電子限定かきおろし漫画付
久しぶりに読み直しましたがやはり最高に良かったです。
普段この手の受けはあまり得意ではないのですがるり先生はストーリーの運び方はもちろん濡れ場もしっかりと描写し尚且つその描写が丁寧に描かれていることもありどの点をとっても最高に良いです。
また、マーキングの跡が出てくるという独特な設定のオメガバースものに新鮮さすら感じ、攻めもアルファの雄らしさというのが、ひしひしと伝わってきてそこも含めてたくさん楽しませてもらいました(=^・^=)
好き!
2人の顔や体の描き方が好き!
王道なオメガバースのストーリーなのかな?ラストまで乱れることなく安定の甘さに酔いました。
もうサービスカット満載です。灯里の股関節がバレリーナ並みに柔らかくて180度開脚なので、2人の大切な箇所がこちらに丸見えです。
βには見えない謎めいた日高先生が最初は上から目線でちょっと嫌な奴なんですが、彼の素性を考えるとガードが固く簡単に他人に隙を見せなかっただけなんだと徐々に分かります。
この攻め慧は一見クールですが意外なシーンで責任感のある態度や優しい言葉で灯里と真摯に向き合います。
お互いにどんどん好きになっていく様子が素晴らしい。言葉で確認してないけど、もう付き合ってるのと同じじゃない?ってくらいラブありました。
トラブルを乗り越えてのシーンではお互い初めて名前を呼び合います。これは大正解。やられました。
人気ですね。2巻が出たときに連日ランキングに入ってたので気になってました。
オメガバースもので、粘膜接触するとマークが出るという設定ですね。
うーん。途中からは良いお話なんですけどね…。
最初がねぇ。日高が吉田を見る目つきやオメガなんですよね?みたいな態度。ちょっと嫌でした。
そして手が触れて日高が発情して、いきなりレイプ!いやいやいや、いきなりベルト外してきてぶっ挿して本能だとしてもちょっと…。
あげくに事後タバコ吸いながら態度が急にえらそうになって。
ここがどうしても嫌でした。
その後は吉田のためにセフレしたり、心配したり良かったんですけど、ひねくれた自分には恋人気取り?と思えちゃって。
どうしてもあのレイプ前後の日高がひっかかって、その後がどんなに良いお話でも上がりませんでした。
アルファと粘膜接触したオメガにはアルファの所有マークが浮き出るという、若干特殊設定のオメガバースです。
【一度もヒートが来たことのない『出来損ないのオメガ』である吉田灯里が教師として働く学園に、日高慧というベータの教師がやってくる。しかし実は日高はアルファであり、吉田の突然のヒートによって身体を繋げてしまう。アルファのマーキングが額にくっきりと現れた吉田は、フェロモンをコントロールするため日高とセフレになるが…】
ヒートが来ないオメガ、突然のヒートでアルファと事故、身体だけの関係、気持ちが通じ合って番にーーと、オメガバースとしてはありがちなストーリー展開です。2巻でオメガの当て馬が出てきますが、こちらも予想通りの展開といっていいでしょう。マーキングという特殊設定はありますが、大筋に影響はない範囲と思います。
では何を評価するのか?私は…藤河先生の絵が大っ好きなんです…!!好みの絵で描写される王道展開。これに勝るものはありません。表情も好きだし、身体の描写も色っぽい。受けは他作品と被る感じもしますが…それでも好きなので構いません。
なので、藤河作品を読んだことのない場合は、まずは試し読みで好みを判断してほしい。その上で王道展開でも読みたい、オメガバース大好き!であれば、おすすめします。
読み返し。
こちらの作品はオメガバース作品なのですが、
最初のページでシカさんが詳しく「シカ流オメガバース講座」を開いてくださっているので
オメガバースのことを知らなくても大丈夫です(*´ω`*)
ある意味事故のような形で身体を繋げた二人。
そこからお話が始まっていくのですが
身体の関係から始まった二人が
心を通わせていく様子がすごくよかったです。
普段はツンツンしてる灯里がエッチの時に
グズグズにされちゃうのも素晴らしいです…!!!
ヒートのときの灯里の気持ちがすごく切なくて
番になりたくなかった理由もそこでわかります。
このあとどうなっちゃうんだろう…と思ってたけど
二人にとってのキューピッドは山崎くんでしたね。
山崎くんが電話した相手が慧でほんとに良かったと思いました。
その後の慧はすごくかっこよくて男らしくて素敵でした。
もともと藤河先生が描く濡れ場がすごく好きなのですが、
今回の濡れ場も最高でずっと見ていたい気持ちになります。
ただ、両思いになってあっという間に終わってしまうので
二人の甘い話がもっとみたいなぁと思っていました。
なので、2巻の発売はすごく嬉しかったです。
今から2巻を読むのがすごく楽しみです♪