青くて、甘い

aokute amai

青くて、甘い
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神4
  • 萌×24
  • 萌4
  • 中立4
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
5
得点
52
評価数
16件
平均
3.5 / 5
神率
25%
著者
  
媒体
小説
出版社
心交社
シリーズ
ショコラ文庫(小説・心交社)
発売日
価格
¥660(税抜)  ¥713(税込)
ISBN
9784778117610

あらすじ

男女関係のトラブルに巻き込まれ、利き手を縫う怪我をした大学生の岡崎充彦は、当事者である美容師の神田修平と夕食を共にするようになる。人付合いが苦手で友達もいない充彦は、男女問わずつきあえる遊び人のような神田と話が合うとは思えなかった。だが、共に食事する度に傍にいる居心地よさが増していく。そんな中、神田にキスをされそうになった充彦は激しく動揺するが、当の神田に軽く「冗談だよ」と、流されて…。

表題作青くて、甘い

神田修平, 美容師 30歳
岡崎充彦, 大学一年生 18歳

その他の収録作品

  • 甘くて、熱い
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数5

どこがいいの?

充彦にずばり聴きたい。神田のどこがそんなにいいの?

これは充彦が自分の性指向に気づくための初恋物語で、数ヶ月後には終わって、いつかちゃんとした相手とのちゃんとした恋が始まればいいな…と思ってしまいました。それぐらい、神田がどうしようもなかった。

人間としてどうしようもないって程ヒドい男ではないのだけど、人と深く触れ合ったことのない18歳の充彦の恋人には向いていないと思います。12歳差という点も私は気になりました。歳の差カップルがどうこうじゃなく、充彦は色んな経験をすっ飛ばしすぎだと思うんだ。

まあ、本人達が幸せならいいんですけどね…。

0

攻めがちょっとヒドイ

表題作と続編ショートが収録されており、どちらも充彦(受け)の視点で進みます。

表題作で両想いになるまでがじれったかった分、続編ショート「甘くて、熱い」が、二人の初エッチがほとんどで、タイトル通り甘い雰囲気で終わってニヤけてしまっていたのですが。
改めて表題作「青くて、甘い」を読み返すと、あれ、神田(攻め)って結構ヒドクない…?って気が付いてしまいました。

それまではピュアな充彦が好きになってしまうように仕向けておきながら、充彦が好きになったら臆病にもフッって逃げる。そのくせ友達でいたいと言う。女性と付き合う。充彦が忘れようと引っ越したら追いかける。

そういうダメ男だから物語になるんだと思いつつも、後の展開を分かっていて序盤を読んでいくと、神田の充彦への親しい態度に「後でフルくせに!」と思わずイラッとしてしまいました。

とはいえ、結局は攻めが泣きながら反省してという自分的には溜飲が下がってのハッピーエンドに落ち着きますけれど。

卑怯なダメ男攻めと、そんな男に振り回される年下受けがお好きな方にお勧めだと思います。神田の友人・星野や充彦の弟・準也などサブキャラ続きが充彦を支えてくれるので、辛く重い雰囲気までにはならず、程々に切なさを楽しんで読むことができました。あと、準也のイラストが男前なのも嬉しかったです。

1

恋をする側

少し遠出した先の書店のオススメコーナーにあったこの本。
つい、買っていました。
帰りの電車で読み始めたんですが。
わりとぶ厚めの文庫なのに読みやすくて、さらりと読めてしまいました。
実は、ひのもとうみ先生の本は何冊か持っいるのですが。
すべてまだ未読でして…先生には申し訳ない☆
これが初読みになりました。


大学生になって、アパートに独り暮らしをしはじめたばかりの充彦と。
アパート前のサロンに勤める前田。
充彦が帰宅時、前田の修羅場に巻き込まれて怪我するところから始まります。
自分のせいで手を怪我した充彦を店の二階の自宅に招いて、毎晩夕飯の世話をする前田。
人見知りの激しい充彦は、なれない独り暮らしの中。
はじめてまともな人との繋がりに、次第にのめり込んでいき…。


この前田、どうしようもない優柔不断でして。
と言うか、前田は沢山恋をしてきたようでいながら実は、自分から好きになった事がないのかな?
他人が苦手な充彦と、恋の仕方を知らない前田。
恋のスパイス的な人物は、けっこう何人も出てくるんですが。
ちい~とも進展せず。
そのイライラした続き展開が、かえって新鮮で面白かったです♪

前田は本当に、雲みたいにフワフワしていて掴み所がなくて。
自分でもそういう自覚があって。
まさか、随分年下の近所の男の子を意識するなどと、夢にも思っていなくて。
しかし充彦にドン引かれた時、非情に情けない姿をさらけ出します。
これが一番面白いシーンでした!
いや~もう、ほんと面白かったです♪

ちなみに、スパイス的な人物は。
神田の友人で飲み屋の店主、星野。
この人のお陰で、お話が少しづつ進みます。
神田と星野の共通友人でサロンの常連客、トモキ。
この人も、かなりのキーマンです。
充彦と仲良しの弟、準也。
まだ子供ではありますが、ほんと良い奴です。
その他にも数名の女性達など。

このお話、評価が萌とまりな訳ですが。
残念なのは、充彦の古いある傷あとについてのエピソードです。
あまりにもアッサリしすぎでして。
そして、結構深手だった掌の傷についても。
後半ほとんどふれられない事。
神田の性格のせいなのか?
充彦が気にしないよう、ワザと神田はその事にふれないのか?
はたまたページの都合で入らなかったのか?
よくはわかりませんが。
二つの怪我エピソードが、アッサリすぎで少し拍子抜けしました。

それでも、神田のヘタレシーンはかなりのお気に入りです♪
サロンや自宅のつくりの話も好きです。
先生、面白いお話をありがとう~。

1

包容力攻

これもネタバレということになるのでしょうか、作者様が後書きで書いておられました。
「常々、「包容力攻」を書きたいと思っているが~ただの弱気でふわっとしたダメ男という…」

恋愛経験値どころか、友達すらいなかった充彦は、修平のことを最初は包容力のある、大人の優しい人だと思って少しづつ心を開いていきます。
修平もそんなウブな充彦に特別な興味を惹かれてはいるのですが、充彦の修平に対する気持ちが、いつしか恋という物になっていたと充彦自身が気づき、その気持ちを真っ直ぐに向けられたとき、つい、それをはぐらかしてしまいます。
そして、充彦が、自分で悩み、自分で決断して、修平から離れて、ようやく充彦を失いたくないと取り縋ります。
この、経験値が低いからこそ潔い受けと、無駄に経験値が高くて本質を見失っていた攻めは、金ひかる先生のイラストと相性ぴったり。
「青くて、甘い」編がずっとグルグルだった分、「甘くて、熱い」編では修平の経験値の高さを存分に見せつけてくれます。

2

自分期待値が高かった為

どんぴしゃりだと思い込んでしまった自分が一番悪いのですが、
『ひのもとうみ』さんの作品が今まで全部ハズレが無かったもので、
すごく期待値を高くして読みましたところ・・・

ざんねん。もうひとつ足りず。

攻めがぐだぐだ~。

これまでの作品でも『ひのもとうみ』さんの攻めはぼやかし気味で受けへの気持ちがはっきりしないしない感じが多いイメージでした。
この小説の攻めは特にぐだぐだしてました。
30歳過ぎてるはずの攻めがいつまでも受けへの対応にぐだぐだしてまして途中からは、この際だから当て馬とくっついちゃえ!など不埒な事まで考えてしまいましたよ自分。

2

この作品が収納されている本棚

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