ヤバイ…こいつといると性欲以外も満たされていく――

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表題作恋かもしれない(2)

弥生恭一 リア充な大学生
踊場優作 校正者,ゲイで年上好き

その他の収録作品

  • 照れ屋な男(描き下ろし)
  • カバー下:校正について

あらすじ

ゲイの校正者・踊場は、建築学科の大学生・弥生の勢いに押し切られ、セフレ以上恋人未満の関係に。ノンケの弥生を自分との恋愛に引き込んではいけないと、距離を取ろうとするも、心は揺らいで――…。

作品情報

作品名
恋かもしれない(2)
著者
波真田かもめ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
レーベル
フルールコミックス
シリーズ
恋かもしれない
発売日
ISBN
9784040690629
4.1

(71)

(26)

萌々

(29)

(16)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
13
得点
294
評価数
71
平均
4.1 / 5
神率
36.6%

レビュー投稿数13

癒される

読んでるだけで癒されております。満たされております。
もう恋でいいじゃない。1巻を読んだときそう思いましたが、
まだ粘るかww( ̄∇ ̄)というのが今回の感想。

セフレ。
以上でも以下でもない関係が後腐れなくていい。
めんどくさく無くていい。
でも距離は自然と近づいてて。
癒され満たされている自分がいて。
弥生のあきらかなグイグイに萌えつつ、
落ちそうで落ちない踊場さんが楽しかったです。

次回はなにか起こりそうなラストでしたね。
好きの自覚と芽生えと。
そこの変化がすごく好きなので
大事に描かれてるといいなと思いました。

楽しみに待ちます☆

4

もう恋でしょう

もう完全に恋になっているのに、無理矢理自分の気持ちに蓋をして、恋じゃない安全地帯に留まろうと抗っている踊場さんと、ノンケの鈍感力で甘い恋人関係になだれ込もうとしている弥生くんの攻防の第2巻。
踊場さんの抵抗も、もうほとんどちょっとしたポーズレベルですが、そんな二人の前に、それぞれ、ちょっかいを出してくるキャラが登場してきます。
ノンケだった弥生くんの前には同じ大学のオープンゲイの男子、篠くん。
踊場さんの前には、ずっと憧れの存在だった作家の木地先生。
果たしてこの出会いは、これからの二人の関係をどう変えていくのか…。
というところで、第3巻に続く、と。
年上の踊場さんの往生際が悪いのも、年下の弥生くんのただただ優しくしたい気持ちもよくわかる。
さて、この続き、木地が私の地雷キャラ臭いのだが、どんな展開になるのか楽しみ。

2

細部も楽しく、手堅く面白い。

いや、もう恋でしょう!と読者は誰もが思うと思いますが、
ご本人同士はそう思っていないままに、2巻。
「セフレ以上恋人未満」になった弥生と踊場さん。

弥生は、自分の感情にとても素直なところが可愛い。
一方の踊場さんは、ダサいメガネの見かけなのにこれがエロくて
ギャップが面白いのだが、ゲイの彼は
若くてイケていてノンケの弥生に対して複雑な思いを抱いている。

そしてこの巻では、踊場の憧れの作家・木地が登場。
当て馬……なのか?どうなる?
食事をしたり、仕事をしたり、描かれる日常の中で
もどかしくも微笑ましく進んでいる2人の恋にちょっと波乱の予感。


今回、読みながらえ〜〜〜っ!と叫んでしまったのは、
ヒロノくん、弥生のいとこだったんだ!というあたり。
確かに、ちょっと雰囲気似ているかも〜!

そして更に、何が驚くっていって、波真田さんの筆の速さ。
この作品1巻が出てから4ヶ月でもう2巻、他の作品も出ているのに。
しかも、絵も内容もクオリティーが維持されている。
焦らしプレイで、どこまでも待ちます!というのも読者の醍醐味の一つだけれど
作風と同じく気持ち良くテンポ良く新刊を出して頂けるのは、とても嬉しい。



この作品の魅力の一つに、校正の仕事が詳しく描かれていることがあるが、
カバー下(なのかな?当方電子)の校正ゲラ拝見に、ほお!と感心し、
うーんと唸ります。
こういうところ、今後も楽しみです。

2

起承転結の転、果たしてどう転ぶか

「二人とも人間だけど…?」
この台詞と弥生の表情がたまらなく好きです。痺れます。

毎週金曜日に踊場の性欲を満たすことになった弥生。
童貞力の為せる技なのか、たぶんノンケだから女の子に接するように自然にしてしまうからなのか、若干空気が甘いです。
そこに抵抗を感じつつも、踊場としても悪い気はしないわけで。無理矢理湧き上がりつつある感情を切り捨てようとする場面が何度も出てきます。

起承転結の起承部分が描かれていた1巻に続いて、2巻では転に部分が描かれています。
踊場に対する気持ちが何なのか確認したくて飛び込んでいったものの、ゲイやノンケ以前に「お付き合い」自体に馴染みのない弥生が「同性愛者である」というだけで世間にどう見られるかを垣間見たり、忙しさですれ違ったり、いらないケンカをしたり、過労で寝込んだ踊場の看病をしたり、ふたりの距離も歪ながら近付いていきます。
その一方で踊場に「優しくしたい」と願う弥生はやはり踊場から見たら「彼氏気取り」なわけで、弥生の方も「彼氏気分」ではあってもまだ「彼氏」と言い切れない歯痒さもあります。

そんな中、踊場に人生を決めるほどの影響を与えた作家・木地との出会いが2人にどういう影を落とすのか…。まさかのダジャレオチで終わった2巻。3巻が気になるところです。

弥生の若さゆえのパワーをしみじみ感じる一冊でした。
一度聞いただけの住所に自転車で行く行動力と体力や、踊場のあちらの好みをどんどん吸収して上達していくところ、セックスだけではない関係が築けると信じているところ。何も知らないからこそ、知っている踊場が躊躇して踏み出せないところへ恐れずにどんどん踏み込んでいける。
その差が埋まるのももう少しかな、と予感させる踊場のモノローグに期待しつつ…。

ちなみに余談ですが、食べ物が出てくる話が好きすぎて、表紙にちらっとでも食べ物の気配を感じ取っただけで購入するわたしですが、この本の表紙は今のところ、わたしのものすごい量の食べ物BLコレクションの中でダントツに良いです。

1

まだ続きます〜

恋かもしれない2巻です。踊り場さんと弥生の熱っぽさが増してます(*´°`*)
でもまだはっきりしない2人の関係…。
もう恋でしょー。踊場さん、認めて!

弥生は色々吸収しつつ成長中。でもやっぱり真面目で素直さが可愛い弥生です。
踊場さんにもっと踏み込みたい弥生。でもそれを言葉でずるくかわす踊場さん。
踊場さんも弥生を受け入れつつも、もう一歩踏み込めない様子。でも体も気持ちももう弥生を求めてますよね♡︎( ´ ` )
あとは踊場さんが腹を括って認めるだけ!

また3巻に続くようで、憧れ作家さんの登場により、踊場さんと弥生の関係がどうなってくのか楽しみです♪

0

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