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public school
パブリックスクール4冊目にしてエド礼ではないCP。作中にエドやデミアン・ヘッジズが卒業生として出てくるので時系列的にも4巻というところなのでしょう。
今回は監督生同士のCPで、スタンと桂人の6年生同士。スタンにも桂人にも過去に親から受けた虐待の記憶があり、その過去にずっと苦しめられていました。でもその過去からどう身の振り方を変えたかというのが2人の選択が逆になっていて、スタンは双子の弟への贖罪から不良を演じ、桂人は目立つ行動は避け常に優等生の笑顔を貼り付けている。交わりようのない2人がある事件をきっかけにお互いの仮面の裏を知るようになって話が進んでいきます。
やっぱり樋口先生は素晴らしいなと思うのは、「人が人を好きになる瞬間」だったり、「相手に惹かれる理由」を疎かにしないんですよね。だからこそ話に大きな説得力がある。スタンや桂人の生い立ちも壮絶ですがそこを抜きにして2人がお互いに惹かれたり思いやることはないわけで、その部分もとても丁寧に描写してあるのですごい吸引力で話に没頭してしまいました。
そして何よりこの本を読み終わっての感想は、メンベラーズ、恐ろしい子…。生まれながらにして人を統べる人間っているんでしょうね。いくら幼なじみで昔から知っていた双子でも、スタンとアルバートの共依存や拗れにわずか14、5歳で気付いてしまう。そしてそんな2人の確執を解消してくれる存在を探し出し、けしかけ、誘導する。今思い出してもそんな恐ろしい17歳のメンベラーズに震えます(笑)。もう影の存在ではないけど、影の主役ですね。BLにはならないのでしょうけど、そんな彼が恋に落ちたお話を読んでみたいとさえ思ってしまいます。
脱線してしまいましたが、そんなメンベラーズの計らいによって結ばれたスタンと桂人がメンベラーズ卒業後も、そして2人の卒業後も愛を誓い合うシーンがとても心に染みました。
シリーズ読んでまして、時々読み返したくなる作品です。
そういえばレビュー書いてなかったなぁと。
大まかなストーリーは他の方が書いてくれてるので省略。
前作はエドがあれだけ態度に出していたりするのにレイはすぐマイナスの思い込みで否定してしまったりとんでもない鈍感さとかあまりにもツッコみたくなるところが多かったんですが、この作品はそれがなかったです。
スタンサイドの語りがないので終始桂人サイドで読み進めなくてはいけません。
色々あって桂人はスタンに惹かれ、スタンも何故か桂人に優しくしてくれるものだから、あ〜スタンも好きなのかなぁと思ってたんですけど、最後まで確証がもてなかったんです。スタンサイドもあるかと思ってたら作品が終わってしまったんですよね。桂人がスタンに惹かれる過程はかなり丁寧に書いてくれていて桂人自身成長するきっかけにとなったわけで納得いけたんですけど、スタンはいつ本気で好きになったの??と。スタンはスタンで問題を乗り換えたけれどそこの過程はほぼアルビーに視点だし、スタンから語られることなくメンバラーズの口からでしか知ることができませんでした。結局どうやって乗り越えることができたのかよくわからないまま。突然わだかまりが解けたから桂人と付き合いますって流れで急いだのか尺が足りなかったのか…個人的にはスタンの目線から桂人に救済されたっていう過程を細かく知りたかった。そうすれば最後にあった少しのご褒美ページもより楽しめたと思います。実はまだ続編読んでないのでその辺読めたりするのかな?と期待してます。
ストーリーも世界観もキャラクターも魅力的で前作よりもオススメかもです。ただスタンサイドも掘り下げて知りたかったです。
ちるちる不朽の名作ランキングにランクインされていたので、最近小説読んでます。
大作『パブリックスクール』シリーズの4作品目で、この巻はメインカップルのエド×礼はほとんど出てこないもう一つのカップル、スタン×桂人(けいと)のお話です。
主人公の桂人もスタンも、キーマンになるアルバートも、みな想いや悩みは違えど愛に飢えていて、誰にも言えない闇や孤独を抱えているのがひしひしと伝わってきました。苦しくもありながら、相手に気を配る姿に心が震えました。
この一巻だけでも内容モリモリですが、特に心を突いたのはスタンが『愛される時がちゃんとくる、愛する時も』といった言葉に桂人がスタンにキスをしたシーンです。
幼少期に性被害にあい、スタンと地下の図書館で会った時にひどくされた事がありながら、桂人からスタンにキスをしたのは凄く意味のあることだと思い、困惑するスタンに読み手としてとても熱が上がりました…。
他にもスタン(兄)とアルバート(弟)の双子の確執や共依存のような関係も桂人を真ん中に嵐のように沢山の出来事があり、桂人にひどい仕打ちをするアルバートを憎く思ったり、地団駄踏みたくなるようなヤキモキした気持ちもありましたが、それでもアルバートを憎まず寄り添う桂人だったから、最後は感動的な終わり方だったように思います。
同時収録の描き下ろし『寮代表は祈りを捧げる』はウェリントンの寮代表メンベラーズ視点のお話になっており、ああ〜メンベラーズ美しきかな..。裏で色々と手を回していたりするんだろうなとはもともと思いましたが、その気持ちは改めて変わらず、本質として嘘のない人で、自分が卒業した後のリーストンに残る学生たちが上手くやっていけるよう心から心配できる慈悲深い人だなと思いました(><)
メンベラーズは魅力のあるキャラクターだと思うので是非スピンオフで主人公やってほしい。
まとめですが素晴らしい作品です、私はどっちか選ぶならエド×礼よりスタン×桂人が好みです♡
面白くて一気読みしました。スピン元の「パブリックスクール」のときもそうだったな〜と思いつつ、そちらよりずっと好きな作品でした。礼がやや苦手である一方、桂人はかなり好きなタイプで。「愛」の捉え方も桂人のアプローチの方が好きです。
スタンやアルバートがもつ弱さも凄くいい。完璧な人間ではないけれど、その脆さを支え合う双子の兄弟に美しさを見出さないわけがないです。終盤の、幼児返りしたように可愛いアルバートも、勝手で傲慢なスタンも愛しい。
そして何よりの推しキャラ、寮代表メンべラーズ様!!!好き!!!!およそ欠点のない男よ…序盤のスタンに抱かれるメンべラーズのみ種明かし後も違和感がややあるものの、すっごく好きな人物です。家庭環境が完璧なのも良い!BL作品の登場人物って家庭環境に問題あり率が高くて…この作品も桂人、ストーク兄弟がそうですし…円満家庭で才色兼備で己の能力を完全に理解して使いこなしている人物!ま、眩しい…
そんな彼が挫折を知って這い上がる様がものすごく読みたい。しかしBLでは読みたくないという我儘。
パブリックスクールの気高い雰囲気、感動的泣きどころ、エロティックさ、ポップで笑える部分、総合力で群を抜いた作品でした。天晴れ。
こんなに完成されてるのに続編がある不思議と期待。
すごく邪悪で陰湿なイジメがあったりSM的な主従だったり、表紙キャラが性悪の権化みたいな感じなのかな?って勝手に思ってました。
だって、ダークな雰囲気醸し出してるよね?ね?
全然違った、やっぱり樋口美沙緒先生作品は、愛のお話でした。
発売順ではなく、先にエド礼を全部読んでから(続きが気になって我慢できずに)スタン桂人編に戻ってくるような読み方してます。
主要人物は4人、双子の寮監督生 スタン、アルバート、寮代表 メンベラース、主人公の寮監督生 桂人
ここからは感想を箇条書き
双子ってなにかと比べられて大変ね
桂人自己評価低いけど、きっと凄く美形
メンベラース食えねぇやつ
あっ!エドとデミアンが!挿絵まである!ありがとうございます(T ^ T)
「やはり小鳥がお好みでしたか」ってエドに囁くメンベラース、エドと礼の事は調査済みですか?恐ろしい子っ!
エドからの寄付金も目論んでのキャスティングだったら計算高い。
ショッキングなシーンは、独白と未遂だけなので優しい。
美しいハーフなだけにイギリスでも日本でも異質な桂人
母のために自己犠牲で耐え、母亡き後は後ろめたさでアルバートの為に生きるスタン
母のために自己犠牲で耐え愛されない自分は人を愛せないと思い込み目立たぬ様過ごしてきた桂人
そらお互い分かり合えるはず。
愛されたがってる子と許されたい男
モテ始めてるのに無自覚な桂人にヤキモキしたスタンが言葉と行動チグハグなのが面白い。きゅんきゅんポイント。
スタンの未熟さがかわいらしい。
しかし、桂人は盗み聞きしてしまう事多いなw
桂人SEXトラウマなんかと思いきや、最初からすごい乱れっぷりでめちゃくちゃエロかった。気持ちよさそうだった。
樋口美沙緒先生の受けキャラ、大人しそうなのにエロくてそそられる、攻めが手放せなくなる子が出てくるー。
なかなか愛してる、好きって言ってくれないスタン(行動ではバレバレ)に切なくなる桂人。
上手くスタンの嫉妬心煽ってくれるメンベラースがいてくれてよかったー。ラスト最高!
書き下ろし面白かった。
『全てはメンベラースのシナリオのままに』だった事が驚き。目的の為なら尻をも差し出す。
もっかい最初の図書室の情事のシーン見返したよ。
確かに目的ありきの行為だった。
スタンと桂人応援したくなる2人だなー。
エド礼とは、違った良さがある。
「パブリックスクール」のスピンオフ作品。
受けの桂人はまたまた小鳥ちゃん系男子なようだけれども少しは強か?と思いきや本編とそこまで変わり映えしないキャラクターたちだった気がします。
有能な美男子だらけの空間。
受けの心の闇に射し込む攻めという光…
意識してからは攻めへの気持ちを心に宿し続け…
攻めは攻めで並々ならぬ気持ちを抱えつつも素っ気無く…まぁた長期戦だぜー(笑)
必ず現れる不穏な生徒たち。お決まりの体求め展開。健気な下級生を守ったがために自分が危機に陥る受け。必ず現れる攻め。
攻めの前では全てを吐き出すことができ、よく涙ポロポロ流しちゃうようになる受け。
受けが素の姿をさらしはじめるとその魅力に皆が気付き懐き周りの環境もあたたかくなり嫉妬する攻め。
この手の流れがお好きなんでしょうね。
これぞ!!と思う方には本当にぴったりな作品だと思います。
個人的にはもう少しガラリと変えた顔ぶれを期待したく…なってしまいました。
ただヘッドボーイのメンベラーズは…凄く好きでした。
なんだろう、別に中性的というわけではないのに…彼の声は安達さんで再生されていました。
多分某作品のドイツ代表天才レーサーがチラついていたんだと思う。
自分でもよく分からんが漠然と。
序盤、彼がメイン受けやってるとこ見たいぞ?なんて思ってしまいましたが、書き下ろしで彼の思惑を知り…そんな不埒なことを考えるのはよそう…と思いました。
樋口先生の代表作品の一つでもあるパブリックスクールシリーズのスピンオフ作品ですがこちらだけでも楽しめます。(本編のキャラも出てきますが本当にチラッとだけです)
メインの話はしつこく読み返すくらい読んでいたのですが、メインのカップルが大好きすぎたのでスピンオフになかなか食指が働かずズルズルと引き伸ばしてしまってました。年末になって時間が取れるようになったので意を決して読んだら……まさに滂沱、涙涙でした。平日に絶対読めない作品です。
もし表紙で「なんかチャラそうなキャラだ」と思っている人は、読めばいい意味で騙されたと思うはずです(白状すれば私もその一人でした)勇気を出して手にとってほしいです。キャラクターの、そして樋口先生の愛の深さに打ちのめされてください。
がんばって(飛ばし斜め読み)してシリーズ読了。好みに合わなくて苦痛な、礼君シリーズ。
パターンが同じ。スピンオフのケイト君シリーズは、幼児虐待のPTSDを扱う作品です。
テーマは『幸福な王子』
王子への愛の為に、渡る時期を逸して死んだ燕・・皮肉と哀愁を秘めた寓話です。(ワイルド自身の投影が「燕」らしいです)・・色々な愛が登場する物語の中で、副題「ツバメと殉教者」が気になる。
ケイト君は、幼児期に義父の性的虐待と母からのネグレクトを経験した美少年。
メンベラーズの策に嵌って恋におちた、ケイト君の恋人のスタンも母親による幼児虐待を経験している。母は、自殺。
燕のような瞳と髪を持つ美しい父親似のケイト君。父は役者、日本人のシンジ・スガイ。父は「愛」から逃避、失踪する。母子家庭となり、精神を病んだ母。虐待を受けた後【ケイトの懇願】で、「デルフィニウムを贈った父の元ファン」と成立した母の再婚。
★ケイト君の切り札は、自己犠牲と加害者への条件交換取引がパターン。
この作品時点は「萌2」。ケイト君が情に負けたら「趣味じゃない」に。
★この作品を読んで、初めてオスカー・ワイルドを調べました。男色で裁かれて英国を去り、不遇のまま亡くなって、作品評価は死後に上がる。
---調べた物:
▶『幸福な王子』(The Happy Prince)
The Happy Prince and Other Tales の通称。作者は、アイルランド出身のオスカー・ワイルド。男色を咎められて収監され、出獄後フランスに渡る。享年46歳。晩年は不遇だった。代表作は、戯曲『サロメ』、小説『ドリアン・グレイの肖像』、童話『幸福な王子』。
あらすじ:報われない結末の『メリーバッドエンド』
【燕はその町に来る前、一本の葦に恋をした。ツバメは葦に失恋、仲間より6週間遅くエジプトから旅立つ。渡り先の町で幸福な王子像と出会う燕。葦も王子も動けない。燕は、王子の自己犠牲を伴う要求に心を打たれ、王子の要求に従い続け、冬に衰弱死。燕の死を知って王子の像の心臓が割れる。燕と共に炉に入れられ溶け残りはゴミ箱に。神様と天使がそれを見つけて「一番美しいもの】として持ち帰る。天国で暮らす燕と王子】
▶オスカー・ワイルドの恋人、ロード・アルフレッド・ブルース・ダグラス
翻訳家であり小説家。ウィンチェスター・カレッジ卒業。ダグラスは、我儘で無茶なことも平気、傲慢で浪費家。
ダグラスの凶暴な父親は、クイーンズベリー侯爵。侯爵から受ける度重なる嫌がらせに業を煮やしたワイルドは、ダグラスの勧めで名誉毀損で訴えるがワイルドの不利に進展。裁判で同性愛が明らかになりワイルドは逮捕され、その後の刑事裁判で有罪判決を受けた。
★三島由紀夫「完本獄中記 ワイルド作」に仔細記述あり。
▶『亡きインファンタのためのパヴァーヌ』Pavane pour une infante défunte
フランスの作曲家モーリス・ラヴェルが1899年に作曲したピアノ曲
特定の人物への葬送曲ではなく、スペインにおける風習や情緒に対するノスタルジアを表現したもの マルガリータ王女の肖像画からインスピレーションを得て作曲
なんとなく避けていたパブリックスクールシリーズ。
いざ読んでみたら面白くて面白くて、あっという間に引き込まれてしまいました。
しかーし、読む順番を間違えて、先にスピンオフを読んでしまった((;゚Д゚)))
なんか思ってたのと違う?と違和感はあったものの、あとがきを読んでやっと気が付きました。
こちらの主人公たちは新刊も出ているようなので、とりあえず次はそちらを読みたいと思います^^;
お話はというと、深い愛と許す心をもった健気で強い受けがとても気に入りました。
〝きみはかわいそうになるほど、強い〟と言われたケイト、
まさにその通りの人物でした。
愛とは何か?
愛されたことがあるから愛することができるのか?
愛するから愛されるのか?
自分を愛してるから他人を愛せるのか?
他人に愛されたことがあるから自分を愛せるのか?
コロンブスの卵とまでは言いませんが、深い悩みだなと思います。
でも、ケイトはほんの些細な人の好意を愛だと感じられる青年なのです。
それを自分が愛された経験として捉えて、人を愛することができる。
それってすごいことだと思うし、人を憎むより許す事を選べるケイトは神様みたいだとさえ感じました。
愛する人や愛されることに寄りかからず、自分の居場所を自分で決める勇気。
そして、自分の存在は自分自身が決めるという強さと、望めば何にでもなれるという柔軟さ。
本当にすごく強くて優しかった。
こんな受け初めて見たかもしれない。
そのケイトが初めて愛した肉親以外の存在が、スタンです。
優しくて賢く美しい男……でも、自分勝手で嫉妬の塊。
完璧なように見えて欠点だらけのスタンもまた魅力的で、とても愛しい存在でした。
本編自体はとても切なくて苦しいところもあるのですが、
何より書き下ろしが最高だったと思います。
ここに萌えが詰まってる!恋は盲目^^
美しい男が愛に苦悩する本編もいいのですが、嫉妬に狂ってダメダメになっている姿にきゅんきゅんしました♡
本作を動かす影の主人公・メンベラーズ視点で書かれています。
この人の思いも、きっと愛なんだろうなぁ。
広くて大きい愛の人。
いつか同じくらいメンベラーズを愛してくれる人に出会って欲しい……そんなふうに思いました。
それにしても、樋口先生すごいなー
このエモーショナルな雰囲気を最後まで崩さず、作品の中で登場人物たちを見事に成長させてくれました。
もう、感動しかない!