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表題作code:G

圭史(ジー)・元ギタリストで花屋店主
遥・元ヴォーカルで妻子持ちの会社員

同時収録作品code:G

志門・ジーを慕うギタリスト /圭史

同時収録作品code:G

志門
圭史

その他の収録作品

  • カバー下 あとがき

あらすじ

ガキの頃、下半身に直撃を受けたインディーズバンド〝バングース〟に憧れ、バンド活動をする志門。
偶然にもバングースのギタリストで今は花屋の圭史と出会い、なんとか花屋のバイトとして雇ってもらえることに。
そこで志門が見たのは、朝っぱらからスーツの男とどエロいエッチをしている圭史の姿。
しかも相手はバングースのヴォーカルで今は妻子持ちのリーマン・遥で…!?
拗らせまくった大人達の関係に自ら飛び込んでしまった若者の運命は…!?

作品情報

作品名
code:G
著者
阿部あかね 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人セレクション
発売日
ISBN
9784801966154
4

(118)

(54)

萌々

(33)

(18)

中立

(5)

趣味じゃない

(8)

レビュー数
25
得点
461
評価数
118
平均
4 / 5
神率
45.8%

レビュー投稿数25

何回も読める

これ、レビューしてなかったなあ。
実は何度も読んだし、何度読んでもなぜか楽しめる作品でした。

阿部さんなのでコミカルが入っているのですが、なぜかせつない作品。
バングルスというめちゃめちゃなバンドのギタリストに憧れる青年。実はバイト先の花屋の店長がその人だった。。

ギタリストとボーカルはお互い好きなのに意地を張ってつきあわないままケンカ別れしたきり。ボーカルは結婚して子供もいるが、今も体の関係だけはある。
そんな2人の間に入り込むすきはあるのか。。

ラストがいいですね。
キュンとするような恋愛じゃないけど、こういう愛の形もあるのかもしれない。

0

買ってよかった作品。

阿部あかね先生の描くストーリーは、本当に好きで面白い。

心のエグい所を、表面化させて〜絵柄とセリフにすると、こうなるのか!と、凡人の私には想像もつかないと、しみじみ思う。
読後の余韻が凄い。

愛から生まれる残酷さが、素晴らしいです。

ストーリーの展開に〜途中で、残りのページ確かめながら読んじゃった。

ジーと遥と志門。
これから、何度も読みそうだわ。

何気に、作中に出てくる〜CDのタイトルだったりが、クスッと笑えたりと小物使いにも目が離せない面白さがある。

0

着地点が超萌える。

発売当時に購入しときながらレビューにビビって積む→発掘&今頃読んだけど……(三年前!)
めちゃ萌えた。

阿部あかねさん作品はクズの登場率が高いけど、その中でもクズさは断トツだとは思う。
でも、同じクズでも「苦いのテーマ」は救いが感じられないので読み返せないけど(でも神評価)、「好き嫌いは言わないよ」は受けがクズいけど妙にキュンとさせられるところがあってたまに読み返してる私からすると、この作品もめっちゃ救いがあって好き。

登場人物達、みんながみんなくんずほぐれず……みたいな事になっちゃうんだけど、おクズの中にある純情っていうんでしょうか。
そこにホロリとさせられました。

その筆頭が、ジーさん。
超〜喰えない男なんだけどさ。
俺は単なるセックス要員と割り切ってるかのように見えて「俺の前に現れる度に心は踊っちゃう」とか、健気すぎて泣けるわ。
「昔はそれなりにあったのかもしれねぇが 忘れたよ」とか泣かせる。

ジーさんが端正なメガネってところが、ギャップ萌え。
いかにもクズい風貌だったら、萌えもなかっただろうなぁ。

そして志門。
主役っぽく登場しておきながら全編ほぼジーさん×遙の愛憎劇に巻き込まれた被害者っぽくてお気の毒なんだけど……。

最後がめちゃ好き。
荒削りな年下攻めパワーが全開で、超萌えた。
つべこべ言わずに俺に愛されてください!みたいな。

大人のエグさを否応なしに見せつけられ傷つくも、それをも乗り越えて強強になったとか、最高。
そしておっさん受けといったらジーさんに失礼だけど、ジーさんが受けになって最高。

ジーさん×遙は不毛すぎて、どこにも行き着けないじゃないですか。
そんな遙との長年の愛憎に疲れたアラフォーのジーさんだからこそ、志門の愛は届くんだと思うな。

なんか電子限定のやりとりもめっっちゃ萌えるんですよね。
志門がまだ発展途上の年下攻めって感じで、めんどいことを言ってベソベソするんだけど(めちゃ可愛い)、面倒くせぇと思いながらもちゃんと付き合ってあげてるジーさん。
それって愛ですよねって思います。


1

大好きな音楽業界絡みのお話なので買いました

阿部あかね先生は2冊目です。

今回購入したのは作家さん買いというより音楽もの、だったからです。
大昔にバンギャではないですが洋楽追っかけをしていたくらい音楽が好きなので、その類のBLは大好物です。

しかしながらどの作品かは言いませんが読んでがっかりすることも多いんですが今回はハマりました。
表紙なんてもうめちゃくちゃカッコいい!

実を言うと自分もモラル欠如している人間なんでこうういうハチャメチャな内容なのも大好きです。
ホントいうと、遙とジーさんが腐れ縁ながらも実のところ長年のソウルメイトだったとか、主人公の年下ギタリストが憧れのジーさんの事をいわゆる愛し始めてきただとかも余計な設定とさえ思っています。
でもそうなるとリアル過ぎてBLにはならないんだろうなぁ、、、

1番のお気に入りは元ヴォーカル、今は2人の子供のパパである遙のアタマおかしい(褒めてる)ところです。
でもまあちょっと考えたらこんなヘンな股ユル男、どこにでもいますよね。

だからこそ?個人的にとても愛しくて大事なお話です。

主人公の股ユルユルなガールフレンドが登場するので昔のBLコミックなのかと思いきや2年位前の発行なので意外でした。
こういう女もリアルによくいます。

好き嫌いがはっきり分かれるわかりやすいコミックである事はここの評価を見なくてもわかります。

私は大好きです。
が、世の中はもっとクズ。
音楽業界界隈でなくても、です。
この漫画はリアル過ぎない幾分ロマンティックに味付けされて程よくスィートに仕上がっています。
特に最後、主人公の歌が売れてジーさんに再会しに行くだとか求愛しちゃうとかのくだり。
うーん、ないない。
でもこの辺りがないとBLにならないんでしょう。

ほんの少し更にハードなリアリティも欲しかった、欲を言えば、です。

思いつくまま、まとまりのない文章ですみません。

1

表紙からは想像つかない内容

遥って、すごく普通の人に見えるんだけど、圭史のそばにいるときだけお股ユル男をやっているってことなのかな
志門に構ったのも圭史の好きなお股ユル男になって、圭史と志門にさせないようにしちゃったのかな
放し飼いとか思われちゃってるけど、何もかも手に入れて何も失ってなくて、すごく幸せ者と思った

繊細なラブソングを下ネタをベースに作っているんなら志門は売れるだろうな
繊細なラブソングを作って歌うやつほど、売れて不倫して離婚してまた結婚するんだと偏見を持っているので

売れまくって、流れてるのを遥耳にするようになって、そんで圭史も遥も懐かしい気持ちになっちゃったらいいのに

このお話、とても好き超面白い
何回も読むと思う

0

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