初めてふれる、親友のカラダ。 くされ縁、16年目の結末。

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表題作バイ・マイ・サイド

左京千代
イタリアン料理人、26歳
右山 圭
花屋勤務、26歳

その他の収録作品

  • BY MY SIDE
  • キャラクタープロット(カバー下)

あらすじ

罪作りなノンケ親友×健気な隠れゲイ

料理人の左京と花屋勤めの右山は、高校からのくされ縁で、
今では同じアパートの隣人同士。
クールだが面倒見の良い右山に、左京は何かと世話を焼いてもらう日々だったが、
ある昼下がり、右山が自分の名を呼びながら自慰をしているところを目撃してしまい……。
「…俺たち、ダチだよな…?」
友情と恋のはざまで揺れ動く、不器用なふたりの16年が、
全編改稿・大量描き下ろしで待望のコミックス化!

※発売日延期 5/24→9/20

作品情報

作品名
バイ・マイ・サイド
著者
ナツメカズキ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
ISBN
9784864423625
4.2

(358)

(184)

萌々

(104)

(49)

中立

(9)

趣味じゃない

(12)

レビュー数
38
得点
1492
評価数
358
平均
4.2 / 5
神率
51.4%

レビュー投稿数38

大好き❣️

作者様の作品はどれも好きで、完全なる作者様買いです。

右山、左京、どちらもとても優しくて、大好きな cpでした。
切なくて、優しくて最高でした。

右山はいつも左京を見守って、世話をして、寝ずに看病したり、左京への愛に溢れてるのに隠し続けて、
同性同士の恋愛の現実を真面目に考え、気持ちを押し殺して、一度は離れようとするけど、、
旅立つ直前に、オムレツを食べて泣く姿に、思わずこちらももらい泣き。。

一方の左京も、右山の気持ちを知り、戸惑いながらも受け止めていくのが良かった。
何よりも、相手のために美味しい食事を作るって、愛がなけりゃ出来ないと思う。

今回鬱陶しいと思った金子さんが、めちゃグッジョブで‼️
金子さん、キーパーソンでした‼️

桜を持って登場する右山が最高。指輪とタイトルも❣️
絵も好きで、服装も好きで、顔も、ストーリーも好き。
素敵な作品をありがとうございました。

0

友情と恋の狭間で

高校からのくされ縁で今は同じアパートの隣同士に住む、左京と右京の左右コンビ。ある日左京は右京が自分の名を呼びながらオナっているのを見てしまい…。俺たちダチだよな?と戸惑う左京。実はずっと左京が好きだった右京。友情と恋の狭間で揺れ動く2人の関係は果たして…。
傍にいられなくなるぐらいなら、想いを殺して友人でいようとするよくある切ない展開。でも溢れてしまった想いは無かった事には出来なくて。離れ離れになるギリギリのところで本音を告白しあえて良かった〜。そのまま右京がNYへ行ってしまい本編が終わるので、続きはどうなったのだ?と思ったら、しっかり描き下ろしでその後の2人が見られて安堵。皆さんラブラブ編が読めるから安心して〜!(笑)しかし出来るものなら遠恋中の初えちやあれやこれやも、もっと詳細見たかったよ〜。友情から始まりかけがえのない存在と気づいてのハピエン、最高です!

0

No Title

右山の気持ちが切なくて切なくて…左京の戸惑いとか気持ちの変化とか、右山に突きつけたあの時とか胸がギュンギュン痛い…。右山が左京に泣きながら訴えたあの言葉が空港のシーンは何回も読んだ好きだ。

1

オムレツ美味しそう

長く一緒にいる親友同士、その片方がずっと相手に片想い…なお話。
ナツメ先生の闇のある作品もすごく良いですが、王道っぽく進むお話にもしっかり見どころがあって好きです。

これまで親友としてずっと側にいて、お互いに分からないことはないくらいの仲だったのに。
ひとつのキッカケでどんどん状況も関係も変わっていく左京と右山。
こんな急にポンポン色んなことが起こるなんてあり得る…?なんて思ったりもしたけれど。
あえて「ザ・BL」な出来事が続く中で見えてくるそれぞれの気持ちにキュンとできて、それほど大きな波はないけれども惹きつけられる部分はたくさんありました。

ずっと側に居るために気持ちを押し殺し続けていた右山ですが、気持ちがバレてしまったあともあえて友達のままでいることを選ぶ辺りは本当に切なかったけれど。
でも拗れることはないであろうことはなんとなく読めるので、ハラハラすることなく見守れるような安心感があるのも王道展開のいいところだなと感じました。

NYに渡った右山を追いかけて自分の店を出した左京の愛にほっこりし、長年名字呼びだったのに16年越しで名前呼びに昇格した描き下ろしにギュンギュンして(笑)
最後の最後まで楽しめる作品でした。

1

感情移入してしまうほど切ない10年間の片思い。


自分は本作品のタイトルに惹かれ購入しました。

「バイ・マイ・サイド」

意味・「そばにいて」

本作品で大きな印象を受けた圭の10年間の片思いを
お互いが知り合う高校生の時の回想シーンを踏まえながら細かい感情の変化を読者が理解・共感しやすいかたちで描かれているところが推しポイントです。

初めは、ただ単純に10年間って凄いな。くらいでした。しかし、高校生から今と続くトラウマからきている恐怖やそれでも消えない好きという気持ち、大人になったからわかった将来への不安、圭の感じている全てのことに感情移入してしまい思わず涙を流してしまいました。

しかし、物語が進んでいくにつれて追いかけている方が逆転してしまい今度は千夜の中々伝わらない気持ちにも色々思うところがあり泣けてしまいました。

本当にこの作品は圭と千夜の感情の変化がとても細かく丁寧に描かれているためそれぞれに共感してしまい感情が忙しいです。個人的には自分が読んできた作品の中では1番感情が理解できすぎて逆に苦しい作品でした。

ぜひ読んでみてください。読むと必ずタイトルの意味を深く理解できると思います。

素晴らしい作品でした。

2

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