忠犬秘書は敵に飼われる

chukenhisho wa teki ni kawareru

忠犬秘書は敵に飼われる
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神3
  • 萌×25
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
35
評価数
8件
平均
4.4 / 5
神率
37.5%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
三交社
シリーズ
ラルーナ文庫(小説・三交社)
発売日
価格
ISBN
9784879198976

あらすじ

権力争いに勝利し社長となった有川は、ゲイであり秘密があった。そんな有川の前に敵対する叔父の秘書・忠村が社長辞任を求め、
有川が恐れている秘密をネタに訪れるが――逆に忠村の弱みを握り、己の秘書にしてしまう。
だが忠村を奴隷扱いにするはずが、その忠実な仕事ぶりに有川は次第に心を開き、また忠村も有川が気になり……
二人の関係と想いに変化が現れはじめた矢先、叔父の魔の手が有川に!?
そして忠村の取った行動とは!! 忠実な敵の秘書×美貌の社長。

表題作忠犬秘書は敵に飼われる

忠村直人,敵対する叔父の秘書,28歳
有川貴裕,大手洋菓子製造会社の新社長,26歳

その他の収録作品

  • ドアの向こうで二人は
  • あとがき

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レビュー投稿数2

忠犬秘書はプラグ入り

父の会社を継ぎ、洋菓子メーカーの社長になった受けの元に、敵の一派である叔父のスパイが送り込まれてくる。そのスパイ・忠村(攻め)は叔父の忠実な秘書で、受けの弱みを握るべく盗聴器を仕掛けようとしていたのだが、受けは逆に攻めの恥ずかしい動画を撮影。それをネタに脅し、自分の秘書にしてしまう。
敵の一味なのだが、有能で、かつ健気な攻めに受けはだんだんほだされていき…。


流れとしては、社長である受けと敵に送り込まれてきた秘書攻めという、割と単純な図式の話なのですが、これがすごくビックリな作品でした。
とにかく攻めのキャラクターが面白い。有能は有能なんですけど、詰めが甘いというか間が抜けてるというか…。
攻めは、出張ホスト遊びが大好きな受け宅に向かうホストを買収し、受けの住むマンションに乗り込みます。
でもインターホンを鳴らした途端に受けに怪しまれ、ボディガード兼秘書の女性を招集され、攻めはソッコーで女性秘書に倒されます。一瞬で女性に倒される攻めって…。
その後、女性秘書(胸がバイ〜ンなので通称がメロン)とともに取り調べられ、盗聴器を仕掛けようとしていたのもすぐバレる。その上受け続きのトラウマの逆鱗に触れてしまい、激おこな受けに恥ずかしい動画を撮られ、翌日から秘書として働かされる際は尻にプラグ挿入される。
念を押しておきますが攻めです。

ろくでもない目に遭ってる攻めですが、受けの叔父に拾ってもらった恩義で忠誠を誓ってたり、でも自分にとんでもないことしてくる受けを恨めなかったり、受けの女性秘書のメロンの働きがひどい(本職はボディガードなので)のを見かねて受けのスケジュール管理始めちゃったり、いちいちかわいい。ろくでもない目に遭って気の毒なんだけどおかしい。

ラブ面ではなかなか進まなくて焦れてしまいましたが、その他のシーンがすごく楽しくて、大ウケでした。女性キャラだけどメロンがとてもいい。受けにも攻めにも頭の中で「メロン」って呼ばれてるのがすごくおかしい。そして攻めを一撃で仕留める腕っぷしがかっこいい。

ギャグは楽しく、ツンツンハリネズミな受けや間抜けな攻めは可愛く、事件はハラハラで、いろいろ楽しめた本でした。

3

切なくも甘くコミカルなオフィスもの

あらすじ:
叔父との権力争いに勝利し、大手洋菓子メーカー社長の座に就いた有川(受け)。
有川に辞任を求める叔父の秘書・忠村(攻め)の弱みを握り、逆に自分の秘書にしてしまうが、やがて彼に惹かれていき…

秘書×社長で、年上攻め。
攻め受け両視点あります。

有川は、一見クールな美人ですが、実はなかなかの苦労人。
愛人の子で一族から見下されていたり、
学生時代、元彼にキュウリを挿れられ抜けなくなったことで病院に運ばれ、その事件がもとで会社の跡継ぎ候補から外されたり…
それ以来恋人は作らず出張ホストで性欲を解消しています。

忠村は、殺人未遂で服役していた過去があり、自分を拾ってくれた有川の叔父に忠誠を誓っている人物。
有川に社長退任を迫ろうとするも、彼のボディガードに返り討ちにされ、有川のトラウマ(キュウリ)を刺激したことで彼を怒らせ、逆に脅される立場になってしまう…
秘書として雇われ、アナルプラグを挿入したまま仕事をさせられる等、攻めにしては扱いが不憫ですが、そんな境遇でも秘書としての仕事を全うしようとする、真面目で筋の通った人物です。

敵対関係にある二続き人ですが、ある日忠村が酒の席でキュウリに怯える有川を助けたことで、状況が一変。
キュウリを食べてもらったくらいで忠村にニコニコする有川の純粋さにもびっくりですが、それにときめく忠村の反応も秀逸。
読み進めるにつれ二人ともどんどん可愛くなっていくギャップが良いです。

有川の抱えるトラウマはやたらと重いのですが、作品の雰囲気としては意外とコミカルで甘いのが本書の面白いところ。
物語後半で、有川が叔父に拉致され、忠村や手下に陵辱されるというシーンがあるのですが、忠村はやはりクロだったのか?と見せかけて実は…と忠村視点で真意が語られる展開が◎
シリアスな陵辱シーンがいつの間にかイチャイチャに変わっている意外性が良かったです。

なぜ叔父は忠村をスパイに使わなかったのか?とか、
忠村の殺人未遂にはどんな理由があったのか?とか、
腑に落ちない点もありますが、両片想いのオフィスラブとしては素敵な一冊でした。
年上敬語攻めがたまに受けを「あんた」呼びしてタメ口になる等、設定の萌ツボもしっかり押さえられていたと思います☆

6

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