【特典ペーパー/電子限定描き下ろし付き】限定特典と割引が充実!
気に食わないアイツは、運命の番
オメガバースの特徴、利点、美点、読みたい部分、萌えたい部分、そういうのをギュギュギュ〜っと全部詰め合わせたような力作。
αと偽るΩ。
Ωを差別する社会。生きづらいΩ。
華やかな芸能界での二世タレントへの羨望と嫉妬。
正反対の性格でのぶつかり合いとその反動のような激情。
Ωの発情と本能に抗えない理性の飛んだセックス。
そして、運命を受け入れる「番」契約…
それらが綺麗な絵柄で。
こなれた展開で。
たっぷり堪能!
これは人気作になるのも納得の良作です。
続編やスピンオフへと繋げられるようなポイントも巧みに織り込んでいる。
例えば、レオ父がハチ母を知ってる…以上のナニカがあったのかも?とか。
夏目とコタの関係性。とか。(←実際にスピンオフになってる)
非常にまとまった、同時にもっと大きな広がりも感じさせる作品。「萌x2」で。
お互い反発し合いながら惹かれていく
運命の番ものを読みたい時に読み貸したくなる作品
王道だからこそ、どんどんページが進んでいきました
第3性がある世界で、芸能界の2世として活躍してるメイン2人のお話
2世と言われる事を悩むα礼旺と3性を隠して活躍しているΩ瑛斗
そして、芸能の世界で活躍しているからこそ、意志をしっかり強く持っている2人
運命の番を扱う映画で主演2人が現実でも運命の番
悩んでいる礼旺が瑛斗の発言で視野が広がっていく様子の表情に、読んでいて「運命の番で気になるだけじゃなくて、人間性に惚れたな」って思った瞬間です
映画の撮影で首に噛み付くシーンでお互いにヒートとラットになり、番った後、、、
すれ違うかっと思ったらしっかりお互いの気持ちを伝え合ってよかった、と思ったのでした
その後も色々ありますが、お互いを思い合って意思が強い2人だからこそこの先もきっと大丈夫だと思わせてくれる作品です
芸能一家に生まれたαの礼旺は親の七光りと言われるのが嫌で、必死に俳優として頑張る日々。そんな時有名監督の映画主演が決まるも、相手役は同じく二世俳優でスキャンダルの絶えないαの瑛斗。衝突していた2人だけど、実は瑛斗はΩだという事がわかって…。
運命の番を演じる2人が、本当に運命の相手だったという美しき展開。Ωなのを隠して活動する瑛斗の苦しみや葛藤を支えようと、自身も変わっていく礼旺が素敵。
同じ俳優仲間で同じくΩなのを隠し活動する夏目と、相方コタの存在も救いだしこの2人もとても気になる。
礼旺と出会った事でΩである事を受け入れ強く前進していく瑛斗がカッコイイし、共に生きる礼旺との信頼関係が素晴らしい〜。もちろん相思相愛の2人のラブラブなエチもいっぱい♪
オメガバで期待する発情えっちがちゃんとえっちなので好きです
発情前にもえっちしてるのでよくある安易な「発情したからだけえっちしまーす」ってわけじゃなくて、「そこまでに関係性をちゃんとつくってる」のが凄く良いとこ!
受け可愛いビッチ感もよし~(個人的にカマトトぶってる受けは苦手なほうなので)
攻めも格好良くて好きです
えちえちなんだけど下品すぎず上品さも感じられるのが素敵!
サブキャラもちょっと混ざってましたが、サブキャラはあんまり印象ないかも
電子と紙、両方で買ったぐらい好きな作品です。
絵柄が綺麗でビジュアルも良く、ストーリーの濃さとエロの配分もちょうど自分の好みでした。
しっかりお話も楽しめて、尚且つえち可愛さも堪能できます。
振る舞いは気の強いビッチ風だけど、実はメンタルがピュア…という【純情ビッチ受】が好きなのですが、この本の受けはビッチではないにしても、それに通ずる可愛さがあったので刺さりました。
人前では常に明るく遊び人を装っているけれど、ふとした時にピュアさとか寂しさとかが滲み出ていて可愛かったです。
二人の関係が濃くなるのも受けのお誘いがキッカケなので、【誘い受】属性が好きな方にもオススメです。
攻めと出会うまでは遊び人だった設定の受けですがセリフからそれが分かるだけで、絡みはメインカプのイチャラブオンリーなので、光の腐女子でも安心して楽しめます。
特に印象的なのは、仕事中にヒートになり急遽ホテルの部屋に隔離される→「隔てられた扉越しにお互いの名前を呼び合う」シーンです。
惹かれ合う運命の強さと、二人の必死さが伝わってきてギュンギュンきました。
ただずっと気になっている事がひとつあって、ストーリーの最後の方に「攻めの父親」と「受けの母親」に面識があったことを匂わせるシーンがあるんですよね…。
それまで「撮影現場で初めて出会った二人」「赤の他人」としてカプを見ていたのに、「え?この二人、異母兄弟の可能性あるの?!」とちょっと混乱しました。
(受けはシングルマザーに育てられており、父親が分からない)
攻めの父親がやんわり否定はしているけれど、なんだか思わせ振りで…。
深読みさせるためのミスリードなのか、本当は裏設定が別にあるのか、ちょっと分かりにくくて気になっています。
もし異母兄弟じゃないのなら、このシーンはない方が素直にストーリーを楽しめたな~と少し感じます。
でもそれを差し引いても、お気に入りの1冊なので神評価です。
