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愛ってそういうものなんだって、腑に落ちてしまった――
お互い好き同士でも人間と吸血鬼、人種の違いで待っているのは苦しい未来…真実を知りそれでも惹かれ合う4人の葛藤に涙が止まりませんでした…噂を鵜呑みにせず自分の考えを持ち自分で見て聞いたことを信じて物事を考えられるユキくんの言動には私も惹かれ救われました。ユキくんがいたからこそのジーンの決意だよなと…愛について深く考えさせられる作品でした。それぞれの幸せを願わずにいられません。!何度も読み返したくなる作品に出会えました。
「愛してしまって ごめんなさい」
何て不条理で矛盾していて、、、そして精一杯の告白なのでしょうか
ただ愛してるという想いを告げたいだけなのに、、、
それが相手の負担になってしまう
その上確実に両思いなのに、、、。゚(゚´Д`゚)゚。
まさに吸血人類という種と人間との違いが弊害となっている切ないラブストーリー
ファンタジー設定を活かしきったこのドラマティックな世界に心が震えます
ジーンに立ち向かい切り開く勇気を与えたユキの愛
種を超え、ただその美しさと慈愛に触れ側に居たいと思わせたジーンの一途な愛
とてもドラマティックな「物語」に浸かれました
世界観を創り上げる先生の情感溢れるキャラ達のお顔の描写がまたグッと来ます
切なさや愛おしさに、そして快楽に溺れる表情、そして過ごした月日を感じさせる穏やかな表情に大きな愛を感じます
ジーンとユキ、パベルとアウラの事を想えばもうこれ以上ない良くできた上下巻!
だけどやっぱりどこか心がチクっとしてしまうのはウェクスラー先生にも救済があって欲しかったな。。。って思ってしまう
カバー下「おもてのうらばなし。」にてチラッと先生の構想がありましたが、、、そもそもの先生の相手が逃げたままだったという終わりが哀しさと苦みを私に残していました。。。
そしてそんな所もこの作品の持つ雰囲気のひとつなんだと思い、また先生の唯一無二の忘れられない世界に魅せられました
修正|絡みはありますが性器の描き込みはなくぼかしというか無な感じなので修正自体はナシで作画を邪魔しません
メインカプ以外にも話の中心となるCPがいて、
そちらの話も良きです。
パベルとアウラ。
パベルのキバには忘却の力が。
好きあっているのに、先に待つのは忘却。
それでも諦めずに向き合った結果、
少しずつアウラも「慣れ」、記憶をひっぱり出せるようになります。
最後の結婚式のブーケのくだりもよかった♡
ジーンには照れ隠しでツンツンしちゃうユキだけど、星の鱗粉を撒き散らしてしまうからモロバレ♡
描き下ろしも甘々ハッピーであったかい気持ちになれます^_^
寄宿舎の黒猫は夜を知らない とても好きだった…なんて切ないんだ。まるで映画のようなお話でした…。余韻がすごい…。ネタバレというか、何がテーマか知らない方が楽しめると思うので書かないけど世界観が好きだなぁ、何度も再読したくなる作品ですね。特にユキのキャラクター大好き。
吸血属性のあるキャラが出てくる商業BLでここまで萌えたのは、この作品が初めてかもしれません。こういう高貴な学園ものは設定や煌びやかな生活にばかり焦点が当てられることも多いように思いますが、こちらは吸血人類と人間の違い、その関係性、彼らの苦しみ、希望、問題の解決がしっかりとした流れで描かれ、萌えも読み応えも、納得のいく結末もすべて揃っていました。
忘却型の牙を持つパベルと、彼と想い合ったアウラの何度も繰り返される初めての出会いは吸血人類の苦悩に共感するには十分過ぎるものでした。そして、メインのジーンとユキ。前半でユキが吸血人類に寄り添い、ジーンへの愛も自覚して想いが通じ合っても、そこでなし崩し的に手を出さなかったジーンが素晴らしいなと。作者的にも読者的にも美味しいシーンだけれど、本人たちにとっては発情はあくまで強制的なもの。パベルの話を知った後なら尚更、ちゃんと意識がある状態で、互いの心が素直に発する好意を感じ合いながらしたいですよね。両カップルとも、相手が大事だから距離を置こうという状態に陥らなかったのも良かったです。好き合っているのが分かっているなら、相手の手を離さない方が素敵ですよね。