お月さまの言うとおり

otukisama no iutoori

お月さまの言うとおり
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌4
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
3
得点
12
評価数
4件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
幻冬舎ルチル文庫(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784344837676

あらすじ

会うとケンカしてしまう神社の息子・真理と寺の息子・清士。好きなのに素直になれない二人を、狛兎のハツとマツも応援するけれど!?

表題作お月さまの言うとおり

香々見清二,寺の息子,20歳
宇佐木真理,神社の息子で大学生,20歳

その他の収録作品

  • 月下の未来
  • あとがき

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レビュー投稿数3

幼馴染み同士の両片想い

神社の一人息子の宇佐美真理(まこと・受け)は13年ぶりの神事を行うために、里帰りします。
そこで、同じように留学先から帰国していた寺の息子で幼馴染の清士(攻め)に再会します。
帝釈天をご本尊とするの清士の寺と兎神を祀っている真理の神社との共同で行われる神事の為、2人とも帰ってきたのでした。

真理は小さい時から虐められてた(かまわれていた)にもかかわらず清士のことが好きで、それを忘れるために大学の間、家を出ることにしました。清士に好きだということがばれないようにツンツンしています。
清士も小さい時から真理が好きで、小学生が好きな子をいじめる理屈で真理のことを構っていました。好きになっていくのが怖くて彼女を取っ替え引っ替えしています。
でも忘れられなくて留学までしています。

2人を見守っているのは狛兎のマツとハツです。狛兎たちにはじれったくてたまらなかってことでしょう。狛兎は、巫覡である真理にしか見えないので、真理の相談に乗ったりからかったりして、見守っています。
「月の兎」の神事を経て、両想いになってからの真理のデレにはびっくりです。好きな事を隠さなくてよくなったら続きデレデレで、ツンデレキャラが崩壊してました。

巫覡はは穢れていない男子でなければいけません。前回は小学生だったから、良かったけど、今は童貞であることを公開されているのと同じことなので何ともかわいそうな役回りですよね。
神事の元になった帝釈天と兎の話は昔話で聞いたことがありました。
その昔話をなぞって、神社と寺で共同で行う神事なんて素敵です。本当にあったなら見てみたいです。

2人が結ばれたことで、真理は狛兎は見ることができなくなりました。20年も自分を見守ってくれていたのですから、本当に寂しい事だと思いますが、彼らは次代の巫覡を見守る仕事に勤しみながらも、真理の事見守ってくれるでしょう。
この素敵な風習がなくならないように、真理のおじさん夫婦にはたくさんお子さんを作っていただきたいですね。

それにしても、ピュアっ子同士っていいですね。穢れてなくて。大好きです。

0

神仏習合もふもふファンタジー

狛兎を祀っている神社の息子・真理(受け)は、寺の息子である幼なじみ・清士(攻め)に昔から片想いしている。いじめっ子の清士には、子供の頃からずっと意地悪をされていたが、神社の神事で再会した清士はなぜか真理をかまい倒してくる。またいじめるつもりかと警戒する気持ちと恋心の狭間で悩む真理だったが…。


寺の息子攻め×神社の息子受け。受けは神社の狛兎の人型の姿が見えたり話したりできる、というもふもふファンタジー要素ありの幼なじみものです。
いじめっ子だった攻めは、受けが好きなあまりちょっかいをかけまくっていた、というありがち設定です。でももふもふ要素が加わり、二柱の狛兎・ハツとマツがなかなか可愛く、楽しく読めました。

でも、攻めが受けを好きすぎて、このままじゃ襲ってしまうヤバイと思って受けに何も言わず留学したのに、再会したら速攻押せ押せなのが少々納得いきませんでした。今モーションをかけるなら、なぜ留学する前にしないのか…。あと、くっつく寸前の攻めの言葉や態度がかなり露骨なのに、攻めの気持ちに気づかなさすぎる受けがちょっと理解力なさすぎな気がしました。わざと誤解曲解しているような感続きじ。
あと、清らかな巫覡にしか見ることができない狛兎ハツとマツは、受けが性経験を持ってしまうと姿を見られなくなってしまいます。それを覚悟している割にあっさり攻めとエッチしちゃう受けにはビミョウな気持ちでした。もうちょっと「抱かれちゃったらあいつらに会えなくなる」的な葛藤が欲しかった…。

でもエッチシーンはなかなかエロエロでよかったです。受けの意外な積極性や、モテモテだったはずの攻めの意外な純情に萌えました。
最中も幼なじみらしく、ラブラブな割に気心の知れた掛け合いが面白かったです。攻めが、受けを怖がらせないようにと大きくなったtnkをシャワーで冷やすのとか、tnkを煩悩って呼ぶのとかにウケました。

3

狛兎に癒やされる

御堂さんがあとがきに書かれていたように、とにかく可愛いお話。
攻めと受けの両片想いぶりも、二人を見守る人外モフモフキャラも、どちらも可愛くて癒やされます。

主人公の真理(受け)は、神社の息子。
都心で大学生活を送っていますが、実家の行事の関係で一時的に帰省。
そこで、幼なじみで寺の息子の清士(攻め)と再会します。
いじめっ子の清士に苦手意識を持っている真理ですが、清士は事あるごとに真理に絡んできて…と、いうような話。

清士は好きな子をいじめてしまう典型的なガキ大将タイプで、「真理のくせに」が口癖のジャイアン系男子。
大人になっても、真理と他の男が仲良くしていると怒り出す等、俺様な性格は健在です。
しかし巻末の幼少期のエピソードを見ると、二人きりのときは結構優しいところもあり、不器用な愛情表現が可愛らしくも思えてきます。

真理は、子供の頃清士に想いを寄せていましたが、イジワルばかりされるため、嫌われているものと勘違い。
再会後は清士にツンツンしていますが、内心まだ彼に想いがあるため、あまり強く出られない…
そんな大人しめなタイプのキャラクターです。

続き
こんな二人の恋を応援する狛兎(狛犬のようなもの)のハツとマツが本書の癒やし。
兎の姿のときは普通の人間にも見えますが、本来の姿(表紙の姿)のときは真理にしか見えません。
可愛いのにじじむさい喋り方をする二匹が、子どもの頃真理をいじめる清士に反撃したり、大人になってからは真理の恋を応援したりする姿に大変癒やされました。

清士の俺様キャラはちょっと好みが分かれるかもしれませんが、モフモフファンタジーとしては楽しい一冊です。

6

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