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同性にしか好きになれないのかも、と自分の性癖を確かめるために新宿二丁目にやってきた未直。しかし方向音痴のため、ウリと間違えられて変なオッサンに絡まれる。。。
それを助けたのが明義で、未直は好きになってしまう。
明義はめんどくさいと言いながら、未直のメールに反応したり、ややこしい立場に理解を示したり優しいところもある。
兄に「病気だから治してもらえ」とクリニックに連れて行かれるとか、実際にありそう(あるんだろう)な仕打ちを受けてしまう。ツラい…
明義は仕事が忙しかったり、そもそも付き合ってもセックスくらいしかできる時間が無いと言われ、未直は明義の力になりたい、早く仕事を終わらせてほしいとドラッグ取引の囮になろうとするんですが、失敗して襲われてしまい済んでのところで明義に助けられる。
明義の良いところは、根は真面目というか、ちゃんと未直の家族に同居のお願いに行ったりするんですが、やっぱり警察官の信用ってすごいのね。まぁ信じちゃうというか、家族も話を聞こうって態度になります。
うまく同居を認めさせて、、、、
でもお母さんには好きな相手が明義だとバレてます(笑)
この時の母子の会話が母娘の会話と一緒なのが、なんだかほっこり来ました。母は強し。お惣菜を持たせるのも、後日、父と兄がいない時に料理を教えたりするのも。
エロは明義の言葉責めというか、会話がエロいです。
お布団シーンも多め。
この後のお話で“あの“お兄ちゃんもコッチの世界に踏み込むってことらしいので、楽しみに読みたいと思います!
久々の再読。
で、やっぱり歳の差BLで若い子が受け、っていうのあんまり好みじゃないな〜っと思った。
特に本作は、受けの未直(みすぐ)は高校3年生なんだけどちょっと子供っぽくて、ちょっと女の子っぽくもある。
すぐうるうるべそべそ泣いちゃうし。
確かに可哀想な子ではあるのです。
自分がゲイかも?って思って頼れるお兄ちゃんに相談したら勝手に変態認定されて親にねじ曲げて伝えられ、結果親は泣き。そして家に居場所がなくなり。
誰にも相談できず2丁目に行ったら、ウリ専ボーイに間違われて危ない目にあい…
そこを助けてくれたのが、コワモテの男前・三田村明義でした。
会って間も無い、何も知らないけど明義に恋に落ちた未直は、一転粘って粘って粘って…
この粘りは見習わなきゃってくらいよく頑張りました。
根負けした明義。明義という居場所を得た未直。
…はいいけど、なんで明義はあそこまで職業を秘密にしちゃったかなぁ。
そのせいで、思慮の足りない未直が突っ走ってアブナイ目にあうんですよ…
もう一点この作品のテーマとして「家族」があると思うんだけど、特にお兄ちゃんのキャラがすごい。
兄・直隆は日○銀行にお勤めのエリートさんで、頭の中がカッチコチ。自分基準の「常識」から1ミリでも外れたものは理解しない、理解できない…これが初めは超イヤな野郎っていう描写なんだけど。
終盤、明義が未直の事を話し合うために家族に話をしに行った時、もはや直隆のトンデモぶりは頂点!って感じで逆に笑えます。
未直の抱える問題、兄の強烈キャラ、そして忘れてならないのが「エロ」!
崎谷はるひ先生の筆によるエロは、もうなんともいやーらしい!エッチい!
幼めな未直が、絶倫明義にあんなことこんなことを開発されるのが超いやらしい。
エロを描写するその言葉選びがまずエッチいんですよね〜。なんか読んでて恥ずかしくなってきます。
若くて無垢な子が受けになって、アンアンひんひんなるのが読みたい!っていう方に大おすすめ。
エロエロしいけど、攻めの大人・明義にちゃーんと愛があるから、読後感は一応良いです。
私的には、幼い子がエロいのってちょっと苦手なので「萌」で。
ちるちるのソムリエさんにオススメされて読んでみました。
さすがソムリエさん、包容力のある年上攻めと高校生受けという、年の差カップルが好きな私にはドンピシャでした。
家族にセクシュアリティを全否定され、居場所がなくなってしまった受けが、攻めに全身全霊で愛されようとする姿が痛々しく、読んでいて辛かったです。
それだけに攻めがきちんと家族に話をしてくれて、和解するきっかけを作ってくれたのがよかった。
最後には、それまで存在感のなかったお母さんの立場になって、ウルウルしてしまいました。
娘を嫁に出す親のような心境になったBLは、これがはじめてです。
崎谷先生の作品はエッチシーンの文体にちょっと癖があるなあと感じていて、読みにくいこともあったのですが、この作品に関してはストレートな表現が多く、読みやすかったです。
SSも甘くて、愛に溢れてました。
シリーズ一作目。
この後に『スペクトル』『パラダイムシフト』『インセンティブ』『ファシネイション』と続きます。
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受けの未直は自分のセクシャリティに悩む、18歳の高校三年生。
攻めは刑事で強面の三田村、35歳。
内定捜査中の為、オンボロアパート暮らし。
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二丁目を目指す途中、ウリ専と間違われた未直が助けられたのが三田村。
ぶっきらぼうながら面倒見の良い三田村に、未直は恋をしてしまい…という流れとなります。
家族へカミングアウトすると変態と罵られ無視されという未直は気の毒ではあるのですが、どうにもアホの子という感じで苦手なタイプ。
ちょっと『甘い融点』の受けを彷彿とさせます。
三田村へ押せ押せなところもちょっと無神経さがあって、どうにも未直が好きになれないことでこの厚さがけっこうキツかったです(汗
そしてけっこう終盤まで三田村の職業は語られないのですが、バラした時も随分と簡単にあっけらかんと書かれていてオマケですか?という印象。
全体的にエロ多めなのはいつもの崎谷さんとしても、内容に見合わない軽い書かれ方で残念な部分が多くこの評価とさせて頂きました。
歳の差万歳なわたしにはうってつけの設定のはずなのですが、どうにも乗り切れない自分がおりました。
無念です。
男性がすきなんじゃないかと自分の性癖に真剣に悩む高校生の未直が、偶然知り合った明義に惹かれていきます。
とにかく天然な未直は、知り合ったばっかりの明義に「好き好き」とまとわりつきます。
初めは迷惑がっていた明義も未直の危なっかしくて守ってあげなければと思わせる不安定さにはまってしまいます。
未直の天然な可愛さは申し分ないし、明義の男気あふれる包容力もバッチリです。
二人が人が変わったようにみだれるエロもなかなかです(>_<)