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この変態ヤリチン、こっちが童貞だと思ってなめやがって…!!
コミック

はなぶさ数字先生作品、一気に五冊目。
タイトルと表紙で怯み後回しに。
試し読みで苦手と感じた将吾が2話目には大納得しているというマジック。
はなぶさ先生ストーリーテラーが過ぎる(何度でも言う)
若干16にしてセフレがいる将吾である。表紙をご覧ください。悪い顔〜!
対してリア充を目の敵にして若干僻みのある秋葉くん。将吾にも悶々とした気持ちでおります。
いうてまだ大学生で、4つ差しかない。もっと年の差あるのかと思う地味DDD(童貞男子大学生)。
将吾が実は「寂しさ」故にセックスに依存していたとわかったとき、一気にほだされていく秋葉。読んでいるワタシも懐柔されました。
将吾が浮いてたと感じていた家族がめっっちゃ良い。
秋葉センセのおかげでまるっとうまくいきます。
妹の未明(夜明け前)弟の子夜(真夜中)という名前美しいですね⋯。
5作品比べてこの作品はとてもエチシーンにページが割かれていると思いました。とても優しく描かれるそれは大変萌えます。
寂しさにずっととらわれていた将吾が秋葉に「寂しくねぇの」と問うところがとても愛おしい。
将吾が好きな人に一番させたくない思い、寂しさ。
描き下ろしで一気に4年後 将吾視点。
父母に完全にバレてるお付き合いいいですね。
仲直りセックスの描かれ方が淡々としていてとても良いです。
ああ、こうやって4年間愛を育んできたんだなあと感じさせてくれる。
きっと毎回「痛くねえ?」といたわってるのでしょう。
ゲイでない童貞の秋葉に対し罪悪感と激重愛抱いているの熱い、熱すぎる。
エロいのにエモく、泣けます。
一冊でこの時の経過の描かれ方すごいなと思いました。
小説家になりたくて将吾家でバイト始めた秋葉ですが、最後までなれてないのもまたおかし。
同棲しようと持ちかけたときも浮かれず淡々と描かれるリアル。とても好きでした。
SNS上の2人のその後を回収するととても和みます。可愛がりあっててニッコリします。
二人の初恋ストーリーに浸れました
「はきだめに恋」がすごく面白くて、そしたらこの作品と同じ作者さんだと知りました。レビューこそ今のタイミングですが、読んだのは1年ほど前のこと。「恋」の描き方が上手くて惹きつけられますね。
作品のタイトルが、まぁ確かにその通りなんだけども…エロエロ度高い作品だと思ってしまったので、そんなんじゃないよー全然!というのが分かるようなタイトルだったら良いのになと思いました。
ヤリチン・童貞とタイトルに掲げているけども、経験値の差うんぬんしてるのは最初だけ。ヤリチン高校生も童貞大学生も、恋の前には無力っぷりを曝け出しちゃうピュア恋なお話なんです。
ヤリチン高校生・将吾はセフレを切り、童貞大学生・秋葉は自身の小説に好きな気持ちを織り込んじゃう。2人それぞれがお互いを好きなのに一直線にうまくいかないから、まぁー焦ったい。
将吾が抱える家族の問題に一歩踏み込んでくれた秋葉に、そっと惚れていく将吾がヤリチンなのに可愛く見えました。今まで心の隙間を埋めるためのセックスをしていたのに、秋葉に対しては好きの気持ちいっぱいでセックスしたいと言う将吾は、恐らく秋葉が初恋だったのかも知れません。身体とテクニックは経験値高かったとしても、恋する気持ちは童貞だったんでしょうね。
秋葉もまた将吾に恋心を抱き、自分の気持ちに正直に向き合う様子はぎこちないけど、少しずつの前進に応援の気持ちでいっぱいでした。
彼らの関係がずっとずっとこの先も続くことが垣間見えて、とても嬉しかったです。
将吾の家族が本当に良い家族。2人の関係を認めていてしかも好意的に捉えているのが良かった。秋葉も将吾もケンカしたり仲良かったり、すっかり家族のような馴染み感がありました。
同棲している自然体な2人がとても素敵でした^ ^
タイトル通りのお話…かな?懐かれっぷりはツン多めで分かりにくい感じ。寂しがりの甘えただけど、上手く素直になれないDKな攻めに萌えが詰まってそうな気配が。この性格で年下攻めって個人的にはすごくツボ!なのに受けに共感ゼロで上手くハマれませんでした。
冴えない童貞メガネで小説書いてる受けの秋葉。視野が狭いって言われてたけど、いかにもそれっぽい受けキャラです。最初は小説のために…と将吾に関わっていくんですが、不自然に絡んで行き過ぎで、なんであの状況で部屋の中にい続ける?とか、なんで今追いかける?とか、行動原理というか性格がよく分かりませんでした。
恋になるところもさっぱり。二人とも他人とこういう関わり方をしたのが初めてだったとか?BL描写にキュンゼロで物足りなさだけが残り、萌えがありませんでした。
お互いに、家族に対して複雑な思いを持つ二人の話。
タイトルからは、アホエロか?と思いつつ、いざ読み進めるとめちゃくちゃいい話でした…!!
タイトルでちょっと損してる感じはあるかなぁと感じるました。
個人的には、本来の読者層が避けそうな印象のタイトルです。
攻めの将吾くん、めちゃくちゃかわいい…!
まだまだ学生だからか、とても素直です。
初登場では、スレてるのかな?と思いつつ、受けの秋葉に対するアプローチは、不器用ながらもストレート。
大きなわんこという感じ…!!
髪伸びてからの将吾くんも可愛かったです。
二人で足りないものを補いつつ、これからもお幸せに!
寂しがり年下高校生×世話焼き童貞平凡受け
小さい頃に共働きの両親が忙しくて構って貰えず、その時の寂しさをずっと引きずり、今ではセフレで寂しさを補っている年下攻め。
体は大きいけれど、まだまだ子供。
受け大学生ですが、攻めの双子の兄弟の家庭教師としてやってきます。
ゆえに呼称が”先生”だったりします。
最初の出会い(セフレとヤッてるところにバッタリ遭遇)こそ、最悪ですが、荒んだ自分を受け入れてくれ、優しくて温かいお母さんのような愛情を向けてくれて受けを好きになります。
一方、受けは特徴がこれといってなく、一言で言うなら”普通”。
だけどこういう性格だから、当たり前の愛情をくれる受けが攻めにとっては眩しく映ったと思います。
必要とされたかったから、セフレに手を出していた。と告げる攻めに、初心な恋心を抱く受け。
初めて抱く感情に戸惑いながらも、諦めようとして引こうとした攻めを受けが引き止めます。
ここぞという頑張る受けが可愛らしかったです。
年下が内心で密かに抱く「この人が俺だけを好きならいいのに」という思い。
子供っぽくて口に出すことはできない…と、切なそうな表情にキューンときました。
本当の愛を知った初恋同士のような二人ですが、エッチの扱いには慣れている攻めにギャップ萌え。
けれど攻めには愛されなかった分、たくさん愛されてほしいし寂しい思いをした分、たくさん楽しい思い出を作っていってほしい…と、母性本能が擽られた一冊でした。
