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こう見えて、ドM
この因果はどこが始まりなのでしょうか?
傲慢で家庭を顧みず世間体だけを気にする厳しい父親。愛人あり。
父親の言いなりな家庭を守る母親。
父親に相手にされず期待に応えられず苦しむ父親に似ていない息子。
父親の言いなりでいるうちはお金に困らない息子である主人公悠二。
箱入りでお金に困ってないのが悪いのか?な大学の先輩の行動。
悠二みたいな人間が大嫌いだと言う父親の愛人。
どうすりゃいいのよ?クソ親父が元凶なの?悠二が托卵なの?愛人までもクソ親父の顔色伺ってるし。金のため?
ここまで絶望的なのに悠二は愛人をほっておかなくて…。人肌に飢えてるの?
下巻は救済なのかさらに絶望なのか?
受けのコウがボクサーをやっていて最初は性格が明るそうで飄々としたキャラに見えるんですが、読み進めていく内にえっ?と驚くような展開になり、彼の印象がどんどん変わっていきます。良い奴そうだったのに案外初対面に対しても辛辣だったり、悠二の父親と関係があったり、痛いと興奮するドMだったり。正直、心も通い合っていない状態の悠二とコウの情事にはまだ萌えないし、水瀬父との関係を仄めかされ萎えたくらいです。でも、ストーリーとしては予測がつかなくて面白いと思います。下巻でどんな方向へ進んでいくのか楽しみです。
なかなかに激しい展開のお話でしたが
日常のなかに溶け込む非日常というか…知り得ないことを覗き見るような背徳感がありました。
違法賭博やら乱交やら、非日常な事柄が直接描かれていることも
もちろんそう感じる理由ではあるんですが
やっぱり人物が特徴的なんですよね。
ウラがありそうな人ばっかり。
普通っぽく見える悠二でさえ、その胸には父親に対する複雑な感情が渦巻いていて。
悠二の父親とコウの関係もただの愛人ではないような…
とにかく気になるところがたくさんありました。
どんな結末が待っているのか楽しみです〜!
「トワイライト」「この背中ぬ爪を立てて」で、絵が青年漫画、迫力ある、肉感的、動きがあたい、と思っていたんですが、本作ではどの要素も更に良くて。
洗練されてきて、絵がきれいなだけでなくかっこいいですね。
表紙が好きです。
上巻では、2人が出会って、意識して、距離が近づいて…という所までなので、下巻に期待ですが。
コウのきれいなお顔がいい。見惚れてしまいます。
でも、悠二の父とまさか愛人関係にあるとは!?
悠二の父には愛情はなくて、コウはそれをわかっていて、寂しいということなんでしょうか。
コウは他にいい人いないんですかね。あんな冷たい嫌な親父でなくてもいくらでも相手がいるだろうに。
美形、銀髪、ボクシング…ついgiftを思い浮かべてしまいますが。まあ、それは置いておいて。
悠二の心はほぼ決まっていそうなので、あとはコウがどうなるのか。
もう一波乱ありますかね。
あまり不穏な展開でなければよいのですが。
楽しみに下巻読みます〜。
読後感は なんか凄い作品だった…( ゚д゚)と少し脱力感が。読むときはネタバレ無しで読んで頂きたい。
西本ろう先生初読みですが、絵の熱量も凄いし、デフォルメやギャグ一切無し。息つく暇がない。
ここからは少しネタバレしてます。
警察官の父親に劣等感を持つ大学生の悠二。
母親の四十九日も終わる前に父の不倫現場に遭遇。あまりのショックな帰り道歩いていたら銀髪ボクサーのコウにぶつかりキスされてしまう…から始まるストーリーです。
どうですか。重いですね。
全くネタバレ、シナリオも一切見ずに読み始めたので、登場人物は少ないのに頭が混乱した。
え?ドM?、、え?コウは…そんなぁ…。えぇお母さんまで…。先輩マジですか…。
ずっと心の声こんな感じ。
父親が全ての悪の根元で関わる人が皆悪い方向に振り回されていて、ただただ2人が可哀想だった。お金以外は本当に鬼 畜オブ鬼 畜。
光として産まれたが愛情を欲していた悠二、闇として産まれて歪んだ愛情を受けていたコウ。
2人が出会うのは必然で、表題が良い得て妙です。
そのまま訳すと同じコインの2つ面?って、これで表裏一体って意味なんですね。成る程。
最後は良く纏められたなって位落ち着いて良かった。ただ最後のお○○ちゃんプレイはノリノリだったのが衝撃的だった。楽しそうで何よりです