カフェオレ・ランデブー

cafe au lait rendez-vous

カフェオレ・ランデブー
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×214
  • 萌13
  • 中立2
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
9
得点
97
評価数
32件
平均
3.2 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
シリーズ
フルール文庫ブルーライン(小説・メディアファクトリー)
発売日
価格
¥650(税抜)  ¥702(税込)
ISBN
9784040662022

あらすじ

29歳の誕生日、恋人の笹野が既婚者だったことを知ってホテルを飛び出した久能。やけ酒をあおった帰り道、「純喫茶・東風」の看板を見つける。笑顔の可愛らしい年下のバリスタ・平北に出されたのは、「疲れを癒す、悲しみの溶けるコーヒー」だった――。美味しいコーヒーと平北の存在に癒される穏やかな日々。徐々に平北への想いを募らせる久能だったが、笹野との苦い恋の記憶が久能の心に陰を落としていた……。そんなとき、笹野の妻を名乗る女性が現れて! ?

表題作カフェオレ・ランデブー

平北誠 喫茶店員・バックパッカー(24)
久能一眞 知らずに不倫していた会社員(29)

その他の収録作品

  • カフェオレ・トワイライト
  • 恋する喫茶店
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数9

攻めに癒されました…!!

栗城さんのお書きになる年下ワンコ攻めに
今回もうっとりさせていただきました!!
明るくて人当たりの良い年下ワンコ、
ほんっと可愛いなぁ!!

5年も交際してきた笹野という恋人が実は既婚者で
それを自分の29歳の誕生日にホテルで知らされ
どうしようもなく傷付いた久能ですが
家にすぐ帰りたくなくてふと目に入った純喫茶に
ふらりと入ってみると
そこにはギャルソンの恰好をした若い男が……。

久能は真面目で優しい青年なのに、
笹野に騙されてすごく気の毒でした!!!
誠実の欠片も無い言動に腹が立って腹が立って
私が刺したくなりました(犯罪です)
それでも、仕事は出来ておとなの余裕が感じられて
耳触りの良い言葉をいつもくれていたし
久能はゲイだから、笹野と別れても
すぐ違うパートナーに出会えるとも限らなくて
なかなか決意できなかったというのもわかります。
ただ、本当に話が通じなくて
久能の言う事を(転職の理由ですら)
すべて自分の都合の良い方へ受け取る笹野が怖かった…。
ザマミロな結果だったかもしれませんが
ちょっと……そういう展開…!?と驚いてし続きまって
現実味が薄い気がしてしまいました…。すみません!
こんな奥さんいるかな…??

自分に自信が持てず、つい卑下してしまうような久能を
5歳年下の平北(店長代理)が包み込んでくれてよかった!!!
バックパッカーというだけあって
柔軟性のある考え方や行動力もさることながら
人を明るい気持ちにしてくれる面にとても魅力を感じました。
“店長のおすすめ”のコーヒーに、
大喜利のようにタイトルを付けるのも
人柄が出ているようで私は好きです。

色黒な平北と色白の久能が手を繋いで「カフェオレ!」には
こちらが赤面してしまいましたが
笹野は外で手を繋いでくれたことがないので
(しかもそういう場面で酷い言葉を投げてきたから…)
恥ずかしいけど嬉しいという久能に共感しまくりです!!

笹野から守ってくれた後の
「昔の恋を忘れて、俺を見てくれるコーヒー」には
泣いてしまった!!
優しさがめちゃくちゃ沁みて感動しちゃったんです!
もしかしたらここは苦手…という方も
いらっしゃるかもしれませんが……。

Hでは若さ溢れる様子が素敵でした!!
余裕が無かったり情熱的だったり!!
あんなふうに求められたら
体力的に多少キツくても
心が満たされるでしょうね、久能ww

平北が私の好みドストライクだったのですが
笹野が許せなかったのと
奥さんの行動に違和感が拭えなくて
萌とさせていただきます;;
でも本当に平北は好きなんですよー!!

ちなみに今、自分で淹れた安いドリップコーヒーを飲んでマスww

2

年下バリスタの癒し

表題作と短編2つの3作品が収録されています。

「カフェオレ・ランデブー」
表題作。久能(受け)の視点で進みます。
恋人と思っていた笹野が妻帯者だと知るという、最低の誕生日だった久能。ふと目にして入った「純喫茶・東風」で「店長のおすすめ」コーヒーを飲んだ久能は泣いてしまい、目を覚ますとそこは平北(攻め)の部屋で…。年下癒し系のバリスタが、傷ついた年上受けを甘やかすのが心地よい作品でした。

「カフェオレ・トワイライト」
久能が主人公です。
恋人同士になった二人。でも、店長の前はバック・パッカーだった川北。もうすぐ外国に行ってしまうというのを読んで不安になったのですが、意外にも久能はそうでもなく。自然で甘くて良い関係だなと感じました。

「恋する喫茶店」
久能の友人・溝口が主人公。喫茶店内の貼り紙がラブ的な内容に変わっていたというノロケ話でした。

あとがきに、イラストを描かれた藤先生のキャララフがあります。藤先生も笹野を許せない、と仰っていてなんだかちょっと嬉しかったです。

受けが攻め以外の男とセックスする場面が冒頭にあります。それほど長い場面ではありま続きせんが苦手な方はご注意ください。

1

新しい恋は

ちょっとレトロな純喫茶・東風の雇われマスター平北は、まだ年若いバックパッカーなのに感性がなんだか昭和。
微妙にポエムな自作の格言を、店内のあちこちにさりげなくちりばめては常連さんたちにからかわれている。
そんな純喫茶東風に、久能は、恋人だと思っていた相手の手ひどい裏切りを知らされた29歳の誕生日に、偶然、たどり着きます。
そして平北と店の雰囲気に癒されて、主人公・久能は不毛な恋から脱却し新しい恋をつかみます。

落ち着いた喫茶店の店内の香り。
そういえば、ちゃんとしたコーヒー専門の喫茶店のコーヒーって、最後に飲んだのいつだったっけかな。
2階が住居になっているような喫茶店って、今でもどこかにあるのかな。
濃いマンデリンにちょっとクリーム垂らして飲みたくなったな。

1

大喜利コーヒー

29歳の誕生日、恋人が実は既婚者であることに気がついてしまった久能。
男同士、日の目を見る事は難しくても
普通に恋をしているつもりだったのに……

そんな時に出会った、昭和の香りの純喫茶。
雇われマスターのまだ若い男性と常連達、美味しいコーヒー、
そしてそこに漂う空気に癒され、通うようになるが……

こんな恋には見切りをつけようとするのに、
相手はなんとも悪びれることなくうまく別れられない……

面白くすいすいと読めて、読後感も悪くない。
でも、とりわけ好き!とも思い入れられない……という作品。
年下ワンコっぽい平北くんもちょっと天然ぽい久能さんも悪くないが、
その主人公二人の印象よりも、ちょっとどうかと思う元恋人や
スパッと爽快なその妻や、そしてレトロな喫茶店の佇まいが味がある。

最大の感想は、
私も平北くんが入れる大喜利コーヒー(しかもお値段お手頃)を飲んでみたい!


4

今でもあるのでしょうか

懐かしい響きを感じさせる純喫茶が半分舞台になる恋する相手に裏切られ
傷心と自嘲を胸に抱えた受けになる主人公久能が偶然見つけ足を踏み入れた純喫茶。
若い雇われ店長の笑顔に癒され、次第に心惹かれていくけれど過去の恋がネックになり
素直に気持ちが欲するままに新しい恋に踏み出せないお話でした。

久能はかなり恋愛ごとにはヘタレ気味、それは始めて好きになって付き合った恋人が
誰にもふたりの関係が知られないように秘密めいた行動をしていて久能自身も
いつの間にか隠れてする恋愛が当たり前みたいになっていて、相手にとっては
かなり都合のいい相手になっているのです。
恋人が浮気している気がする、でもそれを問い詰めて相手に嫌われたら
別れを告げられたらと臆病な心が真実から目を背けさせている。

それは久能が29歳の誕生日に信じていた恋人が実は既婚者で自分は知らないままに
浮気相手になっていた事実を知る最悪な日になります。
恋人が浮気をしているのではと疑っていたのが実は自分こそが浮気相手と知り
かなりのショックを受けて、一人飲んだ後に偶然見つけた純喫茶で攻めになる平北の
入れて続きくれたコーヒーを飲みながら自身の今の感情を言い当てられたような店長おすすめ
コーヒーのネーミングを聞いたとたん常連客もいる店で泣きながら眠ってしまう。

ゲイである久能が好きなタイプの平北に傷心の久能は徐々に癒され惹かれるが
元恋人との別れ話がもつれ、その妻にまで話があると言われ、北平に好意を示されても
嬉しいと思う反面、不倫をしていたような自分では釣り合わないと新しい恋の予感に
戸惑い揺れ動く心。
結果的にはハッピーエンドのバカップル気味になりますが、主役キャラたちよりも
そのふたりを取り巻く純喫茶の常連さん達もいい味を出して作品を盛り立てている。
傷心の久能は北平だけでなく、その店と常連客にも心を癒されたように感じます。
カプになった後も二人を温かく見守る、恋愛軸よりも素敵な仲間たちの雰囲気ありです。

3

キャラクターがすごく好き。

栗城さんは一応作家買いしていますが、作品によって(個人的好みとの符合において)かなり当たりハズレが激しいので、買ってもなかなか読めずに積んでしまうことが多いんです。

こちらも、あらすじでわかる範囲の『不倫』『年下攻』がどちらも苦手要素なので、後回しにしてしまいました(ただ『不倫』に関しては本人も知らなかったのでちょっと別だけど)。
疲れてるときにはなるべく苦手は読みたくないので、事前にわかっていたら回避するようにしているんです。

で、ようやく復活して来たので読んでみました。


前述の通り、年下攻は基本的に苦手ではあるんですが、平北(攻)は年下でも例外的に好みの『ワンコ』だったのでたいして気になりませんでした。
どころかすごく好みです、こういう可愛いワンコだけどいざというときに格好いい男前は大好きだ。若さがいい方にだけ出ている感じで、この平北はホントによかった。

久能(受)も、私はこういうキャラクターは好きなんです。ある意味、後ろ向きでハッキリしないんだけど、それはもともと苦手ですらないので。

2人のラブはほのぼのと初々しくて『あ~、私の好きな続き栗城さんだ』という感じでした。栗城さん作品でも上位に入るくらいよかった。

悪役・敵役である久能の元彼・笹野に関しては、個人的にはこういう自分基準でのみ暴走する(人の話を聞かない)キャラクターは虫唾が走るほど大ッキライなんですが、あまりにも徹底してるので心置きなく切り捨てられていいかもしれません。
『悪役として』は大成功かもしれない。キライだけど。

うん、確かに気分悪いには違いないんですが、彼の妻とその思惑等も含めて綺麗にスッキリさせてくれたので『メインのラブのスパイス』と割り切ればいっそ素晴らしい勧善懲悪でしょう。

まあ、ヤツのそれまでの言動からして引き際があっさりし過ぎな気はしましたが、だからって延々と引っ張られても(読み手として)かえって困るし、ストーリー展開の上ではこれはこれでよかったとも思います。

最低な元彼を除けば、すべてにおいて優しい雰囲気でとても好きです。


あとはイラスト。
藤さんは小説挿絵としては初めてですが、非常に苦手な絵柄で参りました。

7

イラスト買い

イラストの藤さんのファンなので購入。
たぶん、初めて読む作家さん?

ゲイの会社員とレトロなカフェの雇われ店長?
年下攻めで、なんとものどかな、ほのぼのしたおはなしの中で、受けの前カレ、職場の上司が、とんでもないデンパで異彩を放ってました・・・

とにかく、この上司のキャラクターが異質すぎで、仕事ができて気配りもできるらしいのに、受けの言葉だけが届かず、斜め上になってるのが異常すぎて、おはなしの中で浮いていたような?
さらに上司の奥さんも、バリキャリというのも違和感?

レトロなカフェと一途な年下攻めと、どこかまったりした受けとのロマンスの世界に、前カレの上司と奥さんの設定が浮いていました。受けの友人や、転職の話も、なんだか唐突?
伏線なのかと思えば、無関係?
行き当たりばったりで、適当にノリと雰囲気だけで書いたのかしら、と思うような展開でした。

本筋の受け攻めの性格や、二人が近づいてく過程は悪くないと思うんですが、メインの二人以外の設定やエピソードがかけ離れていて、なんだか乗り切れず、ちょっと残念でした。

読みやすい文章で、藤さんのイラストも受け攻め続きの雰囲気には合ってたと思うんですが、おはなしそのものが合わなかった、ノリが違ったという感想。
作家さんの名前を覚えて、また読みたいと思うようなさくにんではなかったですね。

1

爽やかワンコ攻め

自分的にはかなり好きな作品なので、他の方の評価が低くてビックリ…。

確かに設定的にはえ?って思うようなことが多いです。
なんで5年も付き合ってて結婚してるって気付かないのとか、たくさん愛人いるのに怖いくらい執着してくる違和感。あとは受けの視点から描かれているので、攻めがどこから何がきっかけで受けのことを好きになったのかとかもさっぱりわかりません。
でも!!
受けの気持ちの動きとか、攻めがすーっごく受けのことが好きなのが細かく、ちょっとした場面でも丁寧に描かれていてリアリティを感じたのでそんなに違和感は気にならなかったです。
特に、「俺を好きになるコーヒー」の場面は攻めの気持ちが溢れてきゅんっとしました。
Hのシーンでも、謝りながらガツガツしちゃう攻めが、受けのことが好き好きで堪らないっ!というのが伝わってきて、そのガツガツさが愛おしさや可愛さになっちゃうよね!と受けの気持ちも納得です。

受け視点なんだけど、攻めの愛に溢れた作品で、年下の爽やかワンコってすっごくいいわぁと余韻に浸ってしまいました。

2

主人公よりも他のキャラに印象が…

ゲイのサラリーマンとノンケの若者のお話です。
フルール文庫はあまり読んでいないので手元にある物しかわからないのですが、こちらの作品も一行の文字数が少ないからか、妙に1ページがスカスカしています。
セコイかなあとも思いますが文庫で700円近いのですから、出版社さんももう少し読み応えがあるようにして欲しいですねー。


受けの久能は綺麗系なサラリーマン。
上司である恋人に、29歳の誕生日をお泊りデートで祝ってもらっていました。

攻めは喫茶店の従業員、平北。
24歳のわりに昭和センスの持ち主で、ふだんはバックパッカーで海外をフラフラする自由人。


久能の誕生日えっちの最中に、恋人・笹野の妻から電話…
「え!?結婚してるの?」という展開なんですが、会社が同じで就職のお世話にもなってる相手が結婚してることを知らなかったというのは、かなり無理がある気がしました。
女性が一人もいない会社でない限り、そりゃないよなーと思います。
40前のバリバリに仕事が出来る若手のホープならばよけい、女性の口に戸は立てられない…
しかも五年もつきあっていたら気づいてよ!という感じで続きす。

ふたりの出会いは久能が誕生日破局し、その帰りに入った純喫茶でコーヒーを入れてくれたのが平北だったというもの。
「悲しみの溶けるコーヒーでございます」なーんて言っちゃいます。
わたしにはサブイボなんですが(苦笑)、久能にはドンピシャだったらしく妙にソワソワしちゃう。
けっこうあっという間にくっついてしまいますし、笹野の妻との件もあまりにあっけないです。
ただ、笹野本人との別れのやりとりは、激しく気持ち悪い!
おぞぞーっとするほど。
笹野は大人の男でなくただのズルイ男で、しかも自分の価値観以外の考えはまったく理解もしなければ共感もしない、まるで宇宙語でも話しているんですか?というヤツでした。
でも、まあ、いますね現実にもこういう人って。
あまりにわたしには笹野インパクトが強過ぎて、主人公ふたりの印象が薄かったです(苦笑

10

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