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エロに油断してはいけない
アオネ先生初読みです。
エロの合間にストーリーが語られるのか、ストーリーの合間にエロがふんだんにあるのかどっちや…と読んでいて思っちゃいました。どちらでもいいんですけど。おもしろかったので。
冒頭、巌が聖良にひどいことをしてこいつは悪い奴だと見せておいて…聖良を拾い育て乱暴な態度ながら愛情があることを描いてくるのが効く。時々かっこいいのがズルい。
聖良がいじめられるからヤクザをやめたり、結婚指輪を外さなかったり、浮気を許さなかったり、なんだかんだ浮気はしていなさそう…などなど巌なりに聖良を大切にしている。
巌は生い立ちから愛情表現の仕方がわからないてやつですかね。
聖良が語っていたように巌は捨てられた聖良に自分を重ねて拾ったのかもしれない。
聖良にとって巌が全てで光であるように、巌にとって聖良が光で救いだったんでしょうね。全身全霊で自分を求め欲しかった愛情を注いでくれるから。
ラストの聖良のモノローグもよかったです。
エロの合間に油断していると感動していました。
H多すぎですwww
頭空っぽにして読めば、エロエロで可愛くて笑えて楽しい！！
ただ、あり得ない！！とか、育ての親としてどうなの？！とか、受のせらがお腹痛いって言ってるのに、無理矢理してウン◯漏らしちゃうとか可哀そうとか、ちょこっと気になっちゃいました。
どれも、せらが望んだことだし、現状をせらは幸せだと思っているし、浮気するけどいわおは、なんやかんやでせらが好きだから、フィクションとして深く考えずに楽しもう！！と途中から思いました。
まあ、しょっちゅうHしてる！朝と夜はほぼ毎日www
だから、数ページごとにH話ですよ〜
せらが、健気で可愛いし、アホ。
いわおが好きで、いわおの為だけに生きている感じなので、いわおが死んだらきっと後を追うんだろうなぁ。そして、それはいわおも同じ感じで、最後はじんわりきました。
どエロいのに何故かほっこり
元ヤクザのクズ攻めと攻めにゾッコンな一途受けの甘々♡夫夫性活！
ポップな表紙ですが、中身はめちゃくちゃエロかったです。8割？いや9割方エッチばかりしていました。
とことんエロが多いんですが、何故かほっこり。
読後は末永くお幸せに…と少し涙腺が緩みました。
実親からネグレクトにあい、ヤクザの巌に拾われ育てられてきた聖良。
もう、この拾われるシーンから既に涙腺に来ていました…。幼な子が酷い目に遭うシーンは精神にクる…。
けど、巌に会えて本当に良かったね…と言う気持ちに。
皆さん仰るとおり、兎に角、巌が超絶クズい‼︎
寝ている聖良のお尻にマヨ注入でチン挿入するわ、お腹を下して嫌がる聖良に構わず挿入するわ、挙句、女と浮気するわで、BL界隈でも類い稀なクズレベル。
ですが、随所に聖良への愛を感じてしまい、何故か許せてしまうと言う…。
育て親がヤクザと言う理由で虐められる聖良の為にヤクザを辞め、中卒で良いと言い張る聖良を説得して（巌流）高校へ通わせたりと、何だかんだしっかり保護者として愛情を持って接してるんですよね。
聖良との初エッチもちゃんと18歳になってから…と、聖良を大切に思う様子が伝わってきます。
また、淡々としているように見えて、初エッチ中の巌の幸せそうな表情にキュンとなりました♡
小さい時から巌が大好きな聖良にめちゃくちゃ癒される〜〜‼︎ずっと大好きですが、盲目的に尽くすのではなく、嫌な時はしっかり拒否する姿勢も好印象（しかし、拒否権は無い）
攻めにゾッコン一途受けと、何だかんだ受けを大切にしているクズ男の溺愛っぷりを堪能できる本作。
甘々カップル物として萌えつつ、子育て漫画のように何処かホッコリ暖かい気持ちになる一石二鳥な読後感でした。
▶︎シーモア/白抜き修正
攻めの性格はタイプじゃなかったけど…
裸エプロンの男の娘、普段こういう表紙の作品はあまり買わないんですが何故か本棚にあったコチラ。
作者さんもお初の方でした。
攻めがまあまあのクズで、受けへの対応がちょっとひどくて完走できるかな…と思ってました、始めは。
だって受けがお腹痛いって言ってても、自分がヤリたければヤルんですよ。
なんたる自己中。
受けとの初めても、攻めが女とヤッてて途中で邪魔されての続きだし…個人的には萌えた！っていう感じの作品ではありませんでした。
…が、所々イイ！って思えるシーンや小ネタもあって、面白くなかったとも言い切れない。
受けも攻めもH大好きでヤリまくりですが、それだけじゃない、優しさや愛情も感じられるところが良かった所かなと思います。
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