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表題作ムーンリット・ウェディング

れき都の第1皇子・暁飛
蓮都の第2皇子・白蓮

その他の収録作品

  • あとがき
  • ただいま婚礼準備中!蓮都王宮にて(その後のエピソード)

あらすじ

「白蓮皇女をわが妻にいただきたい」蓮都の皇女・白蓮に暁飛から結婚が申し込まれる。
古くから反目しあう両国の和睦を考えての申し入れだったが、白蓮は実は男!昼間はヤマネコに変化するという秘密を隠すため、女として育てられていたのだ。
なんとか求婚を撤回させようと、白蓮は暁飛に近づくが…。
大人気シリーズ、ついに完結。

作品情報

作品名
ムーンリット・ウェディング
著者
水壬楓子 
イラスト
白砂順 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
シリーズ
ムーンリット・ハンティング
発売日
ISBN
9784344809352
4.3

(8)

(4)

萌々

(3)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
35
評価数
8
平均
4.3 / 5
神率
50%

レビュー投稿数3

おいしすぎるっっ!

動物変身モノ パート5。
狼、蝙蝠、兎、蛇 ときて・・・最後は・・・ トラ&ヤマネコ!
しかも、攻は夜にトラ 受は昼にヤマネコ になる すれ違いCP♪
つまり、人型で会えるのは、 早朝と夕方 のみ・・・
うわ~ これはかなり切ない!?
トラと受、 ヤマネコと攻、 人間同士、 の3通りの組み合わせが、
すんごく美味しくて最高でした☆
暁飛&白蓮が、シリーズ中 1番好きな獣CP♪

<ムーンリット・ウェディング> 
【れき都の第一皇子・暁飛×蓮都の皇女・白蓮】
受は、攻の秘密を握ろうと、ヤマネコ姿で忍びこむけど・・・人型に戻ってしまい大ピンチ!
ココのシーンが笑えるんだけど、要注意もアリマス★
ベッドに縛られた人型の受を、夜になりトラに変身した攻が、
アレを舐めてイかしちゃうんだよね~ (ソーニューはナシ)
動物ありえない!って方は、スルーですvv
私は全然平気、むしろINありでも・・・^^;  同人誌に期待(腐)

人型の受 ⇔ 攻のトラ姿
ヤマネコ姿の受 ⇔ 人型の攻
と、お互いに動物の正体を知らずに懐くのが、タマんなかったwww
ナデナデ、モフモフ、無邪気に抱きついたり、可愛がったり。
動物の時の、複雑な心境とかw
かなりジレったくて、萌えました♪

ハッピーエンドとはいえ、人間同士でいられる時間が、かなり少ないから・・・切ないくらいのラブラブ? と思いきや。
ケンカばっかなんだよね~^^;
人&動物の方が、イチャイチャしてて甘く感じる(笑)
受が女王様系ツンで、デレ少なめ。
攻は俺様だけど、受にはちょっぴりヘタレ気味w
このスタンスがヨイです! ツボです!

口絵のイラスト (受が トラに抑えつけられてるw)も すごく キレイだし、ストーリーも おもしろいし、さすが最終巻! 大満足♪

<~婚礼準備中>は、 
トラ姿で襲ったら即離婚!と噛みつく白蓮と暁飛の痴話ゲンカ(笑)
シーツを補給するという、受の兄・青蓮のセリフが笑えた。
ケンカする程仲がイイというか、なんか微笑ましくなりました。

シリーズ全体を通して思うのは・・・・ 
動物CPが ツボ! 
イラストが イメージ通りでキレイ! 
タイトルが ヨい!
ということ。 水壬先生&白砂先生、素敵な作品をありがとう!
動物たちの特徴を見事に活かしてて、すんごくおもしろかった~♪
これで完結なのが、ホント残念;;
あれ? そういえば・・・
喋る鷹がいたけど、結局、人型に変身しなかったなぁ
ちょっと楽しみにしてたのに。
同人誌もオススメなので、機会があればぜひ(*^-^*)v

2

なかなか好きですww

シリーズ7作目。
最終巻です。

漻都の世継ぎ・暁飛×蓮都の「睡蓮の姫」・白蓮

白蓮はある理由から第2皇子でありながら病弱な姫君として育てられていた。
その理由とは、白蓮が昼間はヤマネコになってしまうということで。
できるだけ誰にも合わないようにして暮らして来た白蓮。
そんな蓮都と対立関係にあると言っても過言ではない漻都の世継ぎである暁飛から突然に白蓮を皇太子妃として迎えたいと申し出があって…。

これ、なかなか面白かったです。
シリーズでは2番目に好きかも(一番好きなのは「ムーンリット・テンプテーション」)
ネタを明かしてしまえば、昼間はヤマネコになってしまう白蓮と夜はトラになってしまう暁飛の恋物語なのですよ。
で、互いに互いの動物姿など知らないままに白蓮はトラに、暁飛はヤマネコにどこか優しく接して。
最初の出会いは白蓮と暁飛という共に人間の姿でその状況からも最悪な出会いにしかならなくて。
白蓮は美形だけど強気というか勝気というか。
何か言われて引き下がるというよりもキッと睨みつけるタイプで。
暁飛は傲慢というか俺様というか。
自分が欲しいと言って手に入らないものはない、みたいなところがあって。
その対立というか反発しあう感じでありながら、動物姿で接してみると思いのほか優しくされたりで、そのギャップにやられてる部分もあったり。
人間姿の自分には興味もなさそうなのに動物姿の自分は必要とされていたり。
自分自身に妬いてみたり。
とにかく、全体的に白蓮と暁飛のやりとりが好きでした。
そして、最初の求婚の理由を知った白蓮としては自分が欲しがられる理由を信じ切れずにいるところがあったりして。
それを暁飛が他の王家の面々が揃う正式な場で堂々と誠意を持って礼を尽くして求めるシーンがステキでした。
どこまでもケンカ友達というか言い合いは絶えなさそうな2人ですが、それでも全てを晒け出せる、何も隠さずにいられる相手に出会えたことはやはり運命なのでしょうね。
暁飛の「俺とともにいるために生まれてきた」というところがとても好きです。
そして、遂にというかなんというかチラリと獣○ちっくなシーンが。
入れてませんが2回イカせてました、トラが白蓮を。
いやー、入れなくてよかった(苦笑)

シリーズ終了はちょっと淋しいですね。
ほかにも気になる方はたくさんいたので。
って、それら全部をBLしてたらホントに国が滅びますね(笑)

2

腐った願望が生まれました・・・

攻・暁飛(26) レキ都の第一皇子 夜は白虎
受・白蓮(18) 表向きは「皇女」 昼間はヤマネコ

シリーズの最終巻を最初に読んでしまいました。
でもこれだけでも十分に楽しめました。

王家のは何代かに1人の割合で、人でない姿をあわせ持つ者が生まれるという言い伝えがありました。
白蓮は昼間だけヤマネコの姿に変わるように生まれたため、皇子ではなく皇女としてひっそりと育てられます。
が、昼間はヤマネコの姿であちこち出歩いており、宮殿ではヤマネコは白蓮の飼い猫であるという認識に。

レキ都の第1皇子・暁飛から、白蓮を妻にとの正式な申し出があります。
白蓮はネコで、男。
結婚なんて出来るわけがない。
しかし一国の皇子の正式な申し出を下手に断ることも出来ない。

ネコの姿で暁飛を偵察に出かけた白蓮は、うっかり居眠りこいて日没までに宮殿に戻りそこね、人間の姿に戻ってしまいます。
しかも全裸(笑)。
そこを暁飛らに発見され捕らえられてしまうのですが…。

白蓮を捕らえた暁飛は、からかうつもりで体中を愛撫。
途中で姿を消したと思ったら、現れたのは白虎。
その白虎が暁飛の続きを…(笑)。

暁飛は晩餐の席には絶対に出てきません。
彼も秘密を持っています…白蓮とは逆に、昼間は人間の姿をとるのですが、夜はトラになってしまうんです。

動物の姿と人間の姿と。
互いに知っているのに、同一の存在であると気づかないまま話が進みます。

白蓮が暁飛の悪口を言いながら、白虎の耳を引っ張ったり、背中を撫でたり、指先に尻尾を絡めてみたり、前足の爪に指を引っ掛けてみたり、白虎の腹をクッション代わりにしてみたり…。
無意識にじゃれてる姿はカワイイです。
白蓮に撫でられてぐるぐると喉を鳴らす白虎もかわいい~。

もふもふ、いいなぁ。

2人が人間の姿で会うのはほんのわずかの時間です。
そのわずかな時間でのやりとりもいい。

できれば、片方が動物の時(夜を希望)のエッチがあると良かったのになぁ…と個人的な腐願望で締めくくります(汗)。

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