まるでケダモノ

marude kedamono

まるでケダモノ
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
1
得点
1
評価数
2件
平均
1.5 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
シリーズ
ダリア文庫(小説・フロンティアワークス)
発売日
価格
¥571(税抜)  ¥617(税込)
ISBN
9784861342097

あらすじ

大学生の榊原連太郎は、超ハンサムで腕利きの歯科医・村瀬一明と出会う。実は一明は他人の苦悶の表情をこよなく愛するサディスト。一明の強烈なアプローチに戸惑う連太郎だが…。

表題作まるでケダモノ

村瀬一明 鬼畜な歯科医
榊原連太郎 平凡な大学生

その他の収録作品

  • White temptation
  • あとがき

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レビュー投稿数1

時代を感じるラブコメディ

初出は1999年。六堂さんのデビューノベルズだったそうです。

こちらは、その後別レーベルの新書で出されていたもののさらに新装版文庫になります。

六堂さんとあさとさんのコンビということで(昔、それこそ初出のころ、お2人で出されていたオリジナルの合同同人誌を読んでたので。初出のイラストは別の方でしたが)、正直もともとの好みとはまったく違うんだけど・・・と思いつつも買ってしまいました。


なんというか、いろんな面で『懐かしの~』という感じがしました。この頃のコメディBLってこういうの多かったな~、と。
三人称受視点なのに、一人称自分語りのような印象もそうですね。

普通の大学生・連太郎(受)が歯痛で、美形の歯科医・一明(攻)の治療を受けに来たのが2人の出逢いになります。

それだけなら別に取り立てて言うこともないんですが、そこに(何故か!)香港マフィアが絡んで来るんですね~。実は、一明は香港マフィアの御曹司だったんです。
うん、いろんな意味でこれもまた懐かしの『スーパー攻』の変形でしょうか。

まあ、これだけでも特にいま読むとアホらしくなっちゃうくら続きい荒唐無稽ですが、トータルではもうなんかそんなの大した問題じゃなかった。

全体的になんともハイテンションのコメディタッチが、正直読んでてすごく疲れる・・・
というよりも、連太郎のキャラクターが(受として個人的に)かなり苦手なタイプだったんですよね。やんちゃ過ぎで考えなしで口が悪いっていうのが。

個人的に『俺様・傲慢攻』に加えて『S気質攻』が大っキライなので、このシリーズは一明が『サディストの歯科医』っていう時点でこりゃ無理だと思ってなかなか読む気になれずに積んでいたんですが、いざ読んでみたら『サディスト』っていうほどかなあ・・・と感じてしまいました。どうも、作家さんと私とで『サディスト』の感覚が違う?ような気がして。

意外にも、危惧してた『サディスト攻』よりも『ごく平凡な大学生受』の方がダメだったということですが、だからといって一明もまったくこれっぽっちも好みではないんですけどね。完全に警戒して読んだので、思ったほど酷くなかったってだけのことです。
う~ん、まあ『サディスト』には違いないのかもしれないけど、それ以上に『変人・変態な俺様』のイメージの方が遥かに強いんだよ。


とにかくキャラクターが好みじゃなかった(どころか、どちらもかなり苦手)。
ラブ・H面も強引でどうも入り込めません。何よりも、最初のHが『無理矢理』の時点でどうにも・・・←『無理矢理から~』ってのが心底ダメなので。

ただ、すごくつまらないわけじゃないんです。『コメディ』としては決して悪くないんですよ。
ラブはともかく(・・・)、ストーリー展開はテンポもよくてさら~っと読めるんです。
前述の通り、スピーディーな分テンション高過ぎて引き気味にはなりましたけどね。

SS2編はコメディというよりギャグとHです。タイトルの『white』は白パンツ(ブリーフ)です・・・


え~、たぶんこれキャラクターが好きになれたらすごく面白いんじゃないかと思います。
所謂『キャラ萌え』的読み方が向いてる(しやすい)作品なんじゃないかな。

残念ながら、私はキャラクターが苦手なのでラブストーリーとしては楽しみようがなかったんですが、それでもコメディとしてはまあ悪くはなかったんですよ。

少なくとも、シリーズ次巻(何せ全10巻だから)は読もうと思えました。

ただ、もしこちらが『キャラクターが好みじゃない』からいまひとつだとしたら、次巻からメインCPとはまったくタイプの違うサブCPが加わります。攻は、こちらでも出てきた李(一明の父親の秘書)です。←私はこのサブCPがすごく好き。それだけで次巻以降シリーズ一気に読んだ(正直なところ、この1作目読了時には『・・・どうしよう、シリーズ10巻全部買ったのに』と途中で挫折する心配をしてましたから)。


あとは、あさとさんのイラストがとてもよかったです。特に、この表紙カラーがすごく素敵でした。
そして、あさとさんのあとがき代わり(?)の巻末1ページコミックが面白い。
『ケダモノinパラレルワールド』シリーズで、パート1のこちらは『シンデレラ』でした。ハッキリ言って、本編より面白かったし好きだ。←暴言。でも本音。

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