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もともと6~7年前に1~2巻は読んでたのですが、そういえば3~4巻読んでなかったな…と思い立って一気読みしました。
本巻は「性格クズでなにが悪い」シリーズの3巻に該当します。
著作はいろいろ読んできてずっと☆3以上で評価してきたんですが、今回初めて☆2にしました。
<モヤった点>
・前巻もそうだったんですが、湊のモノローグに難しい単語がいくつか出てくるので、成績底辺設定が揺らぐというか。
いきなり「矜持(きょうじ)」とか出てきてビビりましたw 知らなかったので意味ググっちゃいましたよ…。
まぁたまたま好きな小説とか漫画に出てきて知ってたんでしょう、きっと。
もしくは現国で習ったとか。受験で猛勉強した時に覚えたとか。
・新キャラ(まつり)があんまりにもウザすぎて…(←これが原因でこの評価となりました)
あと今さらなんですが、都築が八方美人なのも ぐぬぅ…。逆ナンしてきたモブ女2人に優しすぎる~。
でも湊から抱き着いたり、ちゃんとCPの仲はより一層深まっていったので、結果読んで良かったです。
この巻で一番気に入った要素は、いつの間にか親友(?)ポジに収まってる青葉くん!
めちゃくちゃ湊に懐いてるじゃないですか… 同棲してる家にズカズカ上がり込むとかw
あと私が声を大にして言いたいのは、この後の4巻「クズは永遠を夢見ない」が私的に☆5だったこと。
著作の中でも一番好きな作品となりました。
なので私のように本巻で「ぐぬぅ」となった人も、4巻で覆るかもしれませんよ?
ぜひ4巻も読んでみてください。
今回の話は何となーく哲学っぽい感じ。
愛とは何なのか、みたいな。
告白されないように気を遣う優しさ。
相手のことはよく知らないけど好き。何したら傷つくか知らないのに行動選べない(だから体当たりする)。
自分のことを知らないのに好きになる資格ないなんて言われたくない。
お互い違う正解を信じてて譲れないから傷付け合う。
今回のお話はギュッと胸に刺さるような言葉が多かった。
湊はいろいろ考えて、彼なりに生きてるんだなと思いました。都築を好きになって彼と一緒に居たい気持ちが心を成長させたのかな。
今回は都築のお誕生日もあったし、湊の可愛いシーン満載でしたね。都築はますます幸せになってるみたい。これからも末永くお幸せに!
大学生になり同棲生活も順調の湊と都築。青葉も同じ大学に進学し、何だか楽しそうな大学生活を送っていてほっこり……とはいきません。
3巻はずばり湊のライバル・まつりの登場ターン。都築はイケメンなのでいつかはこういう話がくると思っていました。まつりは都築を狙うかわいい顔のあざとい系です(名前もあざといー)。ややこしいですが、湊・都築の高校の後輩のバンドの仲間(まつりは他校生)です。大学まで会いにくるとは、イヤ〜な感じがぷんぷんします。
まつりは都築の恋人が湊だと突き止めて宣戦布告。よほど勝算があるんでしょうね…自信たっぷりでいけ好かねぇです。まつりにどれだけイライラさせられるんだろうと思いましたが、2人の仲は全く拗れませんでした。都築が外堀を埋めながら、まつりにキッパリと断るからです。都築の何を置いても湊が1番ってところは、見ていて清々しいしかっこいい!
湊の「お前に都築を好きになる資格ねぇよ」にもシビれました。まつりは自分の気持ちが1番で、都築の気持ちを尊重しない考えを聞いた湊が喝を入れました。湊…性格クズじゃないじゃん。。。感動。
この回を見て思ったのは、2人の仲は鉄壁です。まつりの存在があっても、湊は都築の気持ちを疑うことはしなかった。争うことが嫌いな湊が、わざわざまつりの学校まで行ってまつりに対峙したのは、都築の理想(湊と別れないこと)を守るために闘いに行ったというのですから、なんと男気あふれた行動!1巻の湊からは想像し得ないよ……拍手&涙。
そんな男前な言葉を言うもんだから言わんこっちゃない。都築にまたまた激しく抱かれてしまう湊…事後のボロボロ疲弊っぷりがもう定番化しましたね。今回はフェラもS字結腸攻めプレイもあったから、仕方ないのかな。
物語の最後…湊から都築へキス。と、湊の心の声で「都築を愛してる」の言葉で締めくくられていました。素敵な終わり方で最高でした。
2巻は2人の愛が試された回でしたが、3巻は2人の愛情を再確認した回でした。都築は言うまでもないですが、湊の都築への愛がどんどん溢れていっています。時に迷ったり怖気付くこともあるけど、ちゃんと前に進んでいっています。1巻から読んでいるので湊の成長ぶりが嬉しい!
4巻は湊に一目惚れしたという男子が登場です。湊を巡ってイケメン2人が取り合う夢のようなターンです。とっっっっても面白いので、3巻の余韻そのままで読んでみてはどうですか^_^
不思議なことに1巻はそんなに萌えなかったんです。
そして巻数が進むごとに面白くなって来て、自称クズの湊以外がクズに見えて来るマジック⁉︎なんです。
今回も二人の高校の後輩二人とバンドを組んでいる、他校の美少年の茉里(まつり)がまさにそれでした。
湊は茉里がそれほど悪い子じゃないと思ったらしいですが、まさに話の通じない宇宙人でした。あの青葉ですら厄介な相手だと思ったらしいですから…。
一朔が告白して来た相手にやんわりと断わる理由を知って、あの歳にしてこんな苦悩を背負って来たのかと気の毒になりました。
そんな一朔の気持ちを知って、一朔のことを理解しようとする湊が成長してて、茉里とやり合う姿に感動しました。残念ながら茉里には伝わりませんでしたが…。
それでも湊を守るために傷ついた一朔を抱き締める湊にギュンと滾りました。
意外に即物的な一朔にクスッと来るし、そんな一朔にタジタジながらも恋人として仲を深めて行く湊、そんな二人が大好きです。
次は最新巻なのでどんな出来事が二人を待っているのか、楽しみながら読みたいと思います。
大学生編!表紙で堂々と彼氏のお尻を触る都築に笑いました。今回はちょっと変わった当て馬君の登場です。あほのこだけど、めちゃくちゃ美人設定らしい…。とても面倒なタイプでした。
うーん…でも肝心なシーンが省略されちゃってるんですよね。都築がまつりと決着をつけたとこ。会話で済ませてて、実際はどんな感じだったのかな?とモヤりました。
確かに湊と都築が絡まないシーンが長くなってしまいますし、退屈になるとは思うんですけど。都築のドロっとした部分が見えてきたところだったので、具体的に描かれるのを期待して読んでしまいました。
カップルとしてはもう安定してるのかな。からっとしててすごく萌える関係性です。完結っぽい終わりじゃないので、まだ続いて欲しいと思います。