とろけるまで縛って

torokerumade shibatte

とろけるまで縛って
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×24
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

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レビュー数
1
得点
25
評価数
8件
平均
3.3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
シリーズ
プラチナ文庫(小説・プランタン出版)
発売日
価格
¥620(税抜)  
ISBN
9784829626191

あらすじ

痛みで快感を得てしまった星卯。職場の先輩・波留河に相談すると試してみようと言われ、尻を叩かれた。もの凄く感じてしまい……。

表題作とろけるまで縛って

波留河希一,星卯の憧れの上司,35歳
松上星卯,会社員,28歳

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数1

SとMのバトルを描いた意欲作

SMカップルの馴れ初めを描いた一冊。
攻めのSとしての恋愛観や美学、受けのMとしての成長が丁寧に描かれており、双方の心理描写に引き込まれました。

あらすじ:
階段から落ち尻を打った際、その痛みに快感を覚えてしまった星卯(受け)。
職場の憧れの先輩・波留河(攻め)に相談すると、本当にMなのか試してみようと提案され…

波留河にスパンキングされ感じてしまった星卯。
優しく紳士的な波留河が実はSだったと知り驚きますが、ずっと憧れていた彼に調教されるのは満更でもなく。
その後も、首輪をつけられたり、縄で打たれたり、貞操帯(尿道栓付き)をつけて過ごすことを命じられたり…と、波留河に調教されることでMに目覚めていきます。

波留河は、今までに様々なM(スレイブ)と付き合ってきた生粋のS。
恋人を作る気はなく、スレイブが調教により完全に自分に屈服した途端、興味を失ってしまうという屈折した嗜好の持ち主。
何かのきっかけでそうなった訳ではなく、昔からそうした冷めた恋愛観を持っていたというのがこのキャラクターの面白いところです。

そんな波留河ですが、自分に従いつつも完全に続きは服従しない星卯にはペースを乱され気味。
波留河に命じられれば他のSに触られるのも我慢する星卯ですが、
波留河の自宅で勝手に料理を作ったり、誕生日に香水をプレゼントしたり…と無自覚に恋人のような行動をとる積極的な一面も。
性的嗜好はMでも本来の性格はなかなか強気な星卯は、波留河の理想とするスレイブには程遠いタイプなのでした。

スレイブしか必要としない波留河VS本音では恋人になりたい星卯とのバトルは大変読み応えあり、ラストの決着の付け方も納得いくものでした。
ラストの両想いHは道具を一切使用しない至極ノーマルなもので、甘い雰囲気を堪能できます。

雪路さんの美しい挿絵も物語の雰囲気にぴったりで、独特の濃密な世界観に浸ることができました。
SMプレイのみならず、SとMそれぞれの心理や微妙なパワーバランスを描いたドラマとしてオススメです。

※作家さんのブログに後日談SSが掲載されています。
ラブラブかつ相変わらずSMカップルな二人が描かれていて、こちらもオススメです。

2

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