クランクイン

crank in

クランクイン
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神4
  • 萌×23
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
4
得点
42
評価数
12件
平均
3.7 / 5
神率
33.3%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
リンクスロマンス(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥855(税抜)  ¥923(税込)
ISBN
9784344810006

あらすじ

暴行、拉致、監禁―スキャンダラスな事件の被害者となった俳優の瀬野千波は、日本を離れてアメリカで演劇を続けていた。
完全に立ち直るまでは会えない―そう心に決め、恋人である時代劇役者の片山依光と会わないまま約2年。
ところが映画の準主役に抜擢され砂漠での撮影が進む中、突然依光がやってきて…!?傲慢な映画監督・木佐と美貌の人気俳優・野田の掌編も収録。

表題作クランクイン

俳優・片山依光(33)
俳優・瀬野千波(30)

同時収録作品PV

木佐 鬼才と言われる映画監督
野田司 クールノーブルと言われる俳優

その他の収録作品

  • ロケーション
  • ごあいさつ

評価・レビューする

レビュー投稿数4

このシリーズの魅力は依光!

『ラブシーンシリーズ』の三作目。
一作目のカップルの二年後となります。
このシリーズでは、わたしはこのカップルのお話が好きです。
ただ、あまりに一作目がセンセーショナルで度肝を抜かれた作品だったので、ちょっと今回は地味かなあ。


受けの千波は一話目の事件後アメリカへ渡り、今はハリウッドで俳優としてキャリアを積んでいる途中です。

攻めは、日本で千波と同居していた恋人の依光。
千波を襲った悲劇の後も彼を支えていました。


アメリカへ渡った千波の元へ、依光が二年振りに会いに行きます。
自分独りで過去から立ち上がるために依光から離れた千波。
独りで頑張ってきた千波ですが、やっぱり依光の側が良いんだよねとしみじみ感じたお話でした。

千波は自分の存在が依光には障害になるかもしれないと思っていますし、依光は依光で千波の現在を見て自分が必要かどうか迷います。
お互いがお互いを、自分自身よりも大切に思っているからなんでしょうね。

千波と依光、主役は千波なのだと思うのですが、完全に依光の方が魅力的です。
もちろんこれは個人的な感想なのですが。
千波は強く続きあろうと努力してますし、あの一作目の事件は本当に重々しいです。
それでもなー、記憶に残ったのは真摯で愛情深い依光でした。
依光はBL界でもかなりポイント高しの攻めで、女子の憧れではないでしょうか。

SSは前作『ファイナルカット』のカップル、木佐×野田の話です。
『ラブシーン』の事件の時に木佐が撮ったフィルム。
その撮影の直後です。
なんだか余裕のない木佐が新鮮でした(苦笑

1

シリーズ3作目・『ラブシーン』CPの続編です。

『ラブシーン』は、たぶん好みの別れる作品でしょうね。私は好きですが。

こちらはその続編、傷心の千波(受)のその後、そしてもちろん依光(攻)との関係も。

1編目『ロケーション』は、前作の事件後渡米した千波が、端役から始めてハリウッド俳優としてステップアップして行く様子を追っています。

特に前半は、『ラブストーリー』としてはかなり横に逸れたと言えなくもないですが、千波が前作の事件から立ち直って行くためには、やはり欠かせない内容だったとは思います。まあ、ここまで(独立した作品として)詳細に書く必要があるかは別ですが、私はこれはこれでストーリーとしてもよかったと思いますよ。

千波の悩みも苦しみも(結果焦れったく感じても)、あの事件を思えば当然で、逆によく立ち直れたと思います。まして前進してるし、すごいよ。

千波が出演するハリウッド映画のロケ地に依光が現れ、2年ぶりの再会となります。2年も会ってなかったんだね・・・
あ~、ホントに依光イイ男だなあ・・・攻を好きになることは滅多にない(なりたくてもなれる攻がいない)私が、コイツは大好きだ!と言える数少ないキ続きャラクターです。このCP、ホントにいいなあ。

2編目・表題作は、前作の事件と大きく関係する映画の続編が作られることになり、それに出演を決めた千波が、久しぶりに帰国します。そこで、依光から女優としてデビューした従妹を紹介されるんですね。

『千波のためなら』数少ない身内も切り捨てられる、依光の覚悟が眩しいです。これからも千波の傷を守りながら2人で生きて行く、この2人に明るい未来があるように祈りたくなります。

正直なところ、このシリーズ自体はすごく好みってわけじゃないんです。キャラクターが移り変わっていくので、作品によって好みがハッキリ分かれるので。
でも、このCPはすごく好きなんですね。だからいつも、『ラブシーン』とこちらの2作だけ読み返すことが多いんです。シリーズとして読み返す時も、苦手・好みじゃない2作(『ファイナルカット』『キャスティング』)は除いて読んでます。

3

依光の強さにひたすら救われるお話でした

依光の覚悟と男前度に惚れ直すお話でした。
凄いなぁ……。
本当にこの人は、千波が楽に呼吸できる環境を作ることだけに心を砕いている気がします。

実は『ラブシーン』とのきからぼんやりと、「千波ってそんなにいいかな?」って思わないでもなかったんですが……。
嫌いじゃないんだけど、良くも悪くも色がないというか、個性を感じないというか。
惹きつけられるような魅力が、足りないとか無いとかじゃなく、あるんだけど薄いという気がするんですよね。
(う~ん、感覚なんで上手く言えない。魅力が薄いって言い方もおかしいし><)
けど、この作品を読んで、依光と千波は2人セットで見るものなんだな、と思いました。
お互いを埋めあっているというよりも、精神的に一心同体という感じ。
まだ少し依光の方が割合が大きいけれど、千波がこれから、少しずつそれに見合うよう強くあろうと思ってくれれば良いなぁ……と、思います。

『PV』は、木佐×野田でしたが、これは『ラブシーン』であのPVを撮った直後ですよね。
息子のエッチを見てその気になっちゃって、野田を呼び出す木佐監督!
いきなり脱げといわれた野田の続き「余裕がないんですか?シチュエーションが必要なんですか?」という問いかけに吹きました!
そこ冷静なの?(笑)
このお話は、短かったですけど、なんだかでっかい子供と子供にメロメロな大人を見ているようで、すっごい幸せな気分になれました。
野田はもうちょっと、自分がどんだけ愛されているか知ればいいと思う。
端から見たらこんなにだだ漏れなのに~!


作品的にはすっごく好きなんですが……。
なんでしょう、やっぱり私はこの方の書き癖がどうしても合いません。
読んでいて目が「ん?」と止まっちゃうから、没頭できなくてもったいないんですよね。
基本的に「で」とか「て」とかで終わる文章が好きじゃないんですよね。
「~と感じて。……どうしたんだ!」「~だからで。……なんなんだ!」といちいちツッコミたくなる。
時々ふっと使われると言葉の余韻やその先に続くイメージを楽しめてとても効果的なんですが、こんなに乱用されると私は読みにくいです。

けど、どのシリーズもストーリーは好きな作家さんなので、これからも頑張って読みます。
文体変わらないかなぁ……。

0

監督の本心が垣間見えた!

俳優・片山依光(33)×俳優・瀬野千波(30)
「ラブシーン」の続編です。

『ロケーション』
スキャンダラスな事件の後、千波は裁判を終えると、拠点をアメリカへと移した。
役者は続けたいと思ったが、日本で活動するのには勇気がなかったからだ。
アメリカに移り2年ほど経った頃から、少しずつ千波の演技は認められエキストラから役をもらえるようになって。
ロケに出ていた千波はそこで2年ぶりに依光と再会し…。

前回の「ラブシーン」では本当に大変な目に遭った千波。
それでも、演技がしたくて新しい一歩を踏み出したわけだが。
その間、ずっと依光とは電話だけで会わずにいて。
自分でしっかり立てるようになるまではと思っていて。
それでも、依光が会いに来てくれたらそれは嬉しくて。
オフが終わってしまえば帰ってしまうし、その後はまた淋しくもなるだろうけど。
依光は事件後、とても優しく千波に接していて。
それはあの時守れなかった分とかもあったのかもしれないけれど、それは千波にとっては申し訳ない気持ちになったりもして。
お互いに事件のことは一生消えるわけではないし、その苦しみはず続きっと抱えていくしかないわけで。
それでも千波と一緒にいたいという依光に千波はどう答えるべきか迷ったり。

「決心」するのではなく「覚悟」をきめるだけ。
その言葉が印象的でした。


『クランクイン』
日本での仕事もすることを決めた千波。
帰国後、依光はそんな千波に従妹で女優の卵のゆきねを紹介し…。

家族か恋人か。
何かを失ってでも手に入れたいものがあるか。
譲れないものがあるか。
そんなお話でした。

2人が一緒にいる限り、過去の事件も2人の関係も話題としては付き纏う。
それでも、そんな中を堂々と生きていくしかなくて。
何も間違ったことはしていないのだから。
強くあるしかなくて。
依光の「俺のところで泣いていいから」という言葉が印象的でした。


『PV』
映画監督・木佐充尭(48)×俳優・野田司(32)
「ラブシーン」の依光と千波の撮影後、木佐に呼び出される野田。

短いお話なんだけど、今までで一番甘い2人だったかも。
木佐が駆け引きもせずに余裕がないのがとても素敵だと思った。
ストレートな言葉で野田を誘って、抱いて。
木佐がベッドで漏らした言葉は野田の心をとても満たしたことだろう。

0

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