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2ndバージンのじょうずな捨て方

2nd virgin no jouzu na sutekata

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表題作2ndバージンのじょうずな捨て方

KEI(佐伯慧)
AV男優,サラリーマン
相羽智秋
28歳

その他の収録作品

  • カワイイカレシのじょうずな飼い方/描き下ろし

あらすじ

元カレとの初めてのセックスがうまくいかず、マグロ呼ばわりされ捨てられた智秋。酔った勢いでゲイ向けAVの男優募集に応募した彼が出会った、極上の男とは……!? ずんだ餅粉が描く、とびきりていねいなプライベートレッスン!

作品情報

作品名
2ndバージンのじょうずな捨て方
著者
ずんだ餅粉 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784403668012
4

(192)

(74)

萌々

(74)

(36)

中立

(3)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
27
得点
777
評価数
192
平均
4 / 5
神率
38.5%

レビュー投稿数27

相手への言葉と想いの重み

ずんだ餅粉先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
執着 3
エロ 2
調教 1
な感じだと思います。

けーくん×智秋さんのカプです。

元彼にマグロと言われてしまった智秋さん。酔った友人の、ゲイビ男優として経験を積めば、という助言を真に受け、酔った勢いのままゲイビ会社に電話をしてしまい、翌日面接をすることになり…。

元彼との初めてで、緊張してしまった智秋さんは、マグロだったり勃たなかったりで、それを慧くんこと、けーくんに指導という名の調教を…ですが、そこまで調教や開発って感じの絡みではなかったですね。結果としては、単に元彼が下手だったのでは?と結論になるので、けーくんの手管で智秋さんも普通に感じて勃つようになります。

作品の雰囲気として勝手に、エロ多めで、ポップで軽めな感じなのかなと思っていたのですが、違いましたね。
帯やあらすじに、「とびきりていねいな」と書かれていましたから、前戯などの絡み描写はゆっくりめで確かに丁寧で、登場人物それぞれの心理描写や思いを秘めているので、もどかしかったり、駆け引きや含みを持たせた言い方などで、軽いどころか皆んな腹の探り合いをしているようで、ちょっと重く感じましたね。

読んでいて分かるのですが、智秋さんのことを想っているけーくん。その為、智秋さんと身体を重ねたい、でもそうなると智秋さんがゲイビ出演してしまう。葛藤を抱えるけーくんとけーくんが相手なら、とけーくんに惹かれていく智秋さん。長年の想いが報われる瞬間のけーくんが堪らないので、是非とも読んでほしいです。

0

いい意味で何度も裏切られる展開が楽しい

男性相手の悲しい初体験の思い出を事細かに饒舌に友達に打ち明ける智秋。
大学時代からの友達で元想い人と、こんなにあけすけな話ができるのって、発想はちょっとどうかと思うところはあるけれど、人柄が良いのだと思います。
かわいそうなんだけれど、かわいいし、いい子です。
酔った友達のとんでもない提案にのっかって電話をして、翌日に後悔したけれど、ちゃんと面接に行くなんてやっぱりいい子。
とりあえず仲良くなるためにホテルへ、という展開は、共演のための同居へ、というBLあるあるパターンの、特急版という感じ。その後の展開も、芸能もののあるあるの強烈版、という感じです。
あるある、と、強烈の匙加減がうまくて楽しいです。

なにやら思惑のある先輩男優、ケイに週1、指導されることになります。
本来の目的からしたら、願ったりかなったり、というとんとん拍子の展開なのだと思うけれど、こういうところも逃げないでちゃんと通う智秋がいい子でかわいいです。

棚から牡丹餅的なあっさり両想いエピソードかと思ったら、ストーカーに腹に一物ある友人に、会社の人に、とどんどん不穏な様子になってきます。
最初とのギャップがなかなかすごいです。
後半は怒涛の展開、あれこれ広がったあれこれが、きれいにおさまるところに収まった大円満でした。

いい意味で何度も裏切られた作品でした。





1

受け側より攻め側に感情移入してしまう

智秋の態度や言動が何となく軽く見えてしまって、慧に対する気持ちにもそこまでの熱量を感じられなかった。本人としてはかなり感情入れ込んでいるとは思うんだけど、あっさりくっついてしまったなという印象でした。

そもそもの智秋のキャラのせいかもですね。飄々としていて、深入りさせない一定のラインがある感じがするのは。
あんまり物事を深く考えない思慮の浅さは智秋のチャラさそのものだけど、そういうキャラがあってこそゲイビの世界に飛び込むキッカケになった…つまり、慧と出会うことにも繋がったわけだし、ああいうキャラで正解なのかな。その反面、慧の一途さには感情移入できたので、そこは良かったです。

ゲイビ業界の話だったのでもっとエロエロかなと思っていたけど、意外と控えめでストーリー重視な作品でした。
作者さんの別の作品(3Pもの)を読んだことがありますが、かなりエッチだったので身構えてましたが、全然そんなことなかったです(笑)登場人物のビジュも良いし、ベッドシーンも濃すぎず淡白すぎずボリューム的にも丁度良い感じでした。

その後の2人の進捗状況が気になりどころですね。
続編も出てるとのことなので、今から読むのが楽しみです♪

1

ナイスネーミング!!

ものすごく内容のある作品で、読み終わった後の満足度が高い!!

高校生の時に後輩の男に告白され、それからゲイよりのバイになった智秋。やっとできた彼との初めての時に上手くいかずマグロ呼ばわりされ捨てられた。根に持った智秋は酔った勢いでゲイビ会社に連絡し、面接に行った先で出会ったケイにレッスンを受けることに。。。

なんとなくケイの正体は分かるのですが、それ以外にも伏線が貼られており、最後のまとまりも良く面白かったです。
絵の美しさや、Hのエロエロさもちょうど良く、ホントすべてにおいて、良い作品でした。
この続きも読んでみたい気持ちもありますが、完結の仕方がすっきりしているので満足です。

3

年下敬語攻めが好きな人は絶対にハマる!!

私がBLにハマったきっかけが、このセカステです!表紙の受けの可愛さに心を奪われてしまい、即買いでした。

読んでみると受けの智秋の可愛さはもちろん、攻めの慧のビジュがありえないくらい良きでした!
慧は、経験豊富なのにたまに童貞っぽくてマゾいのが個人的に性癖に刺さりました。
年下、黒髪、敬語が好きな人は絶対にハマるので、ぜひ一度読んでみてください!!

ボイスドラマ化もしているので、本誌と合わせて、けーくんと智秋くんの声をききながら読むのもおすすめです!

4

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