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愛する騎士を失った将軍×美貌の青年に転生した騎士の、輪廻転生ラブ!
んっっとにもう……
この作品のヤバさは1巻を読んだときに思い知っていたはずなのに、読み始めたら止まらんのですから恐ろしい中毒性にまたしてもドボンでした。
読み始めたらある程度のことは覚悟しなきゃならんのがこの作品の副作用です。何をするにも話が気になって何も手につかない。やることはいっぱいあるのに、用事をこなす合間に読み耽ってしまって、人としてダメになりそうでした(笑)
1巻は導入、2巻は中継ぎ、3巻は結末だとするならば、2巻の今巻は結末へと繋がる最重要拠点です。
最大の見せ場は2つ。
1つは、イオニアの記憶をもつことがバレること。
もう1つは、クラヴィスと想いを遂げ、身体の交わりを持つことです。
いや、ついにきたよこの時がって。ドキドキとワクワクと震えが止まらんでした。
イオニアの記憶を持つことが暴かれたのは、もうこれは仕方がないなっていうシチュエーションでしたし、暴かれたというよりは自分でボロ出しちゃったようなもん。
けど、この瞬間を待ち侘びていた男からの粘着質な囲い込みへと繋がる一事件でしたので、これをきっかけにレオリーノとクラヴィスを取り巻く色んなことが大きく変わっていきます。
イオニアの記憶があることを話すことが出来たということで、レオニーノの孤独感が解放され、力を抜いてクラヴィスと対面できるようになったことがBL的には待ちに待った展開です。甘さに繋がっていく2人だけの熱い夜は、んもーんもーーー最高の糖度でした!!!\(//∇//)\
積極的にクラヴィスと繋がりたがるヤンチャなレオニーノのチャレンジ精神がヒジョーに蠱惑的!レオニーノの秘所は控えめな存在感だというのに、クラヴィスの雄を迎え入れたいと強く懇願する姿がなんと健気なことか。
それにレオニーノにそこまで言わせて挑まないのは男がすたるぜ。……ってなことで、ついに結ばれた2人のベッドシーンは、うまくいくだろうかの不安もありつつで、期待と不安が入り混じりました。が、フフフ……やっと見たかったシーンを目の当たりにしてとっても嬉しかったです(*´∀`*)
レオニーノを伴侶に迎える下地作りには色んな障壁があるのは事実。あらゆる方面に働きかけるクラヴィスはおそろしく行動が早く、相当にウキウキしていることが伺えました。お義父さん、レオニーノを下さい!の挨拶は色良い返事がもらえたかどうかはビミョーなところですが、マジでユリアンの庇護を受けさせるのは止めてくれ。ヤツはレオニーノをトロフィーワイフとしてしか見てません。
レオニーノの幸せの価値はレオニーノが決めるしかないのに、どうもカシュー家の面々はレオニーノの幸せを自分たちの尺度で決めつけすぎるきらいがありますね。
いつまでもユリアンとの縁が切れないことにイラッとしちゃいますが、クラヴィスが本気で動き出したことで、ユリアンのキィーってなる顔が早く見たい( ̄∀ ̄)
イオニアの記憶を関係者に話し始めたことで、事件の黒幕に迫ろうとしつつあります。さて、どうなるのか……黒幕は一体誰なのか気になりますが、それもあと1巻を残すのみになりました。
続きも非常に気になるところでのエンドでしたので、既に3巻に意識が向いています。ああ…読むのが楽しみ^ ^
1巻冒頭のシーンが読めました!
防衛宮に招聘されるんですけど、マイアだけがレオリーノの意思を尊重して背中を押してくれていて、あぁやはり母なのだな...と思いました。
いざレオリーノが防衛宮に入ってみると、同僚の中で見目がよくて取り巻きまでいる子に嫉妬と妬みを抱かれて嫌がらせされて...話し合いをしたものの階段から落ちてしまい...。
ヨセフが庇って落ちてくれたけどそれでも手に怪我をしてしまって、グラヴィスが嫌がらせをしたその相手達とレオリーノに罰を与えます。
そこからの閨ごとの多さ!
1巻はキスくらいしかなかったのに怒涛の進歩!
レオリーノは世間知らずの童貞処女の箱入りらしい面と、イオの夢で見た性知識を持っているチグハグさがあって、詳しいやり方は知らないけど口でしたいと自ら提案して猫のように舐めてみたりして魔性っぽいこともするんですが、色気と言うより終始可愛らしい感じでした。
あと、熱を出したら子供がえりするらしく...それがほんとに子供がえりだった。笑
あれをかわいい!天使!と愛しく思うか、駄々っ子な子供すぎてレオリーノってこんな感じなんだ~と思ってしまうかは読む人の好みが出そうです。
私はレオリーノには甘えたなカワイイ系属性の期待はしていなくて、綺麗だけど素直で素朴で頑固なところがあって筋の通った利口な面が好きだったのですが、なるほど色事はカワイイ系に全振りなのね、こういう面もあるんだないう発見になりました。
そんなレオリーノが愛しくて愛しくて、グラヴィスが頭を抱えて根負けしてるところは甘々溺愛好きさんには美味しい展開だろうなと思います。
タグに甘々ってあった理由はこれかーって理解しました。笑
1巻より糖度6割増って感じです。
タイトルでもある、背中を預けるには。
前世の記憶では人間の盾だったイオニアとあまりにも脆く繊細なレオリーノの対比と葛藤と悔しさが伝わってきて、イオには到底及ばなくても少しでも強くあろうとレオリーノがもがいていたのが私の中の1巻でした。
2巻では、グラヴィティスが自分がレオリーノの盾になると言います。
背中を預けてもらうには脆すぎるレオリーノだけど、預けて貰えるように努力するお話なのかと思っていたので、そうではなくてレオリーノがイオと自分を比べず、長短を認め受け入れてグラヴィティスに背中を預けるお話なのだと気づかされることになりました。
私は強くあろうとする前者に魅力を感じて期待していたので、盾になってもらう立場にまわるのは方向性が違ってちょっと残念でもあるんですけど、グラヴィス視点で考えてみると、守れる力も備わったし今度こそ絶対に守ると誓うことは筋が通っています。
甘々作品として認識し直して読むことにしたら、今回も十分楽しかったです。
話が変わるんですが、私はグラヴィス派なんですけど、ルーカスのあのイオニアへの想い...レオリーノはきっと生まれ変わりで、自分にもなんらかの愛情を抱えてくれていた気がすると感じながら最期まで聞けずに死んでしまったイオの代わりに、今こそあの時の気持ちを伝えてもらいたいっていう行き場のない切なる気持ちや、好きな人がいる人だと分かっていてもそれごと受け入れて愛した深い愛には心が締め付けられるものがあって、ルカもとても好きです。
彼はイオかイオの生まれ変わりとしてのレオリーノとしか幸せになれないだろうから、恋が成就することはないだろうけど、どうか彼なりの幸せを得てほしいです。
今回あれ?と疑念を抱いたのはユリアン。
確かに彼なりの愛なんでしょうけど、そういう部類の感情だったんだなと驚きました。
背中を預けるにははグラヴィスとレオリーノが結ばれるお話なので、グラヴィス√しか存在しないはずですが、選ばれない√としてはルーカス√とユリアン√もありますよね。
それぞれ妄想してみたら、ユリアンルートは籠の中の姫エンドになってしまってレオリーノにとって1番ハピエンから遠いなぁと改めて思ったのでした。
話を戻して。
グラヴィティスが盾になるということもだけど、レオリーノがイオニアの記憶があることをグラヴィスに告白することも2巻の重要な事柄だったと思うのですが、現グラヴィスの右腕で副官、過去には弟だったディルクや過去同僚だったエッボにも秘密を告げていて驚きました。
なんとなく、もっと長く誰にも黒幕がいることは伝えずに情報収集して、証拠を掴んでから告白するのかなと思っていたんです。
レオリーノだけではどうにもならない厳しい作業だろうから、早々に味方が増えるのは理にかなってるんですけどね。
それにしても、エッボ。
レオリーノのことを人前でも隊長って言っちゃう人で、これは隠し事には向いてない!あちゃー!って思う抜けた面もあるのだけど、同僚がいないことに気づいてレオリーノの身の危険を察して駆けつけたり、王弟閣下より自分の上司を守ることを優先したところで涙腺を刺激されてしまったので、好感度が高くて憎めないキャラです。
挿絵では顔が出ていないんですが、人物紹介に姿が描かれていたのを見るに、傷があっても男臭さの一部となっていて一部の層にはモテそうな見た目に思えるんですよね。
実際は能力も外見も怖がられる立ち位置なようで孤独そうでしたが。
分かる人には分かる良さだと思うのになぁ。
彼もツヴァイリンクの一件で人生の何分の1かが閉ざされる傷を抱えた人...あれがなければ伴侶を得ていたかもしれないし、子供がいたかもしれないし、別の人生があったんだろうな...と思ってしまいました。
こんな人にこれだけ信頼されたイオは、改めて正義感があって人柄もよく人徳のある人だったのだというのが伝わってきました。
…本当に本当に、この巻も最高の内容でした。。
本編がいよいよ佳境に入り、ヴィーとレオリーノの身も心も近付いた2巻。
…でも。
でもでも。
電子限定の巻末のSS、ルーカスの話が、私の中で最高オブ最高でした。
読みながら嗚咽してしまうほど…
狂おしいほど好きなのに、身体は繋いだのに、心が手に入らない相手。
眠るイオニアの隣で、恋のライバルしか呼べないイオニアの愛称を呟いて、涙を流す姿。
胸が震えて仕方ありませんでした……
2日連続徹夜で2巻まで読みましたが、このまま3巻に突入しようと思います。
1巻のレビューでも書いた気がしますが。。
読み進める手が止められないほど、夢中になれる素晴らしい小説に出会えたことに感謝しかありません。
レオリーノの美貌とハンデのある体ゆえに、防衛宮で働いても護衛つきで外出しても何か問題が必ず起こり危険な目にあってしまう様子がとても危うくてハラハラしてしまいました。
これは家族もレオリーノに関わる全ての人も過保護になるのがわかりますね。
外にだしてもらえず箱入りで物を知らないというのもあるけれど、イオニアの記憶によって本能的な使命に駆られて思わず動いてしまうんですよね。
一巻ではレオリーノとヴィーの甘いやり取りというのはほとんどなかったのですが、今巻ではその点では盛沢山の内容でした。
私がお気に入りなのは、レオリーノが自分の体からヴィーの香りがして体がおもわず反応してしまうシーンと、イオニアとの体格差に落ち込みそれでもヴィーを喜ばせたいと必死にお願いするも予想外の大人の道具(卵)に怖がりつつも甘い官能に溺れていくシーン。
閨ごとに疎いレオリーノが純粋すぎていろんな発言でヴィーを困らせたり無意識に煽ったり、思わずクスっと笑ってしまうほどレオリーノが天才的に可愛かったです。
個人的に感じた物語の見どころは、レオリーノが危険を冒してエッボに会いに行き、男たちに襲われそうになるところを、ヴィーに助けてもらうシーン。
そこでついにレオリーノとイオニアの影がヴィーの中で一致し、どうしてイオニアの記憶を持つことを今までヴィーに隠していたのかレオリーノが泣きながら話す場面は、レオリーノが抱えていたツラい葛藤が改めて伝わり苦しくなりましたが、それを受け止めたうえでレオリーノへの愛する気持ちを伝えるヴィーがとてもかっこよくて、すごく心を揺さぶられました。
レオリーノと心と体も触れ合い、乗り越えなくてはいけない壁がたくさんありつつも、自分の伴侶として迎えると宣言するヴィーはとても男前で、本当に心から二人には幸せになって欲しいなと感じました。
エッボとレオリーノの一件でルーカスとヴィーが話し合うシーンは、ルーカスに対してなんとも言えない切ない気持ちになりました。イオニアがルーカスに抱いていた気持ちを知らずにずっと苦しみ続けているルーカスの想いがどんな形でもよいから報われることを切に願ってしまいます。
少しずつレオリーノがイオニアの記憶をもつことを周囲と共有し、真の裏切り者は誰なのか、レオリーノとヴィーの関係はどうなっていくのか、気になりすぎる物語の続きを急いで読みたいと思います!
思い切りネタバレでしか感想が書けないのですが…
レオリーノが無茶をした事がきっかけで、前世
の記憶を持っている事が、グラヴィスにバレてしまいます。そこから、2人は遂に結ばれ、関係者にも真実を伝えるまでの2巻目でした。
強く戦い続けたイオニアの記憶と、イオニアとは別人である弱いレオリーノ。レオリーノをずっと苦しめていた、イオニアとは違うレオリーノ自身も、イオニアの記憶をひっくるめて、レオリーノを好きだと告げたグラヴィス。イオニアのように背中を預けるのではなく、レオリーノには背中を預けてほしいと願う。
過去の記憶と、真実をグラヴィスと関係者に告げるレオリーノには、ようやく重荷を分けるとこができたのかなとホッとしました。
そして、2人が結ばれるシーンですが…グラヴィス殿下37歳で、レオリーノはイオニアの記憶での知識があっても箱入り純粋培養な18歳。レオリーノの幼さと繊細さを可愛がる大人で甘いグラヴィス殿下で可愛かったです。そして、純粋培養が故に無自覚煽りに笑い、色々大変な老侍従に笑いました。
レオリーノとグラヴィス周辺の人々のキャラクター達も、良いキャラしてて楽しいです!
特に老侍従フンデルトとレオリーノのやりとりが今回特に可愛かったー!