電子限定描き下ろし付き
いけにえもんぜんばらいにどハマりしてしまい、
加藤スス先生の既刊を追っかけています。
絵がサラッとしていて、お話もコミカルで
スナックのように楽しめます。
いつ食べても美味しい!
みつる君(漢字は美鶴!良き!)は貢ぐことに
愛を感じるダメンズウォーカー。
元カレはなかなかのクズでしたねw
元ナンバーワンホストの志朗からアプローチを
受けるんだけど、愛され慣れていない美鶴とは
全然噛み合わない需要と供給。
老後を支えるという長期戦の貢ぎには笑いました。
そして元彼との時はタチだったことにもびっくり笑!
久しぶりの読み返し。
「みつる君の貢げない春が来る」
貢ぎ体質〜ダメな男に尽くして、喜びを感じるみつる君www
重傷レベルの貢ぎっぷりに大笑い。
相手が、逆だと〜こんな感じになるんだなwww
設定が、とても面白かったけど、サラッと終ってしまった。
「これを読んでる頃には僕はもう」
踏んだり蹴ったりの、墨田さん。
死のうとしてたけど、まさしに捕まってしまったね。
まさし、結構なクズだったけど〜墨田さんとは相性がよかったみたい!
ストーリーは面白かったけど、全体的に物足りなかった・・・
みつる君の貢げない春が来る
みつる君、可哀想な人をほっておけなくて、愛されたくて必要とされたくて。
そして貢いで尽くして搾り取られて捨てられて…。
ドMな性癖のみつる君。
せっかく顔も中身もまともな男前ナンバーワンホスト志朗にアプローチされても、ダメなんです。
土下座してきて雨にふられてタクシー乗れなくてボロボロでないと、みつる君はときめかないんです!
これはどうやって幸せになるの?志朗に尽くされても、みつる君はどうやってお返ししたらいいのか?お金稼いでシャンパンを入れなきゃって。
噛み合わない二人がどうやって幸せになるのか?
これを読んでる頃には僕はもう
まさしは天使だね!こんなに明るくて前向きな子がいてくれたら大丈夫だよ!
加藤ススさんの独特な感覚?笑いが良いですね!
ギャグも交えながら読者を置いていく勢いのお話で。
うわ~、よいです。好き作家さんなのですが、初めての方にもおすすめな楽しい作品。
タイトル通り、主人公のみつるはクズ男に貢がずにはいられない体質(性癖)。ホストクラブでバイトをしています。
彼氏に家具まるごと持ち逃げされ、さらに泣き落としで金の無心に来ると思わずお金を渡してしまうという、どうしようもなく苦労するタイプ。しかし本人はそれで幸せを感じている模様。
ある日、空腹で倒れていたしろうを助けたみつる。しろうは、実は怪我で休養していたNo.1ホストだった。でも、しろうはみつるのことがすごく好きみたいで、好き好きアピールをするも、リア充イケメンなしろうは、みつるのタイプでは全然なくて。。
二人の恋の行方がコミカルに描かれていて楽しいです。
しろうがイケメン(絵が好き)。
ダメ男に貢いで尽くしてしまう美鶴&
好きな人をとことん優しく甘やかしたいスパダリ志郎♪
性格の全く違う二人がどう決着を着けるのか楽しみに最後まで楽しく読みました!
志郎が素敵な笑顔で高級寿司に誘ったり高級時計をプレゼントしても全く喜ばない美鶴
同級生の雅より美鶴攻略法を教わり実践する志郎
相性が合わない二人の追い追われが繰り返されるのが面白く、いつまでも読んでいたくなりました!
キャラとしては序盤の貢ぎまくってる美鶴の方が面白いんですよね。彼はきっと自分に自信がなく、だから相手の駄目なところを見て可愛いと思ってしまうのかな。そして好きになって貢ぐようになり相手に去られ、また繰り返す、という悪循環だったのではないかと思います。
ベッドでも尽くそうとジェルをブンブン振る美鶴(笑)
彼らなりの良い折り合いを付けたエンドでした♪
後半のお話は、自殺するはずの男&アパート隣のゲイ&借金
硬派な童貞が気持ち良さにのめり込んで夢中になっちゃうのが最高でした…!
ちゃんと人生を立て直そう!と思いつつただれた生活から抜け出せない隅田。
こちらもコメディタッチですが、死ぬギリギリで3大欲求の性欲が満たされ繋ぎ止められたと思うと、結構重いし深い気がします。
どちらのお話も1冊張れるテーマとキャラクターだと思うのです。中編としてコンパクトに読みやすく纏まっていて、物足りなさを感じるくらいがちょうど良いのかも。
どちらもタイトルがとても好きです。