大人気シリーズついに完結!

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表題作スイートハート・トリガー3

アレックス・ロドリゲス,大学生
コール・ジェンソン,大学生→リーマン

同時収録作品スイートハート・トリガー3

ブラッド,アレックスの元友人でコールの浮気相手(仮
コール・ジェンソン(仮)

あらすじ

付き合い始めて3年、順調な同棲生活を送る金髪根暗ゲイのコールと、リア充巨根イケメンのアレックス。アレックスより先に卒業することが決まったコールは、一足早く人生の新たなステップを踏み出す。
禁煙も始め、新しい仕事を前に意欲を燃やすコールだったが、ある日を境に平和な日々は一転……アレックスからの“とある提案”をきっかけに、コールは互いの価値観の違いを改めて思い知らされる羽目に。
アレックスへの想いと、それでもわかり合えない苛立ちにさいなまれたコールは、次第に自棄になり…
【恋人→パートナー】への獣道を歩み出した、こじらせ格差恋愛カップルの行方は…?

作品情報

作品名
スイートハート・トリガー3
著者
ニャンニャ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス moment
シリーズ
スイートハート・トリガー
発売日
電子発売日
ISBN
9784801974500
4.5

(173)

(128)

萌々

(27)

(12)

中立

(5)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
27
得点
789
評価数
173
平均
4.5 / 5
神率
74%

レビュー投稿数27

フィクションとリアルの狭間

1巻から読んでいてようやく3巻をゲット...

2016年に1巻を購入した時に、
かなり生々しいなと感じていましたが、3巻でもフィクションとリアルの狭間にいてまるで本当に彼らが会話しているのを盗み見ているような気持になりました。

すごく考えさせられるような深い内容もあり
二人のどうしようもない言葉にはしないけどわかれよ!(わかるかーーーーーーっ!)がずっと続いていたのが終盤やっと言ったか...........はぁ~って感じで

作品という以上にスイートハート・トリガーというジャンルなんだなと身に染みて感じました。
最近海外ドラマを見ている関係で銃社会や習慣などを少し知ったことで
より深く楽しめたのかなとも思っています。
もし深く読み込みたい方は人気な海外ドラマシリーズを見て世界観感じて読み返すとより感じるものもあるかも.....

心にずしんとくるいいお話でした。

1

1と2は好きだったけど、、

本作は私にとっては少し薄暗かったです。暗い作品も大好きなのですがいきなり3でガラッと雰囲気変わったので少し驚いてしまいました。
半年別れた後の復縁後、なんか2人の間の空気が重々しくなってしまって気がします。今後2人は大丈夫なのでしょうか…?不安が残る終わり方でした。前はクスッと笑えるシーンがたくさんあったりしましたが3ではあまりなかったのも大きいかもしれません。1と2が好きだっただけに、少しがっかりしてしまいました…。でも好きな漫画家さんなので今後も楽しみにしています。

0

THE アメリカの事情CP

最後まで緩まず面白かったです。1〜3まで一気読みをおすすめしたいです。
BLのテンプレ以外は厳しいな〜という人にはあんまりおすすめできないかもなのですけど、海外ものが好き、面白い漫画が好きな人はぜひ♪

カップルの価値観の相違が生々しいターン。
友人のビアンCPに精子提供をすると言い出すアレックスと、それが我慢できないコール。なんで嫌なのか!?を伝えたら嫌われるんじゃないかともだもだしているコールの態度が状況を拗れさせて…ただ、今回はコールの悩みについてはとてもわかりみ〜、、、。自分と恋人のではなく、自分の遺伝子を他のところにあずけてその子供を見たいっていうアレックスの欲求がわかりにくくて、父親になることと精子を提供することは違うっていう考え方もちょっと抵抗ある…。普通に女と結婚すれば?って思うし、それにやはり、あの切り出し方はコールが言うように”決定の上の報告”でしかなくて、”相談”じゃないもんな…。同じことを自分がされたら(って普通はBL読みながら思わないことだけどw)って考えたら、絶対NOだなと…。

コールが壁にぶちあたるといつも賢者ブラッドが現れる…コールってブラッドと対話することで大人の階段を一段あがるのですw ブラッドって本当に良い奴!って思いながらも、ここまで巻き込まれて振り回されて、それでも淡々といいこと言えちゃうっていうのもなんとなく人間味が薄いというか、善人がすぎるのもやばいのでは…と気づいてしまいました。

アレックスより一足先に社会に出たコールが、少しずついろんな人がいていろんな価値観があるということを経験しながら、少しずつ自己肯定感をあげてくんですよね。最終的に、自己肯定感がカンストしてるアレックスとどうにか”ディスカッション”できるようになって、なんだかホッとしました。そこで、ようやくコールにアレックスの”パートナー”なんだという自覚がうまれた印象を受けたのでした。

というわけで、やっぱり互いのチ○コとア○ルは手放せないってことになるわけですが、どうしたって価値観のすり合わせが難しいふたりですから…いくら努力したところで、いずれは違う道を行くだろうな〜って気配を、一応”はぴえん”ラブラブなエンディングのなかに感じずにはいられないのでした。

1

ヒリヒリする恋

いや、もうこれは神領域でした。
2巻あたりでちょっとストーリーがブレたかな?と思いましたが、3巻通して読むとあらためて2人の焼け付くような人生をかけた恋の物語が読み応えありました。

子供が欲しいアレックスと、他人に精子提供するなんて考えられないコール。
こういう考え方の違いは本質的なので、一緒に生きていく上で正面から向き合わなくてはならない問題。

別れてはくっつくを繰り返すのは、窮鼠はチーズの〜 を思い出させます。あれもヒリヒリするお話だった。

当て馬さんも登場するけど、いい人。
アレックスに会ったら何もかもどうでもよくなるくらい、好き。きゅんと来ます。

これで完結とのことですが、作家さんの今後の作品にも期待。

1

no one‘s perfect

完結巻。

まさかこういうテーマ?とほんとに驚いたのが、アレックスの精子提供。
こういうテーマもありか!と心底ビックリした。
冒頭は、順調に甘い恋人関係、順調に卒業できたコール、そして順調に就職も決まり、という幸せスタート。
そこにブチ込まれるのがそのアレックスの問題発言。
友人のレズビアンカップルが子供を欲しがってるから精子を提供するという。
これさ。
自分のパートナーが男のコールだったから無遠慮に承諾しちゃったの?
もしアレックスのパートナーが女性だったらこの件あり得ないと思うのよね。奥さんが不妊だからオレは友達に精子提供するよってさ。ある?
ともかく、コールはショックを受けてまたまた精神崩壊的になっちゃう。
リストカット。
ピアッシング。
ついに言い合い。
お別れ。
あ〜心が痛い。
で、また驚くのが例のレズビアンカップルよ。お別れしちゃったんだって!
あんたらのせいで別れたのに。って。
彼女たちの方もコールが反対したから運命が変わっちゃったわけだからお互い様なんだけどね。
そんな感じで、人生の「タラレバ」が炸裂する。
好事魔多しっていうか。
人生って怖いなって感じたな…

さて、アレックスはアレックスで昔の彼じゃないんですよね。
彼にしてみたら、自分のせいでコールが傷つく、いつか死ぬのかも、という恐怖を覚えて離れたんだ、と。
アレックスの「弱り」を見れて良かったかも。
コールの方は強くなったし!
2人で色々譲ったり支えたり共有したり。そうやって進んでいくんだろうな。
またトンデモな事件が起こるかもしれないけどね!

0

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