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厭世的な王国軍将軍×転生した美少年の、輪廻転生ラブ
 とにかく読み進める
                    とにかく読み進める
				構造を理解して話の波に乗れるまでに結構時間がかかりました。冒頭で登場人物がどかっと出てくるし、甘い話題でもないので、最初やや躓くかもしれませんが、少し頑張れば面白い展開が待っているので、ぜひ同じような感じで停滞している方がいたら読み進めてほしい。登場人物の名前は1巻から無理に覚えようとしないで適当に流してて大丈夫です。大事な人は何度も出てくるので自然とふるいにかけられていく。
レオリーノのお話とイオニアの記憶が同時進行している間は、過去編も面白いけど、現在編が早く甘い展開にならないかな〜などと思ってましたが、過去編が一区切りすると登場人物や話が急に軽くなって差に驚く。政治やら戦争やらの話が主軸になるかと思いきや、18歳のあまちゃんのふわふわ恋愛ターンが多くなるもので。どっちが好きな人もうまいこと引っ張り続けてくれるよい作りとも言えるかも。
萌2〜神
 じっくり時間をかけて読んでいきたい素晴らしい作品
                    じっくり時間をかけて読んでいきたい素晴らしい作品
				これほどまでの有名作品、遅ればせながら読みました。
なんという読み応え、ページ数もそうですが、ストーリーに圧倒され、いまじわじわと感じ入っているところです。
続編を読むにあたり、登場人物が多く、一度整理したいとすら思いました。
感想というよりも、自分への備忘録のようになってしまいました。
戦士したイオニアが転生して、レオリーノとして生きる。
身体が弱い、レオリーノ。
レオリーノは自分が誰かに守られる存在ではなく、誰かを守れる力が欲しい。
一方のツヴァイリンクで戦死した戦士イオニア。
平民のイオニアと、第二王子のグラヴィスの身分差の愛。
愛し合っていても、結ばれることのない2人。
「イオ、お前に俺の背中を預ける」
イオニアが護衛としてグラヴィスを守る。
訓練とは思えない緊張感。王族と人間の盾
お互い愛しているのに、一緒になれない運命。
卒業する時の2人が切なくて苦しい。
立場、王族としての責任、背負うものが重いグラヴィス。本物の愛。
イオニアのことが好きだが、イオのグラヴィスに対する気持ちを知った上でイオニアの恋人になるルーカス。
戦死したイオニアに対して、グラヴィスもルーカスもずっと後悔、悲しみ、愛、執着を感じ続けていたことに感動する。
巻末の「雪よ、降り積もれ」と、電子SS「家族の逸話」がとても好きでした。
じっくり時間をかけて読んでいきたい素晴らしい作品でした。
 全ての予定を白紙にする魅惑のモンスター作品
                    全ての予定を白紙にする魅惑のモンスター作品
				なにこの面白さ……ヤバいなんてもんじゃない。
今日予定があったんです。急ぎじゃないけど、家の片付けやっつけたら、出かけてあれしようこれしようと頭の中には今日の計画がしっかりありました。
ちょっとだけ冒頭読んだら、さて今日の予定に取り掛かるか。なんて思っていたところまでは良かった。
読み始めたら最後。と……止まんねぇぇぇーーー!!((((;゚Д゚)))))))
なにこれナニコレ、何この面白さは。スクロールが…私の指が誰かに身体を操られているかの如く止まりません!!
もちろん予定は白紙になりました(笑)
こんなにも読み応えのある転生ストーリーだったのですね。
転生前の人物像や、その背景にあるもの、関わりのあった人たち…といったところまで詳しく追っていて、分かりやす過ぎるほど分かりやすいアプローチにワクワクしきりでした。
転生後のレオニーノの人格がありつつ、前世のイオニアの記憶を取り戻していくことで、かつて抱いていた恋情を呼び起こしていく流れが切なく映りました。
自分がイオニアだと伏せている状況で、でも周りがなんとなく気づいているような状況にハラハラしたり、ドキドキしたり。そんな駆け引きにゾクゾクし、でもみんな気付いて!って思いながら物語を読み進めました。
そんな転生前の身バレにヒヤヒヤする一方で、レオニーノの類稀なる美貌エピソードがなんと面白いことか!(//∇//)
本人はぽやぽやした感じの天然ちゃんなのに、彼に群がる男たちがすごすぎる。しかも皆それなりの身分ある男たち……レオニーノの美しさは魔性です。
今はイオニアの影を追い続けているクラヴィスも、いずれその男たちの一人になることでしょう。…もう片足突っ込んでますけどね^ ^
生涯誰とも結婚しないとイオニアだけを想い続けているクラヴィスの一途さは並大抵のモンじゃありません。だって18年ですよ、イオニアが戦死してから。
時間が解決するとかよく言われるけど、この男には時間の経過など無関係なようです。でも、そんなところが最高にクる。執着攻めはこうでないと(笑)
亡きイオニアに執着している男はもう1人いて、レオニーノも魔性だけど、イオニアも大概だなと思いました。
レオニーノがイオニアだとバレるのも時間問題ですし、私はバレたときのクラヴィスの反応が見たいので、まだ見ぬ景色に期待感で心が踊っています。
ああ…次巻を読むのが楽しみ。
今度は予定のないときにじっくり読み耽りたいと思います^ ^
 1巻は、まだまだ序章
                    1巻は、まだまだ序章
				ついに読みました!鈍器本。
めちゃくちゃ面白かった……!
400p超&二段組で結構なボリューム感ですが、読み始めると壮大なストーリーが頭の中に押し寄せてきて、ページを捲る手が止まりませんでした。
ただ、面白くなってくるのは後半1/3〜でしょうか。
と言うのも、本書の半分位がレオリーノの前世・イオニアのEPとレオリーノの生い立ちが占めていて、読みたかった【クラヴィス×レオリーノ】の話が後半1/3位からやっと動き出す!って感じでした。
なので、1巻はまだまだ序章な印象です。
そして、ごめんなさい……
個人的に【クラヴィス×イオニア】のEPが苦手でした。
イオニアの記憶を持ちつつ、レオリーノにはレオリーノとしての自我があるので、2人は同一人物では無い訳です。
私は【クラヴィス×レオリーノ】のCPが読みたくて本書を購入したので、前半の【クラヴィス×イオニア】のEPは、受け違いの対抗CP本を読んでるような気持ちで少し辛かった…笑
また、【クラヴィス×イオニア】がプラトニックな関係では無く、ガッツリ身体の関係があったのも個人的にはモヤっとした部分でしょうか……
攻めの元彼EPをずっと読むのは、結構キツい(こんな事言ってるの、多分私だけ)
でも、レオリーノの前世に関する重要なEPなので読み飛ばす事も出来ないし……とモヤモヤ
完全に好みの問題ですね。本当に申し訳無いです……
しかし、レオリーノが18歳になってから物語が一気に進みます‼︎
後半では、レオリーノを取り巻く男達の欲望や執着心が爆発して堪りませんでした!
イオニアの恋人・ルーカスに執着され、それに対して静かに怒るクラヴィス殿下に最高に萌えた……!
大人の男の嫉妬&執着めっちゃ良いです!最高!!!
本編がシリアスな分【電子限定特典SS】の可愛すぎる幼少期レオリーノに癒されました◎
こう言う番外編大好きだな〜
 鈍器本にようこそ
                    鈍器本にようこそ
				大型新人小説家・小綱実波先生の代表作「背中を預けるには」
これは、絶対に読むべしだ、と天啓が。
あちらこちらの書店で探し回って諦めかけていたとき、遂に見つけることができてうれしかった。
それ以上の作品だということを思わずにいられなかった。
値段は決して安くはありません。流石は鈍器本というだけにあり。
ブルングウルト辺境伯家とファーノレン王家。
ブルングウルトのアウグストとマイアとの間にうまれた四男レオリーノ。
類まれな絶世の美貌を持ち、女性のような容姿。アウグストとマイア(両親)と三人の兄たちから半端ではない溺愛されていました。
そのレオリーノこそ、国のために殉職した赤毛の騎士・イオニアの記憶を受け継いでいる・・・少年時代から恐ろしい夢をずっと見るようになって・・・
イオニアは鍛冶屋の長男。イオニアはファーノレン王家の王子。お互いに惹かれ合います・・・しかし、身分の違いで到底許されぬ恋だった。思いを断ち切り、グラヴィスの盾になる、と決意。そして、グラヴィスを忘れるべく、イオニアはクラスメイトのルーカスと付き合っていますが、三角関係がとても切なすぎます・・・。グラヴィスを思うイオニアを見ると・・・本当にやるせない。
ルーカスもイオニアに思いを寄せています。
レオリーノはイオニアの殉職の真相を知ることになります。慰霊祭の日、裏切り者と対峠するも、逆に捕まってしまいます。
命の危機に瀕したレオリーノは
「ヴィー」(グラヴィスの愛称)
咄嗟に助けを求めていたら、かつてのイオニアの親友だったグラヴィスが現れ・・・イオニアを弔ったあと、厭世的になっていました・・・
レオリーノとイオニアは菫色の目を持っています。
菫色の目は類まれないですね・・・かつての英国女優エリザベス・テイラーのように。
そんなレオリーノを見たグラヴィスとルーカスは・・・
レオリーノは事故で少しばかり身体がひ弱で足も少し不自由。前世のイオニアと体格差は全くを持って違います。
ゲルマン系をモデルにしたファンタジー系。アウグスト、レオリーノの兄たちの登場人物の名前を見たら・・・
ブルングウルトのアウグストはレオリーノを溺愛。側近のフンデルトとレオリーノのやり取りにはほっこりとします。
輪廻的で半端ではないほどのシリアスなストーリーです。
複雑な人間関係など抱えている背景が見え隠れ・・・
