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オメガバース、主従関係の設定。
前半は、雨情の強引な俺様ぶりがどうしても気になってしまいましたが、
ヨヒラを失ってから、自分の気持ちに気がつきヨヒラを懸命に探す、
その雨情の変貌ぶりには心をうごかされました。
失って初めて気がつく、場面場面でのヨヒラの傷ついた表情、最後の笑顔、
全て細かく覚えていて、愛する人を探す雨情が切なかった。
ヨヒラが雨情にキスをした時の場面が好きで、ずっと印象に残っています。
椿も樹も、2人が実は愛し合ってるってことを、
最初から気がついているところが温かい。
個人的に椿さんが好きです。
椿さんも絶対幸せになって欲しい。
イノセントベル上下を見て久しぶりにこちらを読み直したくなって読み直したんですが、やはりこのシリーズの三CPの中ではこの二人のお話が1番好きかもしれません。
攻めαは本当生粋のαって感じでテニスの跡部様を思わせるような俺様感半端ないです。けどそんななんでも手に入るとおもってるα様が、手に入れられなかったもの……それが最終的に受けΩになるんですけど、感情移入しちゃって本当心鷲掴みにされました。
あと本当Ωくん可哀想と思えるくらい傷つく言葉や行動をα様にされてしまうんだけども、α様も十分苦しみ自分になにが大切なのかを自分自身で気づけたことに拍手でした。
このあとに続くイノセントベルではこの二人も登場するし、上では番外編的なものもあるのでこちらの作品とそっちもまだの人は是非とも読んで頂きたいです。
年上×年下好きな方はこのシリーズ好きになる方が多いかと思われます
「シークレットノート」のスピンオフ作品。
もう「シークレット〜」読んでる時からこの2人が気になってたよね。
…の生粋α名家・天宮家の次期当主・天宮雨情(α)と、いつも影のように寄り添うΩの使用人・四葩(ヨヒラ)の物語です。
雨情は弟の快晴とは違い、ザ・α。
何を得られ、そのために何に目を瞑ればいいのかを骨の髄から知っている。
そんな雨情が巻き込まれたのは、ある一つの事故…
伯母(α)の婿養子・朝陽(α)が自動車事故で亡くなったのだが、同乗者がΩ男性で、その男の家にいたのがΩのヨヒラ。
もしヨヒラが朝陽の子供だったら天宮家の後継者争いになる、だがヨヒラに興味を抱いた雨情は家に置くことにする…
はじめ雨情はどっぷりαで、Ωなんてヒトとも思ってないんです。
ヨヒラに対しても、抱くけれど何とも思ってない。
だけど、有力α女性との結婚話が進み、ヨヒラが姿を消す、いなくなって初めて自分の心がヨヒラを求めていたことに気づく…
…と、切なさの王道展開に進んでいくわけですネ〜。
展開としては「シークレット〜」と同じく、たった一つの愛を知ったαと、どうしても欲しかった家族を得た孤独なΩ、という構図ですが、こちらは子供も出来たのでよりドラマチックです。
そして、雨情は意外と子煩悩なんですね!
朝陽伯父と謎のΩ男性は実は生きていた…!というのが次の「イノセント ベル」に続きます。
前作?の方は未読です。
綺麗な表現と綺麗な絵はとてもよかった。
キャラ作りもこだわってるんだなという印象。
ただ、攻めがまだ子供の受けを遠慮なく犯すところや身勝手な言動が目立ち、
なんでこんな奴好きになってしまうんや……という気持ちになりあまり入り込めませんでした。
話が進んでもモラハラ感がどうしても拭えず。
前作読んでたら違ったのかな。
叔父さんカップルの話の方が気になります。
子供は可愛かったのと、カバー裏の小話でちょっと和めました。
ジェットコースターのようなドラマチックな展開のオメガバースです。薄暗いのか?と思うところもありますが、最終的には綺麗にハピエンでまとまっていて、後味も良いです。
ヨヒラのことを「道具」としか見ていなかったウジョウが、ヨヒラと過ごす中で知らず知らずのうちにヨヒラへの想いを強めていく。しかし、一筋縄ではいかず、離れ離れになり、再び再会する。
オメガバースでも妊娠出産モノは得意じゃないのですが、最中のシーンがなければ、まあ受け入れられるなあと気付きました(オメガちゃんがお腹大きいシーンとか苦手です…身体がにょたっぽいのがダメ)。
キャラクターの体つきは線細めで肉感的な感じではないのですが、オメガバースらしいSIRUたっぷりのセックスシーンでなかなかにエッチです!引き込まれるストーリーだけでなく、こちらも必見。
全体的にバランスの良いオメガバース本です。富豪×健気(美人)が好きな方におすすめ。ヨヒラは要領も技量も良いですが、控えめです。
こちらが面白かったので、「シークレットノート」も買います!
