で、アルバイトをすることになった、
スイーツ大好きな大学生・香月。
超不器用で失敗ばかりの香月に、
パティシエ・洋一郎は、容赦がなくて何だか意地悪。
でも実は面倒見が良くて、何より、
その指先から生み出されるケーキは、とても美しかった。
しかし彼がある理由で某有名ホテルを辞め、
パティシエとしての情熱を失いかけていると知り……。

夢に輝く19歳が、夢を見失った31歳を、その“きらめき”で変えていく――。

作品情報

作品名
グレープフルーツムーン
著者
芹澤知 
媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784829686386
4.2

(184)

(91)

萌々

(59)

(24)

中立

(5)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
24
得点
768
評価数
184
平均
4.2 / 5
神率
49.5%

レビュー投稿数24

甘くて、美味しい。

初コミックだということですが、え…クオリティが高すぎるっ……!!
まず、絵柄がとても好み。人物の描き方や動き、表情、すべてが萌え。そしてなによりケーキが美味しそう!
約10歳も歳が離れているけれど、お互いがお互いを尊敬していて高めあえる関係性は非常に萌える。ケーキを題材にした話だけれど甘々過ぎず、非常に読みやすかった。
あと、メインのふたり以外のキャラクターも魅力的なので桜井くんや塵さんももっと見たいなと思いました!


ただ、強いて言うならお互いの恋愛感情が発展していく過程がもっと見たかった。あと、エロじゃなくともふたりのラブラブした絡みが見たかったかな。
ふたりの恋愛話よりもケーキ屋を成長させる物語の方が強い気がした。
濃いBLを求めていると拍子抜けしちゃうのかなって思いますが、気楽に読む分には存分に楽しめるかと思います。

個人的には大好きなテイストのお話でした!お気に入りBL漫画棚に並べます♡
あ~~~好き。


ちるちるには洋一郎さんが攻めって書いてあるけど、香月くんを攻めととることもできるような気がする。天然無自覚ワンコ攻めみたいな…最近流行ってる感じの……。香月君が思ったよりグイグイいくからかな。
(個人的には年上攻めが好きだから洋一郎さん攻めと受け取りますが…笑)


ちょうど非エロが読みたかったので個人的には大満足でした。
続編やって欲しいなぁ。

明日ケーキ買ってこよっ♪

9

令和のBL

作画もストーリーも丁寧な作品で、作者さんの別の作品も買おう!と思ってしまうような漫画でした。読み進めていくと最後に仕掛けがあるのですが、展開は至って普通の王道的なお話で、私の好みではいつもならあまり惹かれないタイプの話なのですが、ゆっくり関係が進んでいく丁寧さと作画の細かさがすごくマッチしていました。
またエロ主軸のBL作品が多い中この漫画が注目されたということに新しい波を感じています。ポジションについて作者さんが明言していないことも令和っぽいなと思いました。
とは言え私はパティシエの堺さん攻派です。

9

キラキラ

初めての作品との事。
ケーキに惚れ込む香月とケーキ作りに目標を見失ったパティシエ洋一郎さん。

ケーキを見つめるキラキラした目や洋一郎のケーキを広めたいと頑張る所等、香月のキャラクターには読んでるこちらも可愛くて可愛くて……

そんな香月を見ていて見失っていたケーキ作りだったが再び熱を帯び……
とても丁寧に描かれていて引き込まれました。

話しもさることながら、作中に出てくるケーキもとても美しく、美味しそうでした(笑)

最後に気持ちが通じキスで終わるのがとても素敵な終わり方でした。
絵がとにかく美しく上手いので次回作品も大いに期待したいと思います!

6

宝石箱のようでした

スイーツ大好きでケーキ屋経営を夢みる大学生の香月は
お気に入りのケーキを買った帰り道
小さい頃から通うケーキ屋「フジムラ」が
リニューアルオープンしたことを知る。
店内を外から眺めていると
感じの悪い宅配業者の男にお気に入りケーキをバカにされ憤慨するが
宅配業者だと思っていたのは
フジムラで働くパティシエ洋一郎だった。
‥ここから始まっていくふたりのお話です。

洋一郎は感じ悪いのは最初だけで
嫌な奴とかではないです。
ただ熱量低くて醒めている感がありますね。
仕事はきちんとこなしているけど
どこか無気力というか燃え尽きているというか。
何故そんな風になっているのか
話が進んでいくと理由がわかってきます。
そんな洋一郎を香月の純粋で
希望に満ちたキラキラした眼差しが
変えていくんですね~!
ふたりの触れ合いは優しくて
どきどきして暖かいのが伝わってきます。
お互いに勘違いしてすれ違うのもまた
可愛らしい。

そして、ストーリーはもちろんですが
とにかく絵が素晴らしいです。
背景やケーキ、お店の内装などなど
細かい部分までの美しい描かれかたに
芹澤先生のこだわりを感じました。
ストーリーが面白かったり
キャラがイケメンとか可愛かったり
それはすごく重要なことなんですが
読み手が世界観を感じるためには
キャラ以外の描写って大切になりますよね。
読んでいてすごく
わくわくした気持ちになれる一冊でした。

先生の次の作品も楽しみになりました。

6

キラキラ...!これぞ光のBL

不器用だけどケーキ愛は人一倍な八木ヶ谷くんと、才はあるのにあるきっかけで燃え尽きてしまった堺さん。
二人が互いの存在を糧に前を向く様子が丁寧に描かれています。

登場人物がそれぞれ生き生きと成長していく中で大切な存在に出会う、という個人的にはドストライクのお話でした。
絵が綺麗なことも相まって終始眩しいくらいにキラキラ爽やかで、読了後の多幸感がすごい笑
ケーキもどれも本当に美味しそうで、何度でも読み返してしまいます。

私の推しポイントは幼き日の香月くんと洋一郎くんです。
今の二人もさながら愛おしくてたまりません笑
優しい世界で幸せになってほしい!

エロがないのもいい!最後のキスにはキュンとしました。
本当に甘くて爽やか。まるであのケーキみたいですね♡
ストーリー重視の光属性のBL好きにはぜひおすすめの一冊です。

幸せな二人の続きが出たら泣いて喜びます!

6

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