蜜月契約 〜ラスベガスの恋人〜

mitsugetsu keiyaku

蜜月契約 〜ラスベガスの恋人〜
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌4
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
2
得点
20
評価数
7件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
シリーズ
ルビー文庫(小説・角川書店)
発売日
価格
¥620(税抜)  ¥670(税込)
ISBN
9784041045695

あらすじ

ラスベガスのカジノでディーラーを務める片桐の運命は、ショー演出家のアレクシスとの出会いで狂わされた。カジノで莫大な金を手に入れたアレクシスは、「幸運を招いた女神」と片桐を夜の相手に指名してきて…!?

表題作蜜月契約 〜ラスベガスの恋人〜

アレクシス・ゲラール 演出家で元ダンサー 29才
片桐寅安 カジノのピットマネージャー 26才

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元ダンサー×公務員

ラスベガスのカジノに出向中の国家公務員、寅安(受け)は、カジノの客の元ダンサー・アレクシス(攻め)に水をあげたのを機に「幸運の女神」だと執着されるように。アレクシスがカジノで勝ちすぎた金を回収するようカジノから命じられ、ともに時を過ごすことになるが…。


カジノの描写はなかなか面白かったけど、いまいちよくわからない話でした。
まず受けと攻めとの出会い。攻めががっくりうなだれてるところを見た受けが、水を求められて持って行ったところ大層喜ばれ、そのあと攻めがカジノで30億円大勝ちしたために受けを「幸運の女神だ」、「俺の恋人になって」という展開です。
でも、なぜ攻めがうなだれてたのかがわからない。カジノで負けたせいだと受けは思ってるのですが、本当にそうなのか、それとも仕事関係のゴタゴタでダメージを受けていたのか説明がない。
あと受けと会ってからカジノで大勝ちしたので受けを「幸運の女神」認定しているのだけど、金を儲けられたから受けをラッキーアイテム代わりにしてるの?
そして受けを恋人にしたいのは受けがラッキーアイテムだから?

かなりページが進むと、攻めの仕事の悩みに受けが続き背中を押したり、両想いでいちゃいちゃしたりといった金銭運以外の幸運も運んでくるのですが、最初の時点ではカジノの勝ちだけです。大金儲けてラッキー! なのが拝金主義で萌えない。なのに結果的にはわざと負けて勝ち分ゼロにしてるし、高収入の仕事をしているから大金は不要みたいなこと言ってる。
大金は必要なかった模様。じゃあなんで「カジノで勝たせてくれた受けが幸運の女神」なの? と納得いかなかったです。
あと攻めの名前がカジノホストの名前になってる箇所があってガッカリ。名前の間違いはダメですね…。

関係ができてからの展開は結構好みだっただけに、余計に残念でした。
あともう少しストーリーがスッキリしていればよかったな。公務員設定とか、受け攻めそれぞれの家庭の事情やら、情報量が多すぎてそれを無理やり文庫のページに収めるのはちょっと無理があった。

1

舞台が非常にゴージャスです!

ラスベガスのカジノを舞台にした、ゴージャスな物語です。

受けは日本人で国家公務員なのですが、上司の不興をかいラスベガスに出向を命じられました。国営カジノ解禁に向け覆面視察という事で、実際にカジノでピットマネージャーとして働いています。過去に付き合っていた家庭教師の男から裏切られたせいで心に傷を持っていて、すこし諦観気味ですが、情に厚く、温かみのある人物です。この受け視点で進みます。

攻めは太股の筋肉断裂で舞台を降りた元ダンサーで、今は絶大な人気を誇るショーの演出家です。地位や富、名声と全て手にしていますが、怪我で踊れなくなった事で満たされない思いを抱えています。
この二人が受けの働くカジノで出逢い、恋に落ちます。

落ち込んでいる攻めをたまたま見かけた受けが放っておけずに、ミネラルウォーターのペットボトルを差し出すのですが、そこからツキがついて大勝ちした事から「幸運を招いた女神」として受けをかなり強引に手に入れます。受けが逆らえないのをいい事にして、自分付きのアテンダントにしてスイートルームに強引に住まわせるんですね。そして受けが仕方なく流されてベットインになります。続き

ツキを呼んでくれたという事だけで、攻めがここまで受けに執着して惚れ込むというのが、どうも動機として弱い気がして不自然に感じます。そして受けも、いくら上司に言われたからと言って、こんなにあっさり流されて寝るだろうかと腑に落ちません。ここがちょっと引っかかりますね。

この後は男前な受けが絆される形で心を通わせていき、元通りの体では無い事で舞台に立つことを恐れている攻めが、受けに活を入れられて舞台に戻ったりと、受けと出会った事で前に進む事が出来るんですね。
逆に受けは、攻めが舞台に立った事でケジメをつけ、日本に戻ります。ここで、日本に戻る必要は無かったんじゃないかと、また引っかかりますが。その後は予定調和のハッピーエンドが待ってます。

そんな感じで気になる部分もありますが、舞台がラスベガスなだけに非常にゴージャスな非日常感を味わえます。スイートルームにリムジン、プライベートジェットと、セレブに愛された受けのシンデレラストーリー的な物を楽しめます。そしてラスベガスの描写がすごく細かく丁寧で、実際に観光している気分になれます。

エッチは、やや強引に持ち込んだ初回から、一貫して甘々です。言葉攻め傾向のある攻めと、素直にして欲しい事をねだって甘える受けが、相性抜群です。あれだけ素直に欲しいと言われたら、攻めがメロメロになるのも当たり前ですよね。回数も多く、非常に満足しました。( ´艸`)

全体的に、気になる部分もありますが、とても楽しく読めました。

3

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