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ギャーーーーーーッッ(///Д///)
何コレ!何コレ!!何コレ!!!
2巻辺りから梶秋彦に散々振り回された感情が
5巻にて打ち上げ花火で爆発した+゚。*(*´∀`*)*。゚+
ヤバかった。死ぬ。萌えも語彙もはじけ飛んだ。死ぬ。
…ふぅ。初っ端から荒ぶっててすみません。
なんかもうすっごい興奮しました////
梶秋彦が萌え矢をバスバス打ってきて堪らんのですよ…!!!
さて気を取り直して。
帯には「軋んだ恋の終末と、フェス予選」と書いてあります。
バンドにかける青春。
音楽への熱。
行き場のない想い。
その渦中で真冬が伝えたい言葉。
そういったものがドバッと詰まった5巻です。
BLから離れた音楽面や青春サイドも多めですが
その中に訪れる変化にガッッと胸が鷲掴みされました(∩´///`∩)
苦しい、やめたい、でも離れたくない恋。
秋彦も春樹も雨月も今の場所から動きたいのに動けなくて。
3人の関係を一番冷静に見てたのは真冬でした。
なぜしがみつくのか、真冬にも経験のある気持ち。
"変化が怖い"というのが痛いほどわかるのですね。
死んでしまった元彼が残してくれたギターが上ノ山くんと話すキッカケとなり、
上ノ山くんが与えてくれた音楽での表現が今の真冬の中心にある。
秋彦と春樹に出会い、雨月と出会い、吸収したものすべてを糧にして伝えます。
変化は終わりじゃない。
次に繋がるから、大丈夫、大丈夫というメッセージに涙・涙。
真冬の「伝えたい」「届け」と祈る気持ちが胸を抉ってくるのですよ(;///;)
そして真冬の気持ちは伝えたい人に伝わり次への変化となりーーー。
はぁぁぁぁ…
変化のバトンリレー、めっちゃくちゃ良かった。
ギヴンは人と人との縁も濃く描かれていますよね。
真冬が雨月から吸収したものを自分の表現に変えて、
それを肌で感じた秋彦が原点に立ち返るのが熱いッッ!!!
以前雨月が言っていた「キッカケがあれば化ける」は秋彦を指していたとは…(゚Д゚)!!
そう思うと雨月と秋彦の関係ってホント複雑。
音楽を楽しいと思えたキッカケも、ダメになるキッカケも、嫌になるキッカケも、雨月。
心から欲し続けたのも雨月なら、一緒にいてシンドイ相手も雨月なんですよねぇ…。
で、見えない泥沼に少しずつ飲み込まれてく中に現われたのが春樹さんというね。
秋彦が化けるのには雨月ではダメだったんですよ…。
それを雨月はどんな思いで見てたんだろうか…(;///;)
この表現しずらい関係も切なくて萌えた…(;///;)
そしてそして!!!
春樹さんと秋彦ですよーーーー!!!!
語彙力死んでるのでこの感情をどう表現すればいいかサッパリ分からないんですが、
梶秋彦一世一代の告白がもぉぉぉぉぉぉぉ!!!!叫ばずにいられない!!!!!
頭がはじけ飛んだし心臓が破裂するぐらい萌えた。
ここにきてなんでこんなピュアなもん見せつけてくんだよ、梶秋彦…。
セリフもギュッと抱きしめてるのも手が震えてるのも、ホンマ…、アカン。スゴイ。
めっちゃ好き。大好き。最高。
春樹さん、良かったねぇぇぇぇぇ。゚(゚´Д`゚)゚。
そういえば普段タメっぽいけど秋彦は年下でしたね~。
年下攻めの本領発揮してきた秋彦はシンドイぐらい可愛かったです!!(+゚。*昇天*。゚+ )
描き下ろしの秋彦視点もめちゃくちゃ良きなんです。
タイトルはずばり「羽化前夜」
まさに5巻を表すようなタイトルをラストに置く構成が上手い。
高校生組の萌え箇所は、
ヘタレDT化が進んでた上ノ山くんがですね。
「おいで」と真冬を抱きしめるのにニヤニヤが止まらなかったッッ!
ちょっとずつ大人になってるね、上ノ山くん。
真冬が満たされてくような表情してて多幸感が溢れておる(∩´///`∩)
けれど2人の間になんも障害がないかと言えばゼロではなく。
なんだかんだで元彼の存在が顔を覗かせ、上ノ山くんが無力さに苛立つような感情が切ない…。
次は高校生組の番かな?楽しみです!
こんなにも一つの作品またはカップルについて誰かと語り合いたいと思ったことはありません。5巻を読んで皆さんどう思われたでしょうか?気になります。
登場する2組のカップルどちらもの片割れが、過去の大恋愛の末(真冬の場合は恋愛以上の理由があると思いますが)、新しい相手に出会ってからも未だに大いにそれを引きずっているという。。。上ノ山と真冬カップルはそれでもこれから少しずつしこりが溶けてゆきそうですが、私的な問題は秋彦と春樹です。いやいや、秋彦も雨月も未練タラタラですよね?お互い惹かれながらも、長い月日の中でこれ以上は無理だという結論に達したのかもしれませんが、やっぱり音楽が好きだと秋彦が思えた時点で、春樹ではなく雨月とよりを戻しても良かったのではないかと思えてならないのです。春樹には幸せになってもらいたい。でも春樹の二番手感が拭えず、いいのかな〜こんなんで。。。と思ってしまうのです。
バンドのライブ審査も後一歩で届かずと、現実味のある展開。これがいいんでしょうね!秋彦と春樹に関しても、なんか諸手を上げて良かったねとは言えない。でもそのモヤモヤ感がリアルでいいのかもしれませんね。という事にして、次巻を楽しみに待ちたいと思います。
青春ですね。
遂に、春樹と秋彦、雨月の三角関係が....。
もう、雨月の涙が美しすぎました。春樹の恋を応援したいけど、雨月と秋彦が別れるのも悲しい...。
とはいえ、春樹、秋彦おめでとう。
真冬と立夏は高校生ならではの距離感、ニヤニヤが止まりません。たまに見せる真冬の脆さと切なさが最高に好きです。あと、浴衣姿可愛いです。
柊と真冬の絡みが最高.....。
とても良い本なのに、語彙力のなさに伝えきれないのが悔しいです。この本を読んだ時のこの感情をなんて言ったらいいのか......。尊いとはこういう時に使うんですかね。
次の巻も楽しみにしています。
人生と音楽が一心同体のような彼らに、涙が止まりませんでした。
秋彦が雨月を手放せなかったのは、彼といた日々以上の楽しさを感じることが出来なかったり、"雨月といた自分"よりも"今の自分"が好きになれなかったからだと思いました。確かにバンドは楽しいし、遊ぶ女もいただろうし、雨月とも付かず離れずの微妙ではある距離を何となく保ってきたと思います。そこに真冬が現れて、真冬に感化された立夏が変わり始めて、"変わらず"そこにいてくれた春樹の存在に"気がついた"から、生き方を変えようと思ったんじゃないかなと。誰が悪いわけでもなく、くすぶり続けた感情は、行き場をなくして、持て余していたと思います。雨月もきっとそう。真冬の存在は、真冬が経験してきた感情や行動で形作られているから、だから彼の存在が、周りを動かしたんだと思います。勿論真冬だけでなく、立夏、春樹、秋彦、それぞれが、互いへ影響を与えていると思います!!春樹は大人だから、我慢したり、思うところあったと思いますが、"諦めなくて"って言うと語弊がありますが、ずっとずっと秘めていた熱いものを手放さなかったから、秋彦と結ばれたんだと思います。
春樹の存在が秋彦を変えたのは間違いないですよね。春樹は、いつでも、"変わらず"そこにいてくれました。変わらず って言うのは、勿論日々人は変わっていきますが、秋彦との距離感はずっと変わらず、というか"変わらないでいてくれた"んだと思います。態度を変えないってことだけじゃなく、思い続けてくれていたのもそうだと思います。表現の仕方にもよりますが、"変わらない"ことは良くも悪くも捉える事が出来ると思いますが、今回は良いことです。春樹の存在の大きさに、秋彦はようやく気がついたんですよね。見合う男、つまり、春樹が秋彦を思う気持ちと同じだけの思いを抱いていい自分でいたいっておもったのかなと感じました。
苦しいことを"苦しい"と、寂しいことを"寂しい"と、言えるような関係でいたいなって、秋彦と雨月を見ていて思いました。いつからそうなってしまったのか、言葉と音と心が、バラバラになってしまったからなのかな。自分勝手にも見えた雨月は、ずっと孤独だったんですね。前を向けて、良かった。2人でいた時間は、幸せだったと、信じています(*^_^*)
音楽は、感情そのもの。熱い音が聴こえたら、気分も熱く、音が乱れていたら、心が不安定なのかもしれません。"誰かを救いたい"なんておこがましいかもしれないけど、前の歌とは違う歌、自分の為だけじゃなくて、誰かと一緒に感じたい歌を、真冬は届けたかったんだと思います。
"音楽が好きだ"は、音を楽しんでいる自分が好きだってことかなと思いました。こうして奏でている自分が好きだから、次に進む一歩が踏み出せたんだと思います。色々な感情が湧いてくる、すっごく素敵な作品でした!
春樹が秋彦をあきらめる4巻に続いて、この巻は、思考停止に陥っていた秋彦がようやく立ち直るお話。
真冬は、フェス予選に向けた新曲の歌詞作りに詰まって雨月を訪ねます。
どうしようもなく固まってしまっていた、雨月、秋彦、春樹の関係が、真冬の歌で解れだすライブシーンが圧巻です。
歌詞そのものや、歌のメロディーは、絵ではわからなくても、
ずっとこのままと思って、どんなに望んでも、きっと朝は来て、何かが変わっていくのは止められない。
でも、だからこそ、二度と元に戻れなくても、遠くにいても、大丈夫。
過去は嘘じゃないし、
朝が来たらまた、きっと、どこへでも行けるから、大丈夫。
と歌う真冬の声に、雨月は秋彦を開放しなければならないことを受け入れ、秋彦は自分の足で外へ踏み出す決意を雨月に告げます。
でも、こんなにドラマチックなことのキーになった事に真冬はまるで気付いていない。
ましてや、立夏はあの3人の中でそんな愛憎劇が渦巻いて事すら知らなかった。
それよりも、もうなんにもない柊と真冬の関係の方にやきもきしている。
高校生組と、大学生組、二つのお話が、バンドの、音楽でクロスしていく。
正に、クライマックスでした。